【モデルたちの真実】熾烈な生き残り競争の先に、華やかなランウェイがある。

トップモデルがランウェイを歩く姿は凛々しく、自信に満ちあふれて見えます。流行の最先端を着飾るスレンダーなモデルたちは、洋服を演出するもうひとつの主役。

ですがこれは、私たちが表側から見ている、華やかなモデルの表面にすぎないのかもしれません。ファッションモデルたちの舞台裏に迫った米国サイトの記事から、彼らの厳しい現実が見えてきました。

これは、ファッションモデルの労働条件改善のために立ち上がった組織「 MODEL ALLIANCE」のPR動画です。2012年の創設以来代表を務めるSara Ziffも、元モデルとしてスポットライトを浴びた経験を持ちます。
健全なモデル業界の職場保護を目指し、Saraが意を決して立ち上がった理由。そこには、モデルたちの過酷な労働状況がありました。

平均年収は 約320万円

モデルたちの報酬は幅が広く、ジゼルやミランダ・カーといった世界有数のトップモデルは、出演料が1億円を超えることもあるようですが、一般的なモデルの平均年収は、およそ320万円と言われています。

駆け出しのモデルたちにとっては、知名度を上げるために無報酬でショーへの参加をすることも少なくないほど、厳しく狭き門のよう。さらに、撮影スケジュールは早朝から深夜に及ぶことも。もちろん次の職場と仕事の保証はありません。

半数以上が13歳から 16歳でキャリアをスタート

ほとんどのモデルが、こうした若い時期からキャリアをスタートさせます。家族から遠く離れ、たったひとりで成功を掴んでいかねばなりません。収入も低いため、モデルエージェントに借金をして生計を立てているといった話も。

近年、モデルの低年齢化への傾向を批判する声が高まり、全米ファッションデザイナー委員会は、モデルの最低年齢を16歳に引き上げるよう業界に求めました。
いち早く動いたのは、日本でも人気のファッションブランドMarc Jacobs。2012年以降、16歳未満のモデルを使用しないことを決定し、広く世界に示して話題となりました。

痩せなければいけない という強迫観念

MODEL ALLIANCEの調査によると、モデルたちのおよそ64%が、エージェントから減量を指示された経験があることが判明。いわゆるダイエットとは言い難いほど、度を超えた減量を強いられることもあったようです。それは、ときに命が危うくなるほどに。

2006年、南米の女性モデルが、摂食障害が原因で亡くなりました。「痩せなければ」という強迫観念が、亡くなったモデルを苦しめていたのかもしれません。

女性モデルたちの痩身傾向化を受けて、2012年よりイスラエルではBMI数値が18.5に満たなければ、広告への使用を禁止すると発表しました。また、今年に入りフランスでも、過度に痩せたモデルを使用することを禁じる法案が提出されるなど、痩身化に歯止めをかける動きが出てきました。

まばゆいスポットライトの裏で、熾烈な競争に勝ち抜くため、彼女たちの過酷な現状を動画では、本人たちが語っています。ですがMODEL ALLIANCEの登場で、少しずつ労働状況も改善の方向に向かっているようです。

ここ数年、日本でも小学生のうちから雑誌やイベントで活躍する女子小学生モデル(通称:JSガール)が急増中。女の子たちの憧れの職業にファッションモデルが君臨するかと思いきや、意外にも最新の調査では、なりたい職業上位100のうち、モデルは70番目という結果に(「13歳のハローワーク」2015年)。

ここで紹介したような厳しいモデルの実情を子どもながらに理解しているのかもしれませんね。

Reference:Mashable

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