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「諦められない恋」に効く行動

  • 2019.10.13
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急に振られてしまって諦めがつかないということは、男女ともに経験があると思います。

そういうときは、振られた相手のことが好きだという気持ちと、相手のことを今でも未練がましく思っている自分とが、心の中で同居していますよね。

そして、落ち着かないというか、生きている心地がしないというか……。

さて今回は、諦められない恋に効く行動についてお届けしたいと思います。

まずは、諦められないときとはどんなときなのか、について見ていきましょう。

「諦められない恋」に効く行動

諦められないときとはどんなとき?

急に振られた相手のことを諦められないときとは、相手の気持ちの変化についていけていないときです。

相手があなたのことを急に振ったというのは、言い換えるなら、あなたが知らない時に、相手はなぜか急に気持ちが変化したということ。

この相手の気持ちの変化を、振られた側から見ると、「わたしに何の断りもなく、勝手に気持ちを変化させやがって」という、いわば怒りの感情と見ることができます。

さらに、相手の気持ちの変化についていけない自分に対しても、振られた側は腹を立てるでしょう。

この2つの怒りが、振られた相手に対する執着心を燃やします。

その執着心を相手にどうにか表現して伝えたいと思うと、悲しみの表現をしたり(泣いたり)、怒りを怒りとしてそのまま相手にぶつけたり……。

さらに、あなたのことを振った相手が、今頃ほかの誰かとエッチしているのかもしれないという妄想が湧くのもよくある話でしょう。

だから、そういうときは怒りと悲しみと嫉妬とがごちゃごちゃになって、自分でもいわく言いがたい心情になるのです。

諦められない恋に効く行動・その1

まずは、振られた相手が、自分より先に気持ちの変化を起こしてしのだという事実を、事実として認めるしかありません。

振られた相手のことが今でも好きとか、フラれた相手と今頃付き合っているであろう新しい相手に対する嫉妬心とか、そういう感情を、タマネギの皮を剥くように、1枚ずつ剥いていくのです。

そしたら、「わたしのことを振った相手は、わたしより先に気持ちを変化させたのだ」という、ごく端的な事実にぶち当たりますね。

その事実を、事実として受け止めることです。

諦められない恋に効く行動・その2

事実を事実として受け止めることができれば、きっとあなたは、相手はじつは自分とは別の人生を歩む人だったのだ、と知るでしょう。

付き合っていた頃は、相手と自分の、人生における共通項をいくつも発見し、喜悦(きえつ)したと思います。

がしかし、相手は、あなたが知らない日に、知らない場所で、あなたが知らないふうに心変わりしたのでしょう。

相手と自分は、じつは別の人生を歩む別の人間だったんだ――事実を事実として受け止めることができれば、こういう「発見」が生まれますよ。

諦められない恋に効く行動・その3

自分と相手がじつは別の人間だと「発見」すれば、相手のことを客観的に見ることができるので、あとのことは簡単。

たとえば、この時点で「ゲーム感覚」になる人もいると思います。

自分と相手と、自分が次に付き合いたい人の3人を、ゲームの駒みたいにとらえて、その駒を心の中で動かす人っていますよね?

その方法、おすすめですよ。

心が超切ない「特別な」状況のときは、恋愛という情緒豊かな行為を、そんなふうにゲーム的に割り切って考えることで、「特別な」心を「平常心」に戻せることもあるからです。

たとえば……

「2ヵ月くらい経ったら、わたしのことを振った相手を飲みに誘ってからの、ラブホに誘ってみよう。
その頃はきっと、わたしには新しい彼氏がいるから、わたしは優越感をもって、わたしのことを振った相手と話せるはず!
相手がラブホの誘いに勢いよく乗ってきたらそのときに『バ~カ!』と言い残して帰ろう」

などという、ちょっとエグイ(?)計画もきっと、あなたの頭の中に浮かんでくるでしょう。

おわりに

諦められない恋とは、つまり相手が自分より先に変化した、その変化に対する嫉妬。

また、相手は、あなたが知らない時に、知らない場所で心変わりしたわけだから、相手にしか知るすべのないことを、あなたは知ることができないという事実に対する嫉妬なんですよ。

あなたのことを振った相手も変化しましたが、人は誰しも、死ぬまで変化し続ける生き物である以上、あなたも変化します。

あなたのことを振ったヤツより、もっとビッグな、もっと華麗な、もっとかっこいい変化が、きっとあなたの身に起こりますよ。

いや、起こると信じて「次」を探しましょう。

そう信じて行動する人はかならず、振ったヤツ以上の幸せに巡りあうのです。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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