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満員のキッズコーナーで人見知りの甥は…、先入観で判断して反省した出来事【おばバカ一代 第15話】

  • 2019.10.9
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こんにちは!甥&姪大好きおばバカ平八です。

今回はスーパーのキッズコーナーであった、出来事についてお話させて頂きます。

■キッズコーナーがほぼ満員、人見知りな甥は…
我が家の行きつけのスーパーにはキッズコーナーがあり、買い物が終わるまでよく利用しています。



ある日、いつもと同じようにキッズコーナーへ足を運んだのですが、その日は既に6人ほどのグループが仲良く遊んでいました。

キッズコーナーはほぼ満員、おもちゃも全て使われているような状態でした。



保護者の方が声をかけていましたが、子どもたちは見るからに気乗りしない顔…。



子どもたちはブロックを3つ甥に渡してくれましたが、その後は誰がおもちゃを貸すかで揉め始めてしまいました。

私は引っ込み思案な甥がこの中に混ざるのは難しいだろうと思い、別の場所で時間を潰すべく一度キッズコーナーを離れました。

しばらく歩いてから、私は甥に話しかけました。


■人見知りな甥の、意外な気持ち
甥はいつもスーパーに来る時はキッズコーナーで遊ぶのを楽しみにしています。今日は遊べなくてさぞつまらないだろうと思いながら声をかけました。



ところが、甥から返ってきた言葉は意外なもので…。



衝撃!! なげやりに放り投げられたあのブロック、嬉しかったの!?

私はもうすっかり大人になったので分かりませんが、3歳の甥は「おもちゃを譲る苦しさ」を日々経験していますから、たった3つのブロックに込められた気持ちが分かるのかもしれません。



人見知りな甥はその場では上手に気持ちを表現できなかったようですが、本当は子ども達に混ざって遊びたかったらしいのです。

甥の気持ちを詳しく聞いた後、私と甥はキッズコーナーへ引き返しました。

■子どもたちに甥の気持ちを伝えてみると…



甥の気持ちを伝え、一緒に遊んでも良いか尋ねると、なんと今度は…



次々と甥の元におもちゃが!

きっと子どもたちも、最初は大人からおもちゃを譲るよう強制されて面白くなかったのだと思います。

それを私は「子どもだからおもちゃの譲り合いは難しいだろう」とか「甥は人見知りだから他の子とは遊べないだろう」と先入観で判断してしまったようです。

実際はきちんと話をすれば子ども達はおもちゃを貸してくれたし、甥を仲間に入れてくれました。

子どもも意思のある1人の人間だと頭では分かっているつもりでしたが、まだまだ色眼鏡が外せていないと反省した出来事でした。

(平八)

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