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【出会いに役立つ心理学】初めまして〜デートに誘うまで編

  • 2019.9.27
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心理学を学ぶことでのメリットは、人の行動(もしくは自分の行動)を理解しやすくなるということです。




恋に役立つ心理学と銘打ってありますが「これであの人の心も思うがまま!」となるわけではありませんので悪しからず。




まずは、知り合ってからデートに誘うまでです。

初頭効果(第一印象が超重要)

その人の第一印象が変わるまでは手間と時間を要します。特に悪い印象を回復させるのは非常に大変です。だからこそ、ここで失敗しないようにしておきたいわけです。




恋愛において「清潔感が大事」だと言われるのは、マイナスの評価を与えないため。




一度いい印象を与えることに成功すると、よっぽどのヘマをしない限り、そのあとの印象は好意的になります。とにかく最初は、強く印象付けようとヘタなことをするよりも、清潔感があって常識がある、そんな「悪くない印象」を死守しましょう。

単純接触の原理(短い間にたくさん会う)

特定の人と仲良くなろうと思ったら、一年間で5回会うよりも、一週間で3回あったほうが親密度が上がります。




とにかく接触することが大事なので、挨拶を交わす程度でもOK。ちなみに、LINEでのコミュニケーションも「接触」にカウントされます。




短い間にウザがられることなく、いかにその人と接触するか?作戦の練りどころです。

バーナム効果(誰にでも当てはまりそうなことを言う)

占い師などがよく使います。「あなたには大切に思っている人がいますね?」なんて言われてしまうと、「なんでわかるんですか!」と思ってしまうアレです。




「普段は強がって見えるけど、実は繊細なところもあるでしょ?」なんて言われると、誰にでも当てはまることを言っているに過ぎないのに、なぜか自分のことをすごく理解したうえで言われているように感じてしまうんですよね。




コミュニケーションのキッカケに悩んだら、このバーナム効果を使って会話すると、その人のパーソナルな情報が引き出せたりしますよ。

ウィンザー効果(他人の声をうまく活用しよう)

自分の情報は自分が言うよりも、他人に言ってもらったほうが信用されやすくなります。
「私、料理得意なんです」というより、他の人から「◯◯ちゃん、料理上手なんだよ~!」と言われたほうが、ホントっぽいでしょ?これも、心理学の一つ。


ビジネスの世界では、関係のない第三者の声を入れてもらうことをヴォイス・チェンジなどと表現したりするのですが、こういう交渉のシーンでも活用されているんですね。




例えば飲み会などで、狙ってる男性には自分からはアプローチせずに、友達から自分のことをめちゃくちゃヨイショしておいてもらう、といったような作戦が考えられますね。

誤前提暗示(二者択一で選択肢を限定する)

「今度一緒に映画に行かない?」と聞くのではなく、「今度『A作品』か『B作品』どっちか一緒に観に行こ?どっちがいい?」と聞くと、映画を観に行くことが前提になります。




こういった、さも当たり前かのように別の前提を考えさせない方法を、誤前提暗示と言います


<誤前提暗示を使ったデートの誘い方の実例>
あなた「〇〇くんて、映画とか観る人?」
彼「うん、観るよ」
あなた「どんな映画が好きなの?」
彼「ヒューマンドラマ系かな。泣けるようなのはついつい観ちゃうね」
あなた「ヒューマンドラマ好きなんだ!私もそういうの好き。今『A作品』と『B作品』が公開中だよね。どっちか観にいった?」
彼「いや、まだ観てないんだ。」(映画を観ていないという言質を取る)
あなた「そうなんだ、私もどっちか観たいと思ってたんだよね。じゃぁ今度どっちか一緒に観に行こうよ!どっちがいい?」(この時点で一緒に行く前提になっている
彼「そうだね、Bの方が観たいかな」




といった具合です。

初めまして〜デートに誘うまでのまとめ

・第一印象にはこだわれ!突然の出会いに備えた日々のお手入れを
・短い期間にとにかくたくさんコミュニケーションを取ろう
・占い師かのように彼の意外な一面を言い当てちゃおう
・自己アピールは他人の声を上手に使って
・二者択一で、デートに行かない選択肢を消してしまえ




次回は、デートを重ねて相手に意識させよう編です!お楽しみに!(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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