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51歳のインフルエンサーを41歳に見せる睡眠習慣

  • 2019.10.18
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ぐっすり眠れば、肌が若々しく見えてストレスも軽減される。だからこそ、睡眠を促す習慣と阻む習慣を知っておきたい。今回は、ビューティーハック系YouTubeチャンネル・ブログ『Live Young Lifestyle』を設立したインフルエンサー、ダーネル・コックスに、『Prevention』が話を聞いた。

睡眠不足は健康に深刻な被害を与える。ヘルスエキスパートたちは最新の調査結果を大々的に報じ、顔を真っ青にしながら世界各地の広告スペースに統計を貼り出す。それでも私たちの大半は、この問題を真剣に受け止めない。「死ねば好きなだけ寝られる」と言う人もいるけれど、1日の睡眠時間が7時間に満たない人には、“そのとき”が予定より早く訪れてもおかしくない。問題が出るのは何年も先だと思っている人のために、直近のリスクも紹介しよう。1日の睡眠時間が7時間に満たないと、肌の老化が毎晩進み、体重まで増えてしまう。だからあなたも1日1個の睡眠ハックで毎日ぐっすり眠らなきゃ!

月曜日:睡眠サンクチュアリーをつくる

私たちは、お金と時間をたくさんかけて玄関やリビングを美しく見せようとする。ところがみんな、自分のことになるとケチ。自分と睡眠に投資して。

私の寝室には遮光カーテンがついており、室内温度は常に20度。枕は私にピッタリで、シルクのケースに入っている。消化を促進するために、マットレスの上部が少し高くなっているのもポイント。子守歌は瞑想アプリ『Calm』にある海の音(音楽は避け、自然の音だけを聞くようにしている)。

火曜日:電源を切る

夜8時(就寝の3時間前)になると、私のスマホは自動的に夜間モードに切り替わる。これは、パソコン、テレビ、電子書籍リーダー、タブレットといった画面付きの電子機器がブルーライトを発しており、それを脳が日光と勘違いして、メラトニンの分泌量を減らしてしまうから。メラトニンが足りないと、眠れるだけ疲れた感じがしないので、電子機器を使うのは日中だけにしている。それがどうしても無理な日は、就寝の少なくとも1~2時間前に電源を切る。深夜のSNSは睡眠を妨害するし、そこに寝酒が加わると不眠症にもなり得る。

水曜日:アルコールを控える

家族のために手料理を作るのが大好きな私は、健康志向ではあるけれど、料理しながらカクテルやワインを楽しむ。今日のディナーはサーモンを使ったアジア料理。酸化防止剤(亜硫酸塩)不使用のオーガニックワインをちびちび飲みながら下ごしらえ。でも、お酒は夜6時まで。まだいけると思うかもしれないけれど、2杯目は睡眠の質を低下させる。少量なら抑制作用が働くけれど、アルコールには大量の糖が含まれているので、飲みすぎると神経が興奮し、目が冴えてしまうのだ。

木曜日:メラトニンが豊富な物を食べる

就寝の数時間前には、メラトニンが豊富な物を食べるようにしている。私はいつもディナーのあとにスナックが欲しくなるので、夫と一緒にソファに座り、ミックスナッツをポリポリかじる。未加工のアーモンド、クルミ、乾燥したクコの実には、体内時計に寝る時間を知らせてくれるメラトニンがたっぷり。メラトニンは錠剤やグミの形でも入手可能。私は大の旅行好きなので、旅先では概日リズムを調節するためにメラトニングミを食べることもあるけれど、自宅では就寝の数時間前にメラトニンが豊富な物を食べている。

金曜日:ホットレモンウォーターを飲む

週末は来客が多いし、突然プールパーティーが始まることもあれば、深夜までポーカー大会が続くこともある。夫と私はソファで体を寄せ合いながら、テレビのチャンネルをポチポチ変える。大きくなった子供たちは、遅くまで部屋をランダムに行き来する。今夜は保温ポットに入れたホットレモンウォーターを飲みながら、イギリスのリアリティ番組『Love Island』を鑑賞中(バカバカしいのにハマってしまう)。ときには私も夜更かしをする。子供たちが来ているときは、いつもみたいに11時には寝たくない。

土曜日:寝ている間に若返る

友達とカルテルを1~2杯飲んだあとは、歯だけ磨いてベッドに潜りこみたくなるけれど、肌が若返るのは睡眠中。だから私は、メイクを完璧に落とし、肌の汚れを取り、アンチエイジング化粧品を塗りたくるまでベッドには入らない。確かに私のスキンケアは大がかり。でも、51歳の私の肌は20代の頃のようにコラーゲンを作らない。ドライブラシ、マイクロニードル、そして細胞のターンオーバーを促進するスキンケア商品(レチノールやサリチル酸)がキーアイテム。

日曜日:リチャージ&リラックス

日曜日の夜はリチャージに充てる。週に4~5回ワークアウトしているので、筋肉を休めないと。いつもなら夕食後はソファに座ってテレビを観るけれど、今日はフォームローラーと10分間のストレッチ。加齢に伴い、筋量だけでなく柔軟性も落ちるので、怪我の防止にはストレッチが欠かせない。寝る前にエプソムソルトのお風呂に入ると、なぜか自然とウトウトしてくる。そのままベッドに潜りこめば、明日からの一週間も頑張れそうな気がする。

※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。

Text: Devin Tomb Translation: Ai Igamoto

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