インスタントラーメンがカルボナーラに!?簡単にできるアレンジ3選

手軽な食事の代名詞、インスタントラーメン。作るのが面倒な時や休日のお昼ごはんなど、何かと便利ですよね。非常食としての備蓄も兼ねて、常に切らさずストックしているという家庭も多いでしょう。

今回は、そんなインスタントラーメンに、ちょっぴりアレンジを加えたユニークな食べ方を提案します。

インスタントラーメンが誕生したのは1958年。日清食品が開発した『チキンラーメン』が元祖です。チキンラーメンの開発者をモデルにした朝のドラマは、記憶に新しいのではないでしょうか。

チキンラーメンの作り方は、どんぶりに袋から出した乾麺を入れ、お湯を加えて3分待つというシンプルなもの。

その後、各メーカーから発売されたのは、粉末や液体などのスープが別袋になっていて、麺を煮込む鍋に入れて作るというタイプ。刻んだ野菜や肉、たまごなどお好みの具材を一緒に煮て食べるのが一般的です。

塩味、みそ味、しょうゆ味など、様々な味のタイプが出ているインスタントラーメン。それぞれの味を際立たせるアレンジがおすすめです。

こってり味が好きな人にファンが多いカルボナーラを、ラーメンで再現！

＜材料＞
・塩味のインスタントラーメン 1袋
・ベーコン 1枚
・卵 1個
・パルメザンチーズ大さじ1
・牛乳 50ml
・あらびきこしょう適量
・オリーブオイル適量

＜作り方＞
① ベーコンを細切りにしてオリーブオイルでカリカリに炒めます

② 火を止めて、牛乳、卵、パルメザンチーズ、インスタントラーメン粉末スープ1/2袋を加えてよく混ぜます（味見してお好みで粉末スープの量を調整）

③ インスタントラーメンの麺を別鍋で茹でる

④ 沸騰させないように②のカルボナーラソースを温め、茹でた麺を入れて混ぜる

⑤ 皿に入れてあらびきこしょうを振ったら完成

次はチーズタッカルビをインスタントラーメンで作ってみます。使うのは赤いパッケージが目を引く韓国の辛味インスタントラーメンです。

＜材料＞
・辛い味のインスタントラーメン 1袋
・鶏モモ肉 100g
・キャベツ 2枚
・玉ねぎ 1/4個
・ごま油小さじ1
・ピザ用溶けるチーズ適量
・にんにく、コチュジャン、しょうゆなどの調味料適量

＜作り方＞
① 一口大に切った鶏もも肉とザク切りしたキャベツ、くし切りした玉ねぎをごま油で炒める。

② インスタントラーメンのスープの粉に、にんにくやコチュジャン、しょうゆを適量混ぜる

③ インスタントラーメンの麺を別鍋で茹でる

④ 茹で上がった麺と③の調味料を①の鍋へ投入してよく混ぜる

⑤ 真ん中を空けてチーズを入れて完成

つけ麺は作り方がとっても簡単。いつもと違った雰囲気を楽しめるアレンジです。

＜材料＞
・みそ味のインスタントラーメン 1袋
・湯 180cc
・チャーシューやメンマ、海苔などお好みの具材適量

＜作り方＞
① スープ用の器に粉末スープを入れて180ccのお湯で溶く

② 鍋で麺を茹でる

③ 茹で上がった麺をザルに取り水で洗い冷やす

④ 器によそって、好みの具材を添えて完成

ご紹介した他にも、酸味を効かせた酸辣湯風や東南アジア系のミーゴレン、トムヤムクン風などもおすすめです。

味を大きく変えなくても、片栗粉でとろみをつけるだけでも雰囲気が変わります。また、ラーメンにはあまり使わない具材、例えば海鮮などを豊富に使った豪華シーフードラーメンなんていうのもいいかもしれません。

アイディア次第で無限に広がるインスタントラーメンのアレンジ。自由な発想で色々と試してくださいね。

監修：藤村亜美（家事代行サービスCaSy・お料理研修講師）

photo/PIXTA