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同棲、結婚とはどう違う?「事実婚」のメリット・デメリット

  • 2019.9.28
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入籍しないまま婚姻関係を維持する「事実婚」が増えてきています。「事実婚」のメリット、デメリットについて紹介します。

名前の変更をしなくても良い

まずは、メリットから紹介します。日本では、夫婦別姓がまだ法律で認められていません。しかし、事実婚ならばお互いに現在のままの姓を名乗りことができます。

仕事上でも便利ですし、変更の手続きの煩雑さを避けることができます。姓の変更となると、銀行口座やキャッシュカード、運転免許や携帯電話など多くの手続きが必要ですが、そういった煩わしさもなく愛着のある姓をそのまま使うことができます。また、○○家の嫁、婿といったしがらみが薄いのもメリットといえるでしょう。

別れのハードルが低い

別れると「戸籍に傷がつく」という観念にこだわることがないので、お互いの気持ちに正直になれます。事実婚の解消は、実際の離婚よりも簡単です。まだまだ日本には「離婚」に対して偏見を持つ人が多いのも事実ですが、そういった風潮に左右されないのも事実婚のメリットです。

理解を得がたい

次にデメリットの方ですが、周囲の理解を得がたいということがあります。「どうしてきちんと結婚しないの」と何度も質問をされる可能性もあります。他にも、入籍していないと保険の相続人になれなかったり、携帯会社の家族割引の特典が受けられなかったりという場合があります。

子どもの籍をどうするか

事実婚の大きなデメリットに、子どもが生まれた時に非嫡出子になるという問題があります。

籍は母親の方に入り、父親は認知をする形です。しかし、母子手当はもらえません。

税金、相続で損をする

他のデメリットとしては、税制優遇がないことです。税金の配偶者控除が受けられません。夫婦間の相続権もありません。日本の法律や制度は、まだ「入籍」に守られている部分がとても大きいのです。事実婚を選択するなら、そういったことを克服していく強いメンタルも必要でしょう。

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