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初監督のANARCHY、先輩・Zeebraの言葉に困惑! 野村周平主演映画「WALKING MAN」公開

  • 2019.10.21
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ANARCHY監督、野村周平主演による映画「WALKING MAN」の公開記念舞台あいさつが行われた
(C)2019 映画「WALKING MAN」製作委員会

【写真を見る】ANARCHY、初めての監督で奮闘中!

日本を代表するカリスマラッパー・ANARCHYが初監督で挑む完全オリジナル作品で、野村周平が主演を務める映画「WALKING MAN」が10月11日に公開され、10月20日に東京・新宿バルト9で公開記念舞台あいさつが行われた。

“ド素人”監督・ANARCHYが撮影を振り返る

この日行われた公開記念舞台あいさつには、ヒロインを務める優希美青、ANARCHY監督、そしてスペシャルゲストとしてヒップホップアーティスト・Zeebraが登壇。

ANARCHY監督の「映画を作りたい」という強い思いが実現し作られた本作は、貧しい境遇に生まれ人前で話すことが苦手な一人の青年・佐巻アトム(野村)が、ラップと出会うことで自身の道を切り開き、底辺の生活から抜け出すために奮闘する姿を描いた青春ドラマ。優希は、アトムの妹・ウラン役を務めている。

12日に予定されていた初日舞台あいさつが台風の影響で中止となるも、この日改めて実施。ANARCHY監督と優希は、多くの観衆が映画館に集まってくれたことに礼の言葉を述べる。

そして、ANARCHY監督は「いろいろ、みんなに届けられるメッセージがたくさんあったので、映画という形でみんなに届けばなという形で、この映画を作りました」と、映画作りを決めたときの気持ちを改めて振り返った。

だが、今作が初監督となるANARCHYは、映画作りとしてはド素人。「キャスト、スタッフの中で一番分からなかった」と、さまざまな壁にぶつかっていたことを回想し、「いろんな苦労はあり、勉強してどんどん学んでいった感じなので、映画って大変なんだなと思いました」と苦労を口に。

一方で、「バイブスで船を動かしたし、その舵を取るのは僕なので、行くところまで行くしかない。手を出したからには、自分の今持っている力を精いっぱい出して、みんなに届けられるメッセージを込められたらと思い、映画を作りました」と、覚悟を持って映画作りに臨んだことを明かした。

そんなANARCHY監督に対して、優希は対面前には怖い人間だと恐れていたことを振り返る。

撮影現場に関して「現場がピリピリしていても、ANARCHYさんがハッピーオーラが出ているので、サーっといい雰囲気になっていたと思います」と語り、冬の撮影現場で暖かい飲み物を優希に与えるなど、気さくな面も見せており、優しい雰囲気を感じたという。

ANARCHY監督は、優希に「結構大変な役をさせたなと」と話しつつも、優希自身の演技には「結構、表現するのは難しかったと思うけど、台本を読んで自分の中にキャラクターをしっかり心に入れてくれ、現場に挑んでくれたので、特に僕が言うことなかった。最高の女優です!」と絶賛した。

映画「WALKING MAN」場面カット
(C)2019 映画「WALKING MAN」製作委員会

NY留学中の野村周平からメッセージが届く

ANARCHY監督は、「時間がない中で、楽しかったという現場に対して戻りたいか?」と尋ねられ、「戻りたくはないですね」とキッパリ。

「戻るくらいなら、新しい映画を作って、またメッセージを届けたい。この作品が音楽でいう1stアルバムにもなる作品になったと思うので、見てもらって、また次のステップに進みたい。『また映画を作りたい』という気持ちも僕の中に芽生えたので、これからも作品を作っていきたいという気持ちになっています」と語る。

優希が演じるウランは、アトムに対し生意気な態度をとる妹であり、役作りとしては私生活で弟に罵声を浴びせられることが参考になると考えたと言い、「弟を参考に役作りをして、周平に暴言を吐いていました」と明かす。

そんな優希の役作りに、ANARCHY監督は「台本にないくらいの暴言を吐いてくれましたね」と入れ笑いを誘った。

主演の野村は、現在アメリカ・ニューヨーク留学中のため、この日は登壇できなかったが、この舞台あいさつに向けてしたためていたメッセージを紹介。

メッセージでは「僕もANARCHY監督も、全スタッフも本当に魂を込めて作った作品なので、皆さんぜひ楽しんでください」と言葉を寄せながら、現在はニューヨークでラッパーを目指してリリックを書き奮闘しているとの近況を伝え、「日本に帰ったら、ラッパーとしてデビューするので、ANARCHYさんよろしくお願いします!」とコメント。

それを聞いて、ANARCHY監督は「ラッパーになることを、なめんなって」と痛恨の言葉を返しながら、「でも、(彼は)最高の俳優です、最高の演技をしてくれるし。ラップをしたらウィル・スミスみたいになるかな、彼には期待しているし、また一緒に仕事をしたい」と語る。

また、「何で不在なんだ? 主演がいない舞台あいさつで、プチパニックになっています」と野村不在の舞台あいさつの心境を語る優希は、「手紙で“ANARCHY”って4回も書いているのに、“美青”という名前がなかった。お兄ちゃん、妹に対してコメントなかったです…」と少し寂しそう様子を見せていた。

ANARCHY監督にプレッシャーを掛けるZeebra

ここで、スペシャルゲストのZeebraが登場し、映画公開のお祝いとしてANARCHY監督に花束を贈呈。

「先輩が来られたら緊張しますわ」と恐縮するANARCHY監督に、Zeebraは昔ウィル・スミスが映画舞台あいさつに登壇したときのことを振り返り、「そのときにウィルはラップしてくれました。ANARCHYはどうなのかな~! さんざんやらせたのに、俺のときにはやってくれないなんて寂しいな~」とプレッシャーを掛け、会場を沸かせる。

そして、Zeebraは「ヒップホップって、例えば“Zeebraは若いうちにオヤジになった”とか、“ANARCHYは悪かった”とか、みんなそういうストーリーが楽しいじゃないですか。だから、その意味でやっぱり映画というのは、本当にそのストーリーを疑似体験できるものとして、ヒップホップにはすごく大切なもの。でも、なかなか日本ではそれを作るということを、これまでやってこれなかった。それをANARCHYがついにやってくれたということで、すごくうれしく思っています」と、ANARCHY監督を称賛。

最後に、ANARCHY監督は「自分が詰め込みたいメッセージも詰め込んだし、みんながこの映画を見て、夢がなかったとしても夢を見つけてもらったり、夢を持っている人も一歩踏み出す勇気になるような映画になったと思うので、皆さんも広い心でこの映画を楽しんでください。そしてみんなヒップホップを好きになったり、ラップに興味を持ってもらったり、一歩踏み出したり、夢を持ってもらったら、俺はこの映画を作って良かったなと思います」とメッセージを送った。(ザテレビジョン)

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