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パン好きなら一度は訪れてみたい、全国の憧れベーカリー5軒。イートイン限定の絶品フレンチトーストも必食!

  • 2019.10.17
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日本全国には、パン好きなら一度は訪れてみたい名ベーカリーがいっぱい。職人のこだわりや豊かな自然の恵みが詰まったパンが並ぶ、全国の憧れベーカリー5軒をご紹介します。

1.〈Boulangerie Yamashita〉/神奈川・二宮

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Hanako 編集部

3年前、神奈川県・二宮町に誕生した小さなパン屋〈Boulangerie Yamashita〉。

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山々を望む県道から少し入ると、生い茂る緑とこぢんまりした白壁が見えてくる。店は約1坪、大人が3人入ればいっぱいになる広さだ。

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ここを作った山下雄作シェフは、デンマーク家具のメーカーからパン職人に転身した人。「10年勤めた会社を突然辞めたんですよ。これからどう生きていこうと考えたとき、子供たちが食べている姿を見て、人のためになる日常の食に関わっていこうと決めた」と山下さんは話す。

それから約3年間の修業を経て、店をオープン。

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さらに食堂〈La table de Boulangerie Yamashita〉を併設した。「はじめはヨーロッパの町角にあるような、夫婦2人で営む店として開店しました。遠くからもお客さまが来てくださるようになったので、くつろげる場所を作ろうかなと」。「La table= 食卓」という名は「家のように温かく、〝食べる〞ことと向き合う場所」という想いから。インテリアのほとんどはビンテージのデンマーク家具でそろえ、20代のころに過ごしたデンマークの空気を感じられる空間になった。

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デンマークのエッセンスは、パンにも継がれている。「自分なりのパン作りを模索していたとき、現地の友人が庭で有機栽培しているリンゴを譲ってくれたんです。その酵母をドイツ産の有機天然酵母と併用して使っています」

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Hanako 編集部

山下さんの朝は早い。3時に厨房に入って、家に帰るのは毎日19時過ぎ。はじめ15種だったパンも、いまは35以上に増えた。パンは3つの生地を使い分け、バゲットやカンパーニュのほか、二宮の特産物にちなんだ品もそろう。「みかんや落花生など、土地ゆかりの素材を入れたくて」。価格は手ごろながら、材料を惜しみなく使うのもこだわりだ。

そんなパンを手に、山の空気を胸いっぱいに味わいながら帰る。なんて幸せな時間なんだろう。

〈Boulangerie Yamashita〉
パンは次々と売れるので先に購入を。食器はデンマークで学んだ陶磁器作家の知人作。色はこの地で名高い菜の花から。
神奈川県中郡二宮町二宮1330
0463-71-0720
10:00~売り切れ次第終了 日月休
16席/禁煙

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Taro Hirano text:Wako Kanashiro)

2.〈cimai〉/埼玉

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桜並木に立つ白いキューブ。ドアを開くとブロカントのしつらえに、乙女じゃなくともテンションが上がり、幸福な気持ちになる。

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アンティークの木のテーブルに置かれたパンの美しさ。素朴でごつごつとした温かい褐色のパンは姉・大久保真紀子さんが焼いた天然酵母のパン。白さを感じさせる美意識の高いパンは、妹・三浦有紀子さんのパン酵母(いわゆるイースト)で発酵させたパン。

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東京から少し遠いけれど、ここに来て後悔したことは一度もない。

〈cimai〉
営業日はHPを確認。
埼玉県幸手市大字幸手2058-1-2
0480-44-2576
12:00~18:00くらい 不定休
7席/禁煙

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Kentaro Kase text:Hiroaki Ikeda edit:Kayo Yabushita)

3.〈Bäckerei Brotzeit〉/茨城・つくば

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ドイツのオーガニックのパン屋で経験を積んだ菅原大輔シェフ。数は少なくとも、シンプルなパンを丁寧に作ることが、日々の生活を豊かにすると、この店に行くと実感する。

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ヴァイスブロートという食パン生地。香りの美しさ、適度な引きともちもちさ、質実剛健なあたたかさを私は愛する。そのまま買って帰ってもいいし、注文してから、オーガニックジャムが塗られジャムパンになったり、おいしいチーズやハムをはさんでサンドイッチを作ってくれたり。朝も昼もいっしょにいたいパンだと思う。

〈Bäckerei Brotzeit〉
店は対面販売。ブレッツェルなどのドイツパン、バゲット、クロワッサンまで幅広くそろう。
茨城県つくば市天久保2-10-20
029-859-3737
9:00~売り切れ次第終了(大体15:00くらいまで) 日月休

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Keiko Nakajima text:Taeko Terao edit:Kahoko Nishimura)

4.〈HIYORI BROT〉/兵庫

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自身が出演したドキュメンタリー番組『セブンルール』放映の間も、塚本久美さんは仕事に追われて、それを見るどころではなかった。放送終了後にパソコンを開くと、約5,000件に及ぶ通販の申し込み。彼女が作れるキャパは1日14件分で、1年に1,000件送っても5年かかる。待たせていることを塚本さんは悩んでいるが、放送前と同じようにやっぱり睡眠時間を削って忙しくパンを作り続けるしかない。

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季節の食材をパンにする。兵庫県丹波市の厨房を訪れた私に食材を紹介する彼女はとてもうれしそうだ。超大粒のレーズン、渋皮栗、甘い甘いかぼちゃ。旅をして、おいしいものを作る生産者に会って、持ち前の明るさですぐ友達になって。その喜びをみんなに味わってほしくて、厨房にひとりこもって何時間も仕込みを続ける。

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この日、塚本さんはかぼちゃを包んだパンをかぼちゃ形にすることを思いついた。「パンがちゃんとできるのか、いつもドキドキしてます」緊張の一瞬。パンを窯から出すと「かぼちゃっぽくなった!」とまるで少女のように喜ぶ。

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食べてみると、やわらかな生地の中から甘い甘いかぼちゃが飛び出す。季節からの贈り物。それをみんなに送り届ける純粋な喜びに塚本さんは突き動かされている。彼女のパンが5,000人もの人に待ち望まれている理由がわかった。

〈HIYORI BROT〉
月の暦に従い、月齢0から20はパンを焼き、21から28まで旅する。丹波市に工房があり、HPかイベントで販売。通販は5年先まで予約済みのため、現在停止中。※販売はセットのみにつき、価格は参考
hiyoribrot.com

Navigator パンラボ主宰、パンライター・池田浩明さん
パンを食べまくり、パンについて書きまくる「パンギーク」(パンおたく)。NPO法人新麦コレクション理事長。編著書に『パンの漫画2』(ガイドワークス)、『パンソロジー』(平凡社)など。

(Hanako1167号掲載/photo:Naoki Matsuda text:Hiroaki Ikeda)

5.〈Boulangerie NOAN〉/福岡・糸島

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ブリオッシュ生地のクリームパンやキッシュなど、フランスの息吹を感じさせるパンが並ぶ。パンが店に並ぶ頃にはお客さんの波がやってきて棚に隙間が出来てくる。

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(Hanako1128号掲載/photo : Noriko Kidera)

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