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瀬戸内の島旅を満喫♪しまなみ海道「向島」でこの土地ならではの体験を

  • 2019.10.18
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サイクリストの聖地・しまなみ海道。いくつもの島をめぐりながら尾道と今治をつなぐ、約60kmのサイクリングロードです。その尾道側にもっとも近いのが「向島」。ここには、島旅やサイクリングの途中に立ち寄りたい、おすすめのスポットがたくさん。100年以上続く老舗のパン屋からニューウェーブなチョコレート工場、地産地消のランチが美味しい食堂など。この島ならではの魅力がたっぷり堪能できますよ♪

瀬戸内の島旅を満喫♪しまなみ海道「向島」でこの土地ならではの体験を
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創業100年以上の昔ながらの老舗「住田製パン所」
瀬戸内の島旅を満喫♪しまなみ海道「向島」でこの土地ならではの体験を
ことりっぷ

尾道からフェリーで向島に到着したら、まず訪れてみたいのが「住田製パン所」。大正5年に創業された100年以上続く老舗のパン屋です。現在の建物は明治2年に建てられたものですが、それ以前からもここで営まれてきたのだとか。朝6時から開店しているので、朝早くに出発したサイクリストに訪れやすいのも魅力です。

瀬戸内の島旅を満喫♪しまなみ海道「向島」でこの土地ならではの体験を
「ネジパン」120円

このお店の人気商品のひとつが「ネジパン」です。その名前の通り、ネジネジとツイストされた揚げパンで、昭和27年ごろから製造が始まったそう。昭和30年代には飛ぶように売れたパンなのだとか。素朴な味わいはもちろん、添加物を使用していないナチュラルさと塩分控え目のヘルシーさも魅力です。

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「あんぱん」(120円)

もうひとつの人気商品がこちらの「あんぱん」。あんは自家製で、小豆と砂糖、塩のみを使用したシンプルなテイストです。どこかノスタルジックで飽きのこない優しい味わいが口の中に広がります。このお店、実は創業以前は和菓子屋だったのだとか。自家製あんは、その頃から受け継がれている伝統の味なのです。

ここでしか飲めない地サイダー「後藤鉱泉所」
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昭和5年創業、昔ながらの飲み物を製造・販売している「後藤鉱泉所」。入れ物として使われているリターナブル瓶は、ここにしかないレアなもの。そのため、持ち帰ったりすることができず、実際にお店を訪れないとその味を体験できません。販売されている飲み物は、ラムネやサイダー、ミルクセーキなど。島の水が使用されることで、その味がより一層特別なものになっています。

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「マルゴサイダー」(150円)

特に人気があるのが「マルゴサイダー」です。ラベルに描かれた、丸く囲まれた数字の「5」が印象的なビジュアルで、いつの間にかこの名前で呼ばれるようになったとか。この「5」という数字は、創業の昭和5年が由来なのだそう。余計なものが何も入っていない、ピュアな味わいが魅力。ぜひ飲んでおきたい地サイダーです。

ビーン・トゥ・バーのチョコレート工場「USHIO CHOCOLATL」
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「USHIO CHOCOLATL(ウシオ チョコラトル)」は、店内で製造から販売までしているチョコレート工場です。2014年11月、「立花自然活用村」の2階でオープンしました。カカオ豆からチョコレートにするまで、すべてのプロセスをここで行う「Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)」という方式をとっています。

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食品添加物を使っていないナチュラルさが、「USHIO CHOCOLATL」で作られるチョコレートの特徴のひとつ。原材料のカカオ豆にもこだわっていて、生産地を実際に訪れて農園と直接契約して仕入れています。まるでアート作品のようなパッケージも魅力的で、デザインは主に尾道市に住んでいる若手作家によるものなのだそうです。お土産としてもぴったり。

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このチョコレート工場が営まれている建物は高台にあります。そのため、ここから眺める向島と瀬戸内海の風景が素晴らしく、一見の価値ありです。店内には、広々としたカフェスペースもあるので、ゆったりとその絶景が眺められるのも魅力。ホットチョコレートなど、ここならではのドリンクのメニューも楽しめます。

地産地消のランチが美味しい「立花食堂」
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ことりっぷ

向島の海外沿いの因島大橋が見えるところに、まるで南国のリゾート地のような雰囲気の広々とした敷地内に建っているのが「立花食堂」。入り口入って正面に見えるのがその建物です。

店内は、木を基調としたナチュラルで落ち着いた雰囲気。窓からは自然光が優しく差し込みます。中央には、セルフサービスのウォーターサーバーが。中にはレモンが入っています。このお店で使用している柑橘類はすべてこの島で無農薬で育てられてたもの。そのため、皮ごと入っていても安心です。

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「立花食堂のお昼パン(1,000円)」

ランチメニューは、「立花食堂のお昼ご飯(1,350円)」と「立花食堂のお昼パン(1,100円)」のふたつ。写真は「立花食堂のお昼パン」。パンは、向島のパン屋「かざしっぽさん」から仕入れています。また、ランチはケーキ(250円)やドリンク(350円)をセットにすることができます。

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ことりっぷ

「立花食堂」がある同じ敷地内の隣の建物は、食器や洋服、小物などを取り扱うセレクトショップ「life:style」。生活を豊かにおしゃれに彩ってくれる雑貨などがたくさん置いてあります。名産の柑橘類を使ったジュースもオーダーすることができます。お腹が空いていなくても、ふらっと立ち寄りたくなるような魅力溢れるお店ですよ。

瀬戸内「向島」で島旅の魅力を堪能しよう♪
瀬戸内の島旅を満喫♪しまなみ海道「向島」でこの土地ならではの体験を
ことりっぷ

サイクリストの聖地・しまなみ海道で、尾道に一番近い「向島」。100年以上続くパン屋やここでしか飲めない地サイダーのお店、ユニークなチョコレート工場に、南国リゾートの雰囲気が楽しめる食堂まで。島旅やサイクリングの途中に訪れたいスポットがたいへん充実してます。ぜひこれらのスポットで、この島の魅力を堪能してみてくださいね。

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