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アイディアの玉手箱。賃貸でもできるDIYの工夫で作り上げた3LDKインテリア

  • 2019.10.5
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自分の「好き」を詰め込んだ、3LDK

3LDKの賃貸マンションにご夫婦で暮らしているeririさん。 このお部屋に移ってきた3年前、ずっとやってみたかった賃貸カスタマイズをスタート、引越したその日にクッションフロアの床を敷きました。壁には剥がせる壁紙を貼って、さらに上から塗装。家具や収納の多くも自作し、楽しく暮らしていらっしゃいます。

事前に確認していたはずなのに、お部屋に伺って開口一番、「本当に、賃貸のお部屋で合ってますか!?」と思わず確認してしまいました。

ベランダ側から見たところ。元の壁紙がほとんど表に残っていないほど、カスタマイズされています。すごい。

まずは「壁を立てる」ところから

DIY初心者でもできそうなアイディアをeririさんに教えてもらったところ、「まずは、壁を立てるところから始めるのはどうでしょう。なんでもできるようになりますよ」というお答え。 ディアウォールやラブリコを使って突っ張って立てる柱に、板を打ち付ける。この手間を一度行ってしまえば、賃貸でも自由に釘打ち、塗装のできる「壁」になります。

リビングの一面の壁も、その方法で立てたもの。

釘打ちOKなので、好きな棚受けを使っていろんな収納をつけたり、色を塗ったり。塗装がお好きだというeririさん、この壁の色は一度塗り替えた2代目。そんな風にインテリアを大きく変えられるようになるのも嬉しい。

元和室というLDKの隣の1室も、床にクッションフロアを敷き、壁を立てたことで見違えました。こちらはeririさんの好きなものがたくさん詰まったお部屋。

そう、壁に釘が打てるなら飾りたいもの、私もたくさんあったんです…賃貸生活が長すぎて忘れていましたが……

この質感、素敵だなぁと思ったのは「アイアンペイント」を塗ったボード。マグネット塗料を重ねれば、こんな風に楽しく飾る場所がつくれます。

自分好みの収納も、自分で作る

同じく、「柱」を利用して、こんな風に収納を作ることもできます。

こちらは剥がせる壁紙でカスタマイズされたキッチン。

柱の高さも自分で決められるので、こんな風にキッチンのミニ収納を作ることもできます。これ、一度やってみたいんですよね。

goodroom 錦糸町店でも取り扱っている、「Weekend Workshop」の棚受けを使った棚もありました。好きな器を飾るのにぴったりですね。

簡単なところでは、こんな方法も。木の棚にぴったりの縦型の木の引き出し。これ、実はプラスチックのファイルボックスに板と取手を貼り付けただけ。簡単でも見違える、いいアイディア。

賃貸でも、できることはたくさん。

逆に、一番大変だったことは?とお聞きしたら、「この引き戸ですね」と即答されるeririさん。え、この引き戸も、ご自分で作ったんですか!?

もともと襖で仕切られていた場所に、引き戸を製作。キャスターでスムーズに開くようになっている上に、窓も取手もついている……! 楽しんでDIYカスタマイズを続けているうちにたくさんのノウハウが身につき、複雑なつくりのものも徐々に作れるようになっていったとeririさん。

私がすごい!と思ったのは、こちらの洗面台。賃貸によくある収納がたくさんついた洗面台なのですが、その上から「かぱっ」とはめられる木枠を作り、雰囲気がガラリと変わっています。

やればやるほど次々にアイディアが湧いてくる様子がとても印象的だったeririさん。 今のお部屋で気に入らないところがあるという人も、実は賃貸でもできることはたくさん。「賃貸カスタマイズ」のアイディアを参考にして、ぜひ自分らしい暮らしを手に入れてほしいと思います。

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