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ショーン・メンデス、一夜限りの来日公演で約1万2千人のハートをつかむ

  • 2019.10.18
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シンガーのショーン・メンデスの一夜限りの来日公演に約1万2,000人の観客が熱狂。会場にショーンの「トーキョー!!!」というかけ声が何度も響き渡ったライブの模様をレポート!(フロントロウ編集部)

みんなで熱唱!ショーンと観客が一体に

10月16日(水)に横浜アリーナでシンガーのショーン・メンデスの来日公演が開催。約1万2,000人のファンが集結した一夜限りの来日公演の記念すべき1曲目は、ここ日本が舞台のラブソング「ロスト・イン・ジャパン(Lost In Japan)」。曲の前奏とともにショーンがステージに登場すると、会場全体が一気に熱気に包まれた。

画像1: Photo:Sotaro Goto
Photo:Sotaro Goto

続く「ホールディン・ミー・バック(原題:There's Nothing Holdin’ Me Back)」では、ショーンの「トーキョー!ジャンプ!!!!」というかけ声を合図に、みんなで音楽に合わせて一斉にジャンプ。床から振動が伝わるほど激しいジャンプで会場のボルテージは早くも最高潮に。

ショービズ界きっての“良い人”として知られるショーンらしく、まだコンサートが始まって間もない頃に、「今日は僕のライブに来てくれて本当にありがとう!君たちは僕にとって1番大切な存在だ」と、ファンに向けて感謝の言葉を口にする微笑ましい瞬間もあった。

また、セットリストにはなかったが「ミューチュアル(Mutual)」に入る前に、カミラ・カベロとコラボした大ヒット曲「セニョリータ(Señorita)」の一部分だけ披露するサプライズも。すでにご存じだと思うが、ショーンとカミラは2度目のコラボとなるこの曲がきっかけで恋愛関係に発展し、交際をスタートさせた。恐らくそのことを知っているであろう観客からは、悲鳴にも近い黄色い声が。

画像2: Photo:Sotaro Goto
Photo:Sotaro Goto

さらに、人気急上昇中の若手シンガー、カリードとコラボした楽曲「ユース(Youth)」では、パフォーマンスの途中でショーンが観客に向かって大切なメッセージを発信する場面もあった。

「東京のみんな、僕が“Youth”という言葉を口にする時、僕は別に年齢的な若さのことを言ってるわけじゃないんだ。僕が言いたいのは、(年齢ではなく)“気持ち”のことなんだ。自由や幸福、そういったものを感じる気持ちのことを言っている。だから今ここで言わせてほしい。ここにいるすべての人たち、ここにいる君たち全員がより良い世界を作るパワーを持っている。この世界にとどまることができるかはどうかは、僕たちの手にかかっている。そして何があろうと、誰も僕たちの“ユース”を奪うことはできない」

「Youth」という単語を辞書で引くと「若者」「若さ」「青春」といった意味が出てくるが、ショーンは自身が意味する「Youth」とは、実際の年齢ではなく“生き生きとした心”を意味するのだと力説し、それは「誰にも奪うことができない」と訴えかけた。

画像3: Photo:Sotaro Goto
Photo:Sotaro Goto

今回の来日公演で最も印象的だったのは、観客がショーンと一緒になって歌うことによって生まれた、会場の一体感。海外アーティストの公演では、アーティストが「一緒に歌って!」と呼びかけても、語学の壁に阻まれて上手くいかないことも多いが、この日のためにみんな準備してきたのか、ショーンの公演ではほぼ全曲を通して大合唱が巻き起こった。

しかし、楽しい夜もいよいよ終盤に差し掛かり、フィナーレへのカウントダウンが…。最後を飾ったのは大ヒット曲「イン・マイ・ブラッド(In My Blood)」。正真正銘のラスト1曲ということもあり、この日1番の大合唱と拍手&歓声に包まれながら、ショーンの一夜限りの来日公演は幕を閉じた。

ちなみに、会場の真ん中には巨大な一輪のバラがそびえ立っており、曲によって色が変わったり、曲と連動して点滅したり、「ショーン・メンデス ザ・ツアー」の象徴として最後まで重要な役割を果たしていた。

画像4: Photo:Sotaro Goto
Photo:Sotaro Goto

ショーンはこのあと約1週間の中休みを挟んで、10月23日にオーストラリアでツアーを再開。同国で8公演、隣国のニュージーランドで1公演を行なったのち、11月末から南米ツアーをスタートさせる。

今回の来日公演のセットリストが気になる方は、以下のリンクをクリックしてチェック!
https://umj.lnk.to/ShawnMendes_Setlist_Japan

(フロントロウ編集部)

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