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白髪も「黒髪用」で染められるってホント?ヘアカラーの専門家に真相を直撃【美容の常識ウソ?ホント?】

  • 2019.10.3
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日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“白髪用のヘアカラー”について。白髪は「白髪用ヘアカラー」ではなく、「黒髪用ヘアカラー」でも染められるって本当? ホーユー総合研究所の田口暢彦さんにお答えいただきます。

Q:白髪も「黒髪用ヘアカラー」でも染められるって本当?

白髪を染めるときに手に取るカラー剤。白髪用ヘアカラーではなく、黒髪用ヘアカラーを使っても同じように染められるという話をチラホラ耳にしますがそれって本当なの?

さっそくこの疑問を田口暢彦さんに直撃。果たして答えは……。

≫正解はこちら!

A:「白髪は黒髪用で染められる」はウソ。というかキレイに染まりません!

「黒髪用ヘアカラーでは白髪は上手に染まりません。白髪用ヘアカラーと黒髪用ヘアカラーの違いは、色の作り方が違うので、用途に合ったヘアカラーを選ばないと、キレイに染めることができません。

黒髪用ヘアカラーは、黒髪や黒髪が明るくなった髪に適した色作りをしているのに対し、白髪用ヘアカラーは白髪と黒髪の色味を合わせるような色作りをしていますので、黒髪用ヘアカラーを白髪に使った場合、白髪が染まらなかったり、不自然な色味になることがあります」( 田口暢彦氏・以下「」内同)

カラーリングの頻度は、白髪が目立ちはじめる1か月を目安に

「個人差はありますが、髪が伸びる速度は、1か月で1~1.5 cmほどです。そこで、伸びた白髪が目立ちはじめる1か月を目安に、あらためて染め直すと良いでしょう。その際は、伸びてきた白髪の部分を重点的に染めると前回染めた部分との色味が合いやすく、髪への過剰な負担を減らすことができます。

また、白髪用ヘアカラーでは、全体染めと部分染めを上手く使い分けることで、髪への負担を減らすことができます。はじめて白髪用ヘアカラーを使うときや、しばらく染めていなかったときは、まず全体染めをしましょう」

つなぎとしてカラートリートメントやカラーリンスを使うのもオススメ

「最近ではカラートリートメントやカラーリンスという商品もあります。ヘアカラーは徐々に色があせていきますので、次に染めるまでのつなぎとしてカラートリートメントやカラーリンスを使うと色あせをカバーしてきれいな髪色を長持ちさせることができます。髪や頭皮に負担をかけずに白髪を目立たなくさせることができ、お風呂で使うこともできますよ」

「黒髪用ヘアカラー」でも白髪に色がつくので、一見どちらを使ってもいいように思いがちですが、色の作り方が違うとのこと。白髪をしっかり、キレイに染めたいのであれば、やっぱり「白髪用ヘアカラー」を選ぶのが正解です

 

ホーユー株式会社総合研究所
田口暢彦( たぐちのぶひこ)
愛知医科大学大学院博士後期過程修了( 医学博士) 。2001年の入社以来、毛髪科学、皮膚科学、色素細胞生物学の研究に従事。薬学系大学では「化粧品学」の講義を担当。
https://www.hoyu.co.jp/

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