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地元で人気の台湾ローカル食堂4選! おこわにお粥、"らしい"朝食を満喫

  • 2019.10.12
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おいしい朝食は元気溢れる1日のスタートに欠かせないもの。台湾では朝食を外で食べる習慣があり、早朝から営業している店も少なくありません。

台湾の代表的な朝食といえば、ザーサイや油條、干しエビなどが入った「鹹豆漿」が有名ですが、ほかにも様々な料理を楽しめます。

思いっきりローカルな食堂で朝食を食べてみたい! そんな人におススメの4店舗をご案内いたします。


心のこもった優しい味付けに感動 油飯は半熟卵をのせて楽しもう!

◆珠記大橋頭油飯
“バイクの滝”で有名な「台北橋」のすぐ近くに店はあります。

MRT大橋頭駅2番出口から徒歩約3分。シンプルな白い壁に赤字の看板、店頭の大きなおひつが目印の「珠記大橋頭油飯」は、絶品と言われる「油飯(台湾風おこわ、30元)」で有名な食堂。

ほかほかの油飯が売り切れ次第、店が閉まることも。
食べたいおかずが見つかったら指で示せば盛ってくれる。

厨房はいつも女性2名で切り盛りしていますが、料理の味と同じく優しく丁寧な言葉遣いで注文を取ってくれます。

ガラスケースにはおかずが約10種並び、食べたい物を伝えるとお皿に盛り付けてくれます。こちらでは油飯プラス単品で「荷包蛋(目玉焼き、15元)」を追加するのがオススメ。

会計を済ませその場で商品を受け取り、店内へ進みます。

少なく見えますが、かなりのボリューム。

油飯には干しエビや椎茸などが入ることが多いのですが、このお店の油飯には入っていません。代わりに細かく刻んだ豚肉の醤油煮込(魯肉)がのっています。

この油飯は三段階の楽しみ方があります。まずは、醤油とごま油で味付けされた油飯本来の味を楽しみ、次に魯肉と一緒に食べ、最後は半熟卵をのせて黄身と一緒に楽しんで下さい。

薄めの味が嬉しい「魚丸湯(魚のすり身団子スープ)、30元」は、団子の中に豚肉餡が隠されたサプライズな1品。

店内は清潔感もあり、初めて台湾のローカルな食堂を訪れる人でもチャレンジしやすいはず。

ちなみに魯肉飯や焢肉飯などもありますが、軽い朝食であればメインにスープで十分! 「台湾のお母さんが作る優しいごはん」を食べたいときはぜひ!

珠記大橋頭油飯

所在地 台北市大同區民權西路186-1號
電話番号 02-2557-6503
営業時間 7:00~14:00
定休日 日曜
アクセス MRT大橋頭駅2番出口から徒歩約3分

看板メニューはあっさり味の肉粥 ガジュマル下の特等席で楽しもう

◆葉家肉粥
小吃店がずらりと並ぶ屋台ストリート。木製の看板が目印です。

「珠記大橋頭油飯」から徒歩約10分、迪化街の北側、慈聖宮前屋台ストリートの中でも特に人気の高い「葉家肉粥」は、あっさりスープに豚肉が入った「肉粥(25元)」が看板メニュー。

注文はこの入り口で、会計はテーブルに座った際に支払いました。

肉粥のほか、「紅焼肉(紅麹に漬け込んだ豚肉)」やエビ、牡蠣の揚げ物も人気。カウンター席から食材を手際よく揚げる姿を眺めるだけで、台湾のパワーを感じられる楽しい屋台です。

この店の最大の魅力は屋台裏に並べられたテーブル席。

食事だけでなく、この風景すべてを写真に収めたくなります。

ガジュマルの木に覆われた広場は風通しが良く、太陽の光と台北の風の香りに包まれながら朝食をいただけば、胃袋も心も満たされること間違いなし。

滋味深いスープにほろりと柔らかい豚肉が入る「肉粥(25元)」は、セロリや葱の香りがアクセントになっていて、優しい塩加減がやみつきになるおいしさ。お米は粒の形がしっかりと残っていて、食感も楽しめます。

お粥というより中華風お茶漬け的な感覚でいただける「肉粥(25元)」(左)。

エビを素揚げすることにより甘さがギュッと凝縮された「炸蝦(70元)」は、甘めの特製ソースを付けてもよし、付け合わせの大根の甘酢漬けと食べてもよし!

青空の下で食べると、さらにおいしさが増します。なお、この広場で食事をする際は、他店の座席もありますので、「肉粥」と書かれたテーブルに座るようにしてください。

葉家肉粥

所在地 台北市大同區保安街49巷
電話番号 0916-836-699
営業時間 9:00~15:00
アクセス MRT大橋頭駅2番出口から徒歩約8分

中国語と活気が溢れる麺専門店

◆賣麵炎仔 金泉小吃店
平日朝10時前でこの行列。少し遅めの朝食で訪れるのがベスト。

「葉家肉粥」から徒歩約5分、永樂小学校の通りをはさんだ向かいにある「賣麵炎仔 金泉小吃店」は、いつ訪れても行列の絶えない、地元の人に大人気の麺専門店。

しかしこの店、初めて訪れる人から見れば少々謎が。なぜなら店内にメニューがなく、店頭に置かれたオーダーシートもシンプルで、金額が一切記載されていないのです。

「どうやって注文を?」と悩んでいるうちに、自分の順がやってきます。しかも注文する品が決まっていなければ、後ろの人がどんどん入店していってしまうのです。

今回は現場で慌てないように、おすすめ料理をご紹介。この店は、麺または米粉(ビーフン)「湯(スープ入り)」「乾(汁なし)」はマスト! それに小皿料理を添えれば注文は完璧。

一歩店内に入れば、ある意味そこはカオス。店内ではお客さんが話す声と、スタッフ同士で注文を確認する声が飛び交っています。

店内は常に満席状態。店内と外のスタッフとの声の掛け合いは見ていて楽しい。

看板メニューは「麺・乾(汁なし麺)」ですが、胃が動き始めたばかりの朝は「麺・湯(スープ麺、20元)」がオススメ。

写真左から「麺・湯(20元)」に「紅燒肉(1人分、50元)」。

スープは見た目よりもあっさりと爽やかな仕上がりで、ニンニクの香りが食欲をそそります。

「紅燒肉(紅麹漬け豚肉の揚げ物)50元」は、カリカリの衣とジューシーな豚肉が見事にマッチした一品で、生姜と一緒に食べれば風味も増し、麺によく合います。

特製ソースが掛けられていますが、ソースがなくてもまったく問題ないほどしっかりした味付け。その他モツや、イカ、蒸し鶏などのおかずもあります。

ディープで味のある台湾の朝食を楽しみたい! という人におススメの店です。

豚肉をダイナミックにカットする姿を眺めるだけでも楽しい。

賣麵炎仔 金泉小吃店

所在地 台北市大同區安西街106號
電話番号 02-2557-7087
営業時間 8:00~16:00
アクセス MRT大橋頭駅2番出口から徒歩約12分

台湾風お雑煮が食べられる食堂 米粉で作ったつるつる白玉が絶品

◆燕山湯圓
文昌宮を正面に右側の小道を入ればすぐ店が見えます。

最後にご紹介させていただくお店は、スープの中に豚肉餡入り白玉が入った「鹹湯圓、50元」が評判の「燕山湯圓」。場所は雙連朝市にある「文昌宮」のすぐ近く。

屋台で作られていく料理。

屋台前の席で食べることもできますが、店内はクーラーも付いているため、落ち着いてゆっくり食べたいときはこちらがオススメです。

「鹹湯圓、50元」は、小さめのお碗の中にたっぷりの青菜と、セロリ、エシャロットなどが入ったスープに、小籠包のような具が入った一口サイズの白玉が6個入っています。

一口サイズの肉入り白玉が6個入ったスープ「鹹湯圓・50元」。

見た目とは異なり、味は比較的しっかり。白玉をそのまま口に運ぶと中の具が飛び出し、火傷をする場合もあるので気をつけてください。

中の豚肉餡も非常にジューシー。割りながら食べれば、スープの味も変化します。餅なのですでに結構なボリュームですが、朝からさらにがっつり食べたいときは、米粉で作った板條(きしめんの様な平べったい麺)を入れるのもおすすめです。

食事の後には朝市も散策できるので、観光ついでに訪れてはいかがでしょうか。

市場で買い物を終えたお客さんが多め。

燕山湯圓

所在地 台北市中山區民生西路45巷9弄12號
電話番号 02-2521-6479
営業時間 7:00~19:00(月~金曜)、07:00~15:00(土・祝)
定休日 日曜
アクセス MRT雙連駅2番出口から徒歩約5分

台湾人の元気の源はやはり朝食! 今回は数多くある朝食店の中でも比較的、観光地に近いエリアで食べ歩きできそうな店をピックアップしてみました。

いつもより早く起きた朝は、体に染み渡る優しい朝食をしっかり食べて見所溢れる台北を散策してください。

矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げおかげさまで10年を超えました。
現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!!

文・撮影=矢作晃之

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