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「知」から「創造」する作家。カミーユ・アンロ日本初大型個展。

  • 2019.10.18
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《青い狐》The Pale Fox 2014 チゼンヘール・ギャラリーでの展示風景<br /> installation view at Chisenhale Gallery<br /> courtesy the artist and kamel mennour (Paris/London)Metro Pictures(New York)KÖNIG GALERIE (Berlin)(c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019
《青い狐》The Pale Fox 2014 チゼンヘール・ギャラリーでの展示風景 installation view at Chisenhale Gallery courtesy the artist and kamel mennour (Paris/London)Metro Pictures(New York)KÖNIG GALERIE (Berlin)(c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019

映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使して「知」から「創造」する女性作家、カミーユ・アンロ。日本初となる大型個展「蛇を踏む」では、大型のインスタレーション作品を含めた作家のこれまでと現在を総合的に展示する。

彼女の作品は、文学、哲学、美術史や天文学、人類学、博物学さらにはデジタル化された現代の情報学など、多岐に渡る自身の持つ教養から生み出されるものばかり。映像作品『偉大なる疲労』で第55回ヴェネチア・ビエンナーレの銀獅子賞を受賞したことで広く知られ、パレ・ド・トーキョー全館を使って個展を開催する権利を与えられた史上3人目の作家となるなど、現代アートシーンにおいて欠かせない注目作家のひとりと言えるだろう。

日本のいけばなに触発された『革命家でありながら、花を愛することは可能か?』のシリーズや、映像作品『偉大なる疲労』、『青い狐』のインスタレーション作品などの代表作が並ぶ。カミーユ・アンロが誘う、知への冒険をともに辿りに行こう。

《偉大なる疲労》Grosse Fatigue 2013 video courtesy the artist, Silex Films, galerie kamel mennour (Paris/London) Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin)(c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019
《偉大なる疲労》Grosse Fatigue 2013 video courtesy the artist, Silex Films, galerie kamel mennour (Paris/London) Metro Pictures (New York) KÖNIG GALERIE (Berlin)(c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo 2019

カミーユ・アンロ|蛇を踏む

期間/10月16日(水)~12月15日(日)

場所/東京オペラシティアートギャラリー 東京都新宿区西新宿3-20-2

時間/11:00~19:00

・金、土曜日は20:00まで

・入館は閉館の30分前まで

休館日/月曜日

・祝日の場合は翌平日

料金/一般¥1200、大学・高校生¥800、中学生以下無料

https://www.operacity.jp/ag/exh226/

Text: Mei Fujita

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