ニオってない？秋のフラットシューズにはニオイケアが必須！

外の空気もすっかり秋めいてきた今日この頃、この時期はさらっと履けるフラットシューズが活躍します。ワンピースからスカート、カジュアルなデニムスタイルまで、合わせる洋服を選ばない上にノンヒールで歩きやすく、毎日でも履きたくなりますよね。

でも、そんな便利なフラットシューズには、意外と“ニオイやすい”という落とし穴が。せっかく美しく装っていても、足元がニオってしまったらすべてが台無し！

ニオってしまうその原因と、改善方法を紹介していきます。

秋口には涼しい風が吹き、全然汗なんてかかないから大丈夫、と思っていませんか？実は足裏は、私達が思っている以上に汗をかきやすい箇所なのです。体の部位の中でも、手のひらと足裏は特に、通年汗をかくと言われています。

足裏から出る1日の汗の量は、およそコップ1杯分。自分では暑いと感じていなくとも、意外にじんわりと汗をかいていたりするのです。個人差はありますが、緊張したときや、疲れが溜まったときにも汗をかきやすいですよね。

この足裏の汗が蒸れることによって、角質や垢を含んだ雑菌が繁殖し、強烈なニオイの原因になります。

ニオイのそもそもの原因となる“汗”自体を抑えて、解決する方法。フラットシューズを履く前に制汗剤を使用するだけで、汗の量を減らすことができます。スプレータイプやクリームタイプ、また殺菌効果や消臭効果があるものなど、種類はさまざま。お好みの使用感に合わせて、選んでみてくださいね。

または、足裏の汗を拭き取る方法があります。汗拭きシートを持ち歩いて、お手洗いへ行くタイミングやお昼休みに、さらっとケアしましょう。フラットシューズの内側は一度汗をかくと、時間が経過するにつれてどんどん蒸れやすくなります。こまめに拭くことで、ニオイの元を消し去ってしまいましょう。

靴下には汗を吸収する効果があり、蒸れにくくなるので、ニオイ対策としては手っ取り早いかもしれません。靴の内側にニオイが移ることも防げます。「フラットシューズは絶対に裸足で履きたい」というこだわりが特になければ、おすすめしたい方法。普通の靴下でもいいですが、なるべく消臭効果があるものを選びたいですね。

カバーソックスはフラットシューズに適した浅めの靴下ですが、脱げやすいのが難点でもあります。なかなかフィットするカバーソックスが見つからない場合は、裏に滑り止めが付いたタイプも発売されているので、検討してみてください。

また、これからの時期はフラットシューズにロングソックスを合わせるお洒落も楽しいですよね。ハイセンス、かつニオイも防止できれば、一石二鳥ではないでしょうか。

根本的なニオイ対策として、毎日足をしっかり洗って清潔に保つことが一番大切。撫でるように軽く洗っているだけでは、ニオイの元となる角質や汚れが落とせません。お風呂に入ったはずなのに足が臭いなんて、自分でも嫌になりますよね。

特に足指の間は、実は角質がとっても溜まりやすい場所。固いスポンジなどでゴシゴシ洗うのではなく、手指を使って、入念かつ丁寧に洗うことがポイントです。

そしてお風呂上がりは必ず、足裏まで綺麗に水分を拭き取るようにしてください。汗をかいた後と同じく、濡れたまま放置していると雑菌が繁殖してしまうためです。

一日履いたフラットシューズ、そのまま靴箱にしまっていませんか？密閉された空間や、他の靴との密着度が高い場所に置いてしまうと、雑菌が繁殖する原因になりますし、こもった湿気も取れません。さらには他の靴にニオイが移ってしまう可能性もあるので避けたいところです。

湿りやすいフラットシューズは、履いた直後は天日干しで乾燥させておきたいですね。「明日も同じ靴を履きたい」なんていう場合は、ドライヤーで内側を乾かすのもおすすめ。

それでも何だかニオう…なんて時は、重曹を入れた消臭袋を靴の中に入れたり、あるいは直接内側に重曹をふりかけるのも効果的です！アルカリ性の重曹は、ニオイの元となる酸性の雑菌とは真逆の性質を持っているため、ニオイ成分を中和し消臭に効くと言われています。

参考になりましたでしょうか。いくら綺麗なメイクをして素敵なお洋服を着ていても、何だか足が臭いなんて残念すぎますよね。本物の美人になるには、見える部分だけじゃない、ニオイへの配慮も欠かせません。

特に今の時期は外に吹く風も涼しいからと、つい油断しがち。フラットシューズに潜むニオイの罠に引っかからないよう、気をつけたいですね。

しっかりとニオイケアをすることで、秋のお洒落やメイクも存分に楽しみましょう！