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買い物で後悔しないために!プロが実際に買って「失敗した家具」3つ

  • 2019.10.1
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整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんは、家具やインテリアも比較的ネット通販で購入することが多いらしく、なかには「これはしくじった」と後から後悔したことも何度かあるんだとか。購入して届いた直後に「思っていたのと違う……」と思うものもあれば、最初は気に入っていたものの、使っているうちに違和感を感じ始めた経験、一度はありませんか?

そこで今回は七尾亜紀子さんが、過去に購入して失敗した家具をご紹介します。

1:ワークスペースのラグ選び

まず、1つ目はワークスペース用に3年ほど前に購入したマイクロファイバーラグ。レビューが悪くなかったので、「これなら良さそうかな」と思って購入しました。

実際に届いて使ってみると、自動掃除機の跡や歩いたときの足跡がくっきり目立ってしまい、インテリア的には残念ながらあまり気に入りませんでした。確かに低反発で触り心地などは気持ちいいのですが、汚れても洗濯できず、よく考えると筆者宅にはあわない面が多くありました。

今振り返って思うと、よく比較検討せずに勢いで購入してしまったのが反省点です。早くスペースを完成させたい!という一心で焦って購入してしまいました。

ちなみに現在、別のショップで購入したコットン製のラグを敷いています。このラグは洗濯も可能で、しっかり比較したうえで購入したのでとても気に入っています。

そのためここで学んだ教訓としては、“大きな買い物のときは勢いで買わないこと”。当たり前のように聞こえますが、意外と勢いで決めてしまいやすいので注意しましょう。

2:リビングの収納家具選び

続いて2つ目は、リビングの収納家具選びです。10年くらい前に購入してた収納家具ですが、左側はフラップ式の扉がついたマガジンラックで、右側は観音扉型の収納棚になっています。

この家具を購入して失敗したポイントは2つ。

・マガジンラックが使いづらい

扉のところにおしゃれな雑誌を飾るのに憧れていたものの、実際は子供にいたずらされるので全然置けませんでした。

・観音扉の収納が使いづらい

リビングで使う文具や日用品などを入れていたものの、しゃがまないと取り出せないので不便。

また、子供のいたずら対策でロックを付けたところ見映えが悪く、さらにそれを取り外したら剥がした跡がついてしまったので、目隠し布を掛けることになりさらに不便に……。結局よく使うものは面倒になって、表に出す収納になってしまいました。

今振り返って考えると使い勝手まで想像せずに、カタログの写真の雰囲気だけで選んでしまったことがNGでした。

現在は上半分が引き出し2段、下半分が観音扉型の収納を組み合わせた家具を使っていますが、引き出しはかがまずに出し入れできて中も見通しやすいので、とても使いやすいです。

ここで学んだ教訓としては、“カタログやネットの見本写真の雰囲気だけで選ばないこと”。自分のライフスタイルにあっているかどうかや、雰囲気だけでなく使い勝手の面でも問題ないかを考えるのが大切です。

3:リビングのコルクマット

そして3つ目は、リビングに敷いていたコルクマット。

それまで2色の子供用タイルマットを敷いていたのですが、デザイン的にもう少し落ち着いたカラーリングにしたいと思い、5年くらい前にコルクマットへと敷きかえました。

ですが、2〜3年使っているうちに汚れが目立ち、また置いた家具の重みでマットが変形して接続部分に隙間が空くようになってしまいました。

このときの反省点としては、長く使ったときの耐久性を考えずに買ってしまったことです。

この失敗を踏まえて、今はタイルカーペットに変えました。オフィスでも使われるものなので耐久性がよく、汚れたときには水洗いもできます。

ここで学んだ教訓としては、“耐久性やメンテナンスの部分も考慮してモノ選びをすること”。

1つ目の教訓の“勢いで買わない”ともつながる部分がありますが、やはり家具やインテリア類は気軽に買い替えたり、処分したりしづらいもの。ほかの買い物以上に、慎重に下調べして購入する必要があります。

後悔しないくらい下見や下調べをしてみて、「これで大丈夫!」と思ったら最後は思い切りも大事。家具やインテリア類の購入を検討している方は、ぜひ“慎重さ”と“思い切り”の両方意識しながら、モノ選びをしてみてはいかがでしょうか。

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