北村匠海と芳根京子がW主演で声優を務め、12月13日(金)に公開となるアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」の本予告、本ポスタービジュアルが解禁された。
【写真を見る】主題歌を担当する「時代を魅了する声」の持ち主・Sano ibuki
本予告では、高校生の鈴原守(CV:北村)が「逃げましょう……大人に見つからない場所に!」と、親の都合で強引に引っ越しが決まった千代野綾(CV:芳根)に逃避行を提案したことから始まる7日間のバースデー・キャンプが、大人たちを巻き込む“戦争”に発展していく様子が描かれる。
古い廃工場に集まった6人の子どもたちが協力し、「自分らしく生きると決めた」という力強い決意と、工場にあるものを武器に大人たちに大胆に立ち向かう姿は、31年前の実写映画「ぼくらの七日間戦争」をほうふつさせ、現代版にアップデートされた本作で子どもたちがどんな戦いを繰り広げるのか。
さらに、かつての“七日間戦争”を知り、「大事なのは結果じゃなくてチャレンジすることよ」と子どもたちへエールを送る、宮沢りえが声優を務める中山ひとみの姿と声も初公開された。
大人になったひとみが、新しい「7日間戦争」に向き合う少年少女たちとどんな交流を持ち、どうつながっていくのか。
そして、本作の主題歌を「時代を魅了する声」と称され、一聴した者を虜(とりこ)にするシンガーソングライター・Sano ibukiが担当することが決定した。
監督とアニメ表現を何度も話し合い、映画を彩る「決戦前夜」(本予告使用楽曲)、「おまじない」「スピリット」の3曲の主題歌を書き下ろした。
「ぼくらの7日間戦争」ストーリー
いつも一人で本ばかり読んでいる鈴原守。片思いの相手は、お隣に住む幼なじみの千代野綾。
しかし綾は、一週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。
やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。「逃げましょう……っ!」。
綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。
もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精いっぱいの反抗だった。
だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子ども・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう。
不法滞在で入国管理局に捕らわれかけていたところを間一髪助けると、はぐれた家族を探しているのだと、守たちに打ち明けた。
2日目の朝、今度は武装した入国管理局の職員が、マレットを連れ去りにハンマーを振りかぶり工場へ突入してきた。
守は、仲間たちの協力のもと、敵の撃退作戦を決行する。(ザテレビジョン)