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今でも売れ続けているメーガン妃のチャリティブック。【セレブのレシピ本】

  • 2019.10.9
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出版から2カ月後、2018年11月にメーガン妃は収益金の様子を伺いながら「ハブ・コミュニティ・キッチン」に陣中見舞いへ。Photo_ Chris Jackson/Getty Images
Meghan, Duchess of Sussex with chef Clare Smyth and kitchen co-ordinator Zaheera Sufyaan as she visits the Hubb Community Kitchen to see how funds raised by the 'Together: Our Community' Cookbook are making a difference at Al Manaar, North Kensington on November 21, 2018 in London, England.出版から2カ月後、2018年11月にメーガン妃は収益金の様子を伺いながら「ハブ・コミュニティ・キッチン」に陣中見舞いへ。Photo: Chris Jackson/Getty Images

メーガン妃の支援のもと、2018年の9月に出版されたレシピ本が、『Together: Our Community Cook Book(原題)』だ。2017年にロンドンで起きたグレンフェル・タワー火災で被災した女性たちが力を合わせ、家族やコミュニティに料理を振る舞い、サポートしあう「ハブ・コミュニティ・キッチン」のレシピが50以上紹介されている。

メーガン妃は当時、近隣のカルチャーセンターで料理を提供していた「ハブ・コミュニティ・キッチン」の女性たちの活動に感銘を受け、自らもキッチンを訪れて料理作りに参加。同時に彼女たちの資金活動を集めるためにレシピを本にすることを提案した。

コミュニティの女性たちと料理を楽しむメーガン妃。Photo_ Chris Jackson/Getty Images
Meghan, Duchess of Sussex visits the Hubb Community Kitchen to see how funds raised by the 'Together: Our Community' Cookbook are making a difference at Al Manaar, North Kensington on November 21, 2018 in London, England.コミュニティの女性たちと料理を楽しむメーガン妃。Photo: Chris Jackson/Getty Images

火災に見舞われたエリアはイスラム教徒を中心に多民族が住んでおり、北アフリカや中東を中心に、世界各国の女性たちが家族から受け継いだ多国籍の家庭の味を本の中で紹介している。そのため、すべて自宅で挑戦できる料理だと購入者たちは大満足。写真も美しく、普段馴染みのないウガンダやイエメン料理などの簡単なレシピを多く紹介しているのが魅力だ。特に、レバノン料理のタブーラ(パセリ、ブルグア、トマト、生ミント、オリーブ油、レモン果汁などを混ぜたサラダ)は、簡単においしくできるとの声多し。

Photo_ Twitter/@KensingtonRoyal/Kensington Palace
Photo: Twitter/@KensingtonRoyal/Kensington Palace

「テレグラフ」紙によると、もともと5万部発行をした本は、半年後の今年3月には13万部まで増刷し、目標収益の約倍となる557,638ポンド(約7400万円)に到達。まだまだ売れ続けているようだ。

Text: Rieko Shibazaki

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