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世界の真理に見る!出会いがない35歳が出会に恵まれる方法【ひとみしょうの男ってじつは】

  • 2019.9.28
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出会いがないときって、ホント人生の八方ふさがりみたいで、生きているだけで、呼吸するだけで、しんどくないですか?

そういう時に、あなたのこういう性格を直すと出会いに恵まれるようになりますとかと書いてあるコラムを読むと、しんどさが激増しませんか?

わたしはこれでも必死になって生きてるっちゅうねん! と、スマホの画面に向かって怒りたくなりませんか?

というわけで、あなたにダメ出しをすることなく、出会いがない35歳が出会に恵まれる方法について、今回はお届けしたいと思います。

出会いがない35歳とはなにか?

出会いがない35歳とは、自分の人生に絶望している人です。あなたが自分で自分のことを「わたしは絶望なんかしてない」と思っていても、じつは絶望しているんですよ。

たとえば、雨が降る夜更けに、ベッドの中で雨音を聞きながら、なんとはなしに淋しい気持ちになったこと、ありますよね? このまま出会いがなく40歳になってしまったらどうしよう……なんて考えつつ。

そう、だから、あなたは自分の人生に絶望しているんです。

絶望とは、どういう心的状態のことなのかといえば、過去に心を繋がれている心的状態のことです、と、世界の哲学者(キルケゴールという人)は言います。過去に心を繋がれてしまっているから、いま目の前で起きている事実を、事実として見ることができない(そもそも見れていない)――このような状態が絶望だとキルケゴールさんは言います。

どうすれば「見る」ことができるようになる?

世界は、じつは、素晴らしいものに溢れています。奇跡に溢れています。心温まる偶然に満ち溢れています。と書くと、なにかとても宗教的な感じがしますよねw

でも、心の状態によっては、実際に、世界は素晴らしいものに溢れています。で、実際に、あなたがこうしてこの文章を読んでいる間にも、世界のいろんなところで奇跡が起こっています(で、その事実を、あなたはたとえば、翌朝のYahoo!ニュースで知ることになります)。

過去に心を繋がれている人とは、素晴らしいものや、心温まる偶然を見ることができない人です。なぜなら、過去に生きているからです。

今という時制は、「いま」と言ったそばから過去になりますよね? ためしに「いま」と言ってみてください。ほら、声に出して言ったそばから過去になったでしょ?

つまり、今って、ただ今この瞬間に「感じるしかないこと」なのです。対して、過去とは、言葉であれこれ考えることすべてが過去です。明日のことをどうしようかなと考えるというのも、言葉を使って考えるのだから、未来を過去にしてしまっている、ということ。

今を生きている人(今この瞬間におおいに五感を使っている人)とは、たとえば、明日のことは明日になって考えようと思います。そういう人にとっては、今この瞬間を「感じる」ことが最高の生き方であって、過去のこととは済んでしまったことであり、どうだっていいからです。

35歳で出会いがない人とは、過去に対するこだわりが強い人です

35歳で出会いがない人とは、過去に対するこだわりが強い人です。そういう人はどうすれば出会いに恵まれるようになるのか?

ありきたりな言葉で言うなら、断捨離をすることです。物理的に「済んだこと(もの)」を捨てることであり、思い出に1つ1つ決着をつけることです。身体を動かして具体的に過去をきれいに片づけるうちに、いろんな気づきが生まれ、その気づきが少しずつ過去に対するこだわりが消していってくれます。

たとえば、元カレのことが今でも好きで、でも元カレが振り向いてくれない人は、元カレとの思い出を整理するうちに、自分がじつは幻を愛していることに気づくはずです。元カレ、つまり、あの頃の彼って、記憶であり、記憶って幻でしょ?

あるいは、母親とうまくいっていないことに悩んでいる人は、母親との思い出に決着をつけようともがく中で、「今」という時間を実感するでしょう。あなたは自分が幼い頃の母親をまだイメージしていませんか?でも、「今」の母親は、あなたが思っているよりもずいぶん老け込んでいますよ。

過去に生きないこと、今この瞬間に「生きている実感」をいだけるように行動すること――これがキルケゴール哲学という、世界の真理に見る、出会いに恵まれる方法です。

具体的には、なにかを感じること、たとえば、花鳥風月を愛でることです。つまり、「頭で考える」のと同じくらい「感じる」をやること。出会いがない35歳は悩み上手だから。

(ひとみしょう/作家)

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