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糖質制限で痩せないのはなぜ?向いている人の特徴やメニューを紹介

  • 2019.9.27
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糖質制限にチャレンジしたものの、なかなか痩せない…という方いませんか?もしかしたら生活習慣に原因があるかもしれません。今回は薬膳ライフバランスプランナーの倉口ゆうみ先生に、痩せない理由や痩せやすい人の特徴、おすすめメニューなどを伺いました。

糖質制限をしても痩せない原因とは?

「気」の不足

糖質を摂らないことで、生命エネルギーである「気(き)」が足りなくなっていることが考えられます。

気には体を温め、食べたものをエネルギーに変える働きがあります。糖質制限をすると体が冷え、不要になった水分を排泄しにくくなり、体に余分な水が溜まってしまいます。水が溜まると体は冷えるため、どんどん悪循環に。また、冷えたところには余分なお肉がつく傾向があるため、体にとって冷えは大敵なのです。

老廃物の滞り

気の不足は便秘にもつながります。気が不足し押し出す力が弱まると、体のなかに老廃物を溜める原因になり、痩せにくい体になってしまうのです。

糖質制限ダイエットはどんな人に向いている?

偏りなく何でも食べる人

薬膳の世界では、体は気・血・水(き・けつ・すい)の3つで構成され、それぞれが連動して働いていると考えます。炭水化物を抜いてしまうとエネルギーである気を補えず、血も水も減ってしまい、気持ちが不安定になったり、火照りや冷えなどの不調の原因に

そのため、普段から食事に偏りがあったり、好き嫌いが激しかったりする人が炭水化物を抜いてしまうと、余計にバランスが崩れてしまいます。普段から偏りなく何でも食べる人のほうが、糖質制限ダイエットに向いていると言えるでしょう。

運動量が多くない人

仕事がデスクワークなどであまり運動量が多くない人も、糖質制限に向いています。

炭水化物はエネルギー補給をしてくれる働きがある分、使わないと太る元になるもの。そのため、座り仕事などで体をあまり動かすことのない方は、エネルギーに変える力が弱くなるため、糖質をセーブするダイエット法が効果的だと考えらます。ただし、糖質を抜きすぎると集中力が落ちるため、一日のどこかで少しでも炭水化物を摂るのが理想です。

ちなみに、接客業の方や看護師さんなど体を動かすことの多い方はエネルギー量が多いため、炭水化物などで糖質類をしっかり摂ったほうが良いですよ。

ダイエットのために全く糖質を摂らないのは良いこと?

結論から言うと、糖質を完全に摂取しないのは良くありません。特に薬膳ではバランスを重視しているため、特定の食材ばかりを食べなかったり、特定の食材ばかりを食べたりすると、体の不調につながると考えます。

糖質にはエネルギーを補い、体を温め、疲労を回復する作用があります。そのため、糖質を完全に抜いてしまうと、体が冷えたり元気が出なかったり、さらには痩せにくくなってしまうことも。体調を崩す原因にもなりかねません。

糖質の理想的な摂り方・メニュー例

ごはんは普段食べているよりも少なめ(6〜8割)にします。白米に玄米を混ぜるのもおすすめです。おかずには、糖質を代謝すると言われるレバー類、豚肉を取り入れると効果的

また、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(かんみ:塩味)という5つの味を、食材からまんべんなく取り入れると、バランスの良い食事になります。以下で、メニュー例と味の具体例を紹介しましょう。

【メニュー例】 ごはん:甘味 レバニラ炒め:甘味・苦味 お豆腐ともやしと生姜の味噌汁:鹹味・甘味 セロリの酢の物:苦味・酸味

【味の具体例】 酸味:梅干し、酢の物 苦味:ゴーヤ、レタス、緑茶 甘味:お米、芋類 辛味:生姜、コショウ、とうがらし 鹹味:のり、こんぶ、わかめ、味噌

糖質の多い食品を食べる頻度とタイミング

糖質はお米、パン、麺、砂糖などに含まれています。糖質を1日に1回も摂らないとなると、体にエンジンがかからず元気も出ません。糖質制限ダイエット中でも、せめて1食は糖質類を食べるようにしましょう。

なかでもおすすめなのが朝食時です。朝の7時〜9時は消化しやすい時間となり、この時間に食べると集中力が高まるといわれています。

また、芋類にも糖質が含まれていますので、朝食や昼食で摂って夜は控えるようにすると良いでしょう。

糖質制限ダイエット中の食生活で心がけること

食事のバランス

糖質制限をすると体に必要な栄養素やエネルギーを補えないため、炭水化物を抜いていないときよりも、食事のバランスに注意が必要になります。主食で「気」を補えない分、きのこ、豆類、海老、鮭、まぐろ、お肉類を食べて気を補いましょう。

また、糖質制限ダイエット中にふらつきやめまいなどを感じた場合は、無理に続けず、いつもの食事に戻してください。

胃腸系の働きを高める

糖質制限をするとエネルギー不足になりやすいので、エネルギーの製造工場とも言える胃腸系システムの脾(ひ)の働きを高めてあげましょう。

方法として、調理法を体に負担がかからない「煮る」「蒸す」「茹でる」などにすることが挙げられます。これらの調理法でできるメニューを、いくつかピックアップしてみると良いでしょう。

糖質制限するときは食べること全体を見直そう

糖質制限は、実は意外と難しいダイエット法です。糖質を控える分、他の栄養素でバランスを取らないと体の不調につながり、ダイエット効果も期待できなくなってしまいます。

糖質制限を行うときは、単に糖質をセーブするだけはなく、食品、調理法、食べるタイミングなど、食生活全体を見直すことが重要。自分の体に向き合う良いきっかけにもなるはずです。

この記事の監修者

倉口 ゆうみ

国際薬膳調理師/薬膳ライフバランスプランナーの倉口ゆうみです。自身が心身のバランスを崩したことで食の大切さを改めて考えていた時に、本屋さんで薬膳の本と出会ったのがきっかけて約1年半、フルタイムで会社勤めをしながら、月に一回岩手から神戸に通い薬膳の学びを深めました。

薬膳は少しマニアックな世界で興味があるけれど、なかなか生活で活かすことが出来ない・・・という声も聞きますが、少し知識があれば「薬膳は料理が出来なくても大丈夫♪コンビニや外食でもOK♪」なおおらかな世界です。

生活を大切にすること。ライフバランスを大切にすること。不調に悩む方のために簡単にできる薬膳×ライフバランスを大切にする情報を、ずぼらな筆者がお届け致します(*^^*)

2015年 薬膳アドバイザー取得 (Any認定)
2016年 薬膳インストラクター取得 (Any認定)
2017年 国際薬膳調理師 取得 (中国中医薬研究促進会認定)

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