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恋愛相談は「心構えと頼む人」次第で、天国にも地獄にもなります

  • 2019.10.18
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恋愛相談にはきちんとしたコツが存在します。


このコツを外したまま誰かに相談をしたとしても、全くうまくいかないどころか、状況がさらに悪化していくことすらあります。




恋愛相談がどれだけ有意義になるのかは、相談する側の「心構え」と、相談に乗ってもらう人の「人選」の掛け算で決まってくるのです。

相談者の心構えとして持っておくべきこと

誰かに相談に乗ってもらう前に、相談する側のマインドを共有しておきましょう。


その1:人の脳みそを借りに行くというスタンスを持つこと
相談をしに行くということは、答えをもらいに行くことではありません。




自分の頭の中だけでは解決できない問題を、「人の頭を借りて」解決するために相談に行くのです。




相談後の理想の状態は「その手があったか!」と新しい手段を閃くことか、「あぁ、だからこの人はうまく行くんだ」という自分の頭との違いを見つけられることです。




その2:アドバイスを盲信しないこと
恋愛には答えがありませんから、アドバイスをくれる人が正解を持っているとは限りません。






その新しいアイデアや考え方を手に入れても実行してもいいししなくてもいいんです。




「確かにそうだな」と確信したことを実践すればいいですし、「え、それは違くね?」と思ったことはやらなければいいのです。




その3:相談に乗ってもらったことに感謝すること
稀に相談に乗ってもらった人に対して「全然的を射たアドバイスをもらえなかった」と愚痴をこぼすひとを見かけますが、ハッキリ言って人として終わってます。




いいアドバイスがもらえない原因は、「自分の質問の仕方が下手くそ」か「相談する相手を間違えたか」の二つしかありません。




人の大事な時間をもらっておいて「なんの収穫もありませんでした」なんて、完全に自分のせい以外の何者でもありません。




ただし、頼んでもないのにアドバイスしてくるおせっかいさんはその限りではありませんが。

相談するべき人はこんな人

「相談の理想形」がわかると、「理想のアドバイザー」の形も掴みやすくなります。




理想のアドバイザーとは、上記の相談者の心得に沿ったアドバイスをしてくれる人です。




○「絶対」こうしたほうがいいと言わない人
相談の理想が正解を知ることではない、とわかっているアドバイザーは決して相談者に「これが正解です」という伝え方はしません。




優れたアドバイザーは、「私はこう思うけどあなたはどう思う?」とか「こないだこんな風にやってる人を見たよ」などと言いながら、あなたの頭の中に新しい思考の回路を作り出し、自分で解決したくなるように導いてくれます。




「あなたはこうしたほうがいい」「なんでこうしないの?」と自分の正解を押し付けてくるような人は、アドバイザーの皮を被った偽善者です。騙されませんように。


○相談をしてくれたあなたに対して感謝をしてくれる人
あなたがアドバイザーに感謝しなければならないように、アドバイザーもまた相談者に感謝しなければなりません。




なぜなら「アウトプットしている人間の方がインプットしている人間よりも気づきが大きい」からです。




あなたが「そうか!」と驚いているその横で、サラッとその10倍ぐらい新しい気づきを得ている人が優秀なアドバイザーだと言えます。




その人も相談者がいなければその気づきを得られなかったわけなので、相談者に(口にするかどうかは別として)「私に相談してくれてありがとう」という気持ちを抱いているのです。




間違っても、「せっかく相談に乗ってやったのに」なんて感情を抱くことはありません。そいつもアドバイザーの皮を被った偽善者です。注意してください。




○あなたの使ってる言葉から、あなたの思考性を見抜ける人
人は普段無意識で思考している事が言葉になって表れます。




自分に自信がない人は「どうせ」という言葉をよく使い、責任感がない人は「だって」という言葉をよく使います。




そういう言葉の使い方に敏感な人は、その人が使った言葉によってその人の思考性をぴたりと言い当てる事ができます。




具体的には「私はただ愛されたいだけなのに、どうしてこうもうまくいかないのでしょうか?」と聞かれただけで、即答で「だからだよ」と言えるような人です。




この人の頭の中では「愛されたいという言葉」=「自分から愛する気がない人が使う言葉」=「自分が欲しいだけで相手に与えようと(本当は)思っていない」という思考回路ができているので、即座に「だからだよ」と言えるわけですね。

恋愛相談の方程式

以上のことから、恋愛相談の成否は次のような方程式で紐解く事ができると言えます。




▼恋愛相談の方程式
=「相談する側の心構え」×「アドバイザーの質」
=「人脳みそを借り、アドバイスを鵜呑みにせず、感謝を忘れないという気持ち」×「正解を押し付けず、相談者に感謝し、新しい思考回路を開けてくれる人」




あなたの相談者としての心構え、そしてアドバイザーに選んだ人はどんな人だったでしょうか?




そこに見直せそうなところはありましたか?(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)

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