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長澤まさみをヒロインに迎えた、注目の舞台『神の子』。

  • 2019.10.11
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劇作家、演出家、俳優であり、近年では映画監督としても高い評価を得ている赤堀雅秋。愛すべきダメな人間たちの機微を描き出し、独自のユーモアを交えながら、登場人物たちの日常を覗き見しているような不思議な感覚へと誘う。そんな赤堀の最新作となる舞台『神の子』の公演が、12月15日から東京・下北沢の本多劇場でスタート。大森南朋、長澤まさみ、田中哲司ら豪華キャストが顔を揃える話題作だ。

左上から時計回りに、作・演出の赤堀、田中哲司、大森南朋、長澤まさみ。

本作は田中、大森、赤堀による演劇ユニットが約4年ぶりに復活して創り出すもの。光石研を主演に据えた前作『同じ夢』は、役者の技量が際立つワンシチュエーションの会話劇で高い評価を得ており、今回も期待が高まる。

意味深なタイトルについて赤堀は、「ヤクザだろうが、子どもだろうが、警察だろうが、老人だろうが、女子高生だろうが、みな等しく“神の子”である、という意味からタイトルを付けました」と語る。ストーリーなど全貌はベールに包まれているが、作品を想起させるヒントとして、赤堀からこんなテキストが寄せられている。

世田谷の狭い道をフェラーリが走る。自転車の老人が「うるせぇな」と呟きアスファルトに唾を吐く。駅前のロータリーで無職の中年男がすれ違った会社員を傘で刺す。すれ違った際に会社員のカバンがぶつかったと言う。 2千万円の腕時計をチラつかせながら芸能人が田舎の老婆に涙を流す。政治家がツイッターで独り言を呟き、女子高生は爪を見る。冷房の効き過ぎる喫茶店でヤクザが少年ジャンプを熟読し、 5 歳の子供が汗だくで歩道を走る。「冗談じゃねぇよ」と何度も呟きながら子供が走る。風俗嬢が引退を決意し、高校教師が下着を盗む。警察官は証拠の下 着をブルーシートに丁寧に並べ、冷房の効き過ぎる喫茶店でヤクザがカフェラテを飲む。小惑星が地球に接近。皆、等しく神の子。

キャスティング時はタイトルも内容も知らぬまま、このユニットの企画に賛同した豪華なキャストが結集した。田中、大森、赤堀に加えて、ヒロインに長澤まさみ。さらに、でんでん、江口のりこ、石橋静河、永岡佑、川畑和雄、飯田あさとと、実力も華も兼ね備えたパワフルな面々が、年末の本多劇場で濃密な芝居を作り上げるに違いない。

本多劇場での東京公演の後、2020年1月には名古屋、福岡、広島、大阪、長野、静岡でも公演を行う。チケット一般発売は、10月12日(土)に一斉スタート。

コムレイドプロデュース『神の子』●作・演出/赤堀雅秋●出演/大森南朋、長澤まさみ、でんでん、江口のりこ、石橋静河、永岡佑、川畑和雄、飯田あさと、赤堀雅秋、田中哲司www.comrade.jpn.com/kaminoko●チケット一斉発売日/2019年10月12日(土)●東京公演/2019年12月15日(日)~30日(月)本多劇場●名古屋公演/2020年1月7日(火)~9日(木)ウインクあいち●福岡公演/2020年1月13日(月・祝)福岡国際会議場メインホール●広島公演/2020年1月16日(木)JMSアステールプラザ大ホール[アステールプラザ芸術劇場シリーズ]●大阪公演/2020年1月18日(土)・19日(日)サンケイホールブリーゼ●長野公演/2020年1月23日(木)サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール●静岡公演/2020年1月25日(土)・26日(日)浜松市浜北文化センター大ホール

 

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