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「Fleabag フリーバッグ」のフィービー・ウォーラー=ブリッジ、「007」シリーズの救世主になるか。

  • 2019.10.1
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Photo_ David M. Benett/Dave Benett/Getty Images for HUGO BOSS
Phoebe Waller-Bridge attends the the GQ Men Of The Year Awards 2019 in association with HUGO BOSS at the Tate Modern on September 3, 2019 in London, England.Photo: David M. Benett/Dave Benett/Getty Images for HUGO BOSS

『007』シリーズ第25弾となるキャリー・フクナガ監督による最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ(原題)』でも脚本の執筆に携わっているフィービー・ウォーラー=ブリッジを、その手腕から26作目でも脚本家として起用したいと製作陣は考えていると「デイリー・メール」紙が報じた。しかし、実際に彼女が脚本家として参加するかどうかは、次作の監督が決定することになる。

ダニエル・クレイグの最後のジェームズ・ボンド役となる最新作に起用された当時、フィービーはとりわけ女性キャラクターの描写に期待されていたそうだが、男性キャラクターやお馴染みの戦闘シーンなどにも手を加えたという。

『007』シリーズ最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ(原題)』の撮影血、イタリア・マテーラにて。左からキャリー・フクナガ監督、レア・セドゥ、ダニエル・クレイグ。Photo_ Franco Origlia/Getty Images
James Bond "No Time To Die" Photocall - Director Cary Joji Fukunaga, Lea Seydoux and Daniel Craig on September 09, 2019 in Matera, Italy.『007』シリーズ最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ(原題)』の撮影血、イタリア・マテーラにて。左からキャリー・フクナガ監督、レア・セドゥ、ダニエル・クレイグ。Photo: Franco Origlia/Getty Images

関係者はこうコメントしている。「(原作者である)イアン・フレミングのボンドは精力旺盛な男性で、女性憎悪な世界で生きているような印象を与えるかもしれませんので、倫理観が変わりゆく今、それに敏感になる必要があったのです」「フィービーの貢献は素晴らしいものでした。我々が想像していた以上でした。彼女は本当にボンドの救世主です。彼女は脚本全体に携わりました」

またフィービーの起用は、現場全体のムードに好影響を与えたようで、「フィービーは最高の時間をもたらしてくれました。楽しさを振りまいていたんです」「最初は、どうなるか分かりませんでしたが今は皆、満足しています。これで素晴らしいボンドになることでしょう」と前述の関係者は続けている。

フィービー本人は、最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ(原題)』への参加について「ファンタスティックね。参加できることに本当に感激している」「多くは語れないけど、ダニエル・クレイグのボンドだし、素晴らしい女性キャラクターも登場する。これが続けばいいなってね」「私がもたらすことができるスパイスなら、どんなものでも加えたいと思っている」と意気込みを話していた。

今年のエミー賞で主演女優と脚本、そしてプロデュースを務めたドラマ「Fleabag フリーバッグ」がコメディ部門を席巻したフィービーは、アマゾン・スタジオと大型契約を結んだばかり。彼女のキャリアは前途洋々のようだ。

Text: Bangshowbiz

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