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養老保険のおすすめ人気ランキング【2019年最新】FPが徹底比較します!

  • 2019.9.25
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養老保険は、保険の契約期間中に死亡した場合でも、満期を迎えた場合でも同額の保険金を受け取ることができる生命保険です。

そのため、死亡保険と貯蓄型保険の両方を兼ね備えた生命保険であると考えることもできますが、本記事では、オリコン顧客満足度ランキングの紹介と養老保険のメリットやデメリットといった特徴について触れていきます。

オリコン顧客満足度ランキング:養老保険ランキングTOP10

上記データは、価格.com 保険がWEBサイトで公開しているカカクコム・インシュアランスにおける契約申込者の割合ですが、養老保険の申込割合が驚きの0%です。

データを見た人の中には、価格.com 保険だからではないか?といった反論をされる人もおられるかもしれませんが、今度は同じく比較情報サイトである保険市場の例を見てみましょう。

保険市場の場合

保険市場の場合、養老保険を選んで比較検討をしようとしても、条件に該当する保険商品がヒットせず、これは価格.com 保険と同じように、養老保険の申込をする人がいないことを意味します。

なぜ、このようなことになっているのか、養老保険に加入するメリットとデメリットを紹介しながら、その理由について考えてみます。

養老保険に加入するメリットとは

養老保険に加入するメリットは、保険契約の期間中に死亡しても、満期を迎えて生存していたとしても同額の保険金が支払われるところにあります。

つまり、養老保険は、死亡保険金または満期保険金のいずれかの保険金が必ず受け取れることになるため、仮に死亡した場合は葬式費用に、生存していた場合は、将来の老後資金や子供のための学資資金など、幅広く活用できるメリットがあります。

養老保険に加入するデメリットとは

養老保険に加入するデメリットは、メリット以上に多くあるのが現状であり、考えられる主なデメリットは以下の通りです。

  • 養老保険に加入するのに必要な保険料が高額
  • 死亡保障が一生涯ではない
  • 契約の仕方によっては、元本割れする可能性がある
  • 満期保険金を受け取った場合で差益が生じた場合は課税対象になる
  • 不要な保障まで抱き合わせになる可能性がある(郵便局=かんぽ生命)など

養老保険の返礼率が高いのは、もはや過去のお話

養老保険が多くの保険会社で販売されていた当時は、解約返戻金の返礼率が高いことや一時払い(一括払い)で養老保険の保険料を払い込んでしまうことで、普通預金などでお金をコツコツ貯めるよりも多くのお金が得られるといった考え方が主流でした。

しかしながら、現在ではこのような考え方はもはや過去のお話であり、時間とお金をかけてより多くの資産形成をする上で、適当な方法では無くなっているのが現状です。

生命保険の予定利率が低くなっているのが現状

こちらは養老保険に限りませんが、たとえば低解約型返戻終身保険、学資保険、個人年金保険など、生命保険の解約や満期を迎えることで得られる保険金も、保険会社の予定利率が低いことなどが原因で大きく期待できない状況です。

そのような時代の中で、高額な保険料を支払ってまで養老保険に加入するメリットや期待値が大きく損なわれていることも、養老保険が個人の方から受け入れられない原因の1つであるとも考えられます。

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養老保険のシミュレーションが、WEBでほとんどできない

一般に保険会社のWEBサイトでは、保険料などのシミュレーションが簡易にできるところも多くなっています。

しかしながら、養老保険の場合、シミュレーションをWEBでほとんどできないのが現状となっており、見積もりを保険会社へ直接依頼しなければならない手間や時間がかかってしまっています。

このような部分も、養老保険が個人に受け入れられない原因の1つなのではないかと思われます。

養老保険を販売している主な保険会社(令和元年度現在)

令和元年度現在において、養老保険を販売している主な保険会社を紹介しておきます。なお、紹介順はランキングではなく五十音順とします。

  • かんぽ生命
  • JA共済
  • ジブラルタ生命
  • 住友生命
  • ソニー生命
  • 第一生命
  • 第一フロンティア生命
  • 大樹生命
  • 日本生命
  • プルデンシャル生命
  • 三井住友海上あいおい生命
  • 明治安田生命
  • メットライフ生命

令和元年度現在において、養老保険を販売している主な保険会社は13社あります。

先に紹介したオリコン顧客満足度ランキングの養老保険ランキングTOP10の内、2位にランキングしていた東京海上日動あんしん生命保険では現在養老保険を販売していないという部分は、大きな特徴とも言えそうです。

そもそもおすすめの養老保険はあるのか?

こちらは筆者個人の見解となりますが、養老保険は、現代の生命保険の保障や資産形成を考慮する上で、残念ながらおすすめできるものではないと考えています。

実際に養老保険を販売している保険会社も少ないことが、これまで解説した需要とのバランスを物語っているようにも思えますが、次項では参考情報として、オリコン顧客満足度ランキングの養老保険ランキングTOP10の内、3位までの養老保険について特徴をそれぞれ紹介しておきます。

なお、2位の東京海上日動あんしん生命保険は販売を行っていないため、順位を繰り上げての紹介となります。

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第3位:第一生命保険「ジャスト 養老保険」

第一生命の「ジャスト 養老保険」は、一定期間に渡って死亡保障を備えながら将来の資金を形成することができる特徴があり、特に時の経過に応じて解約返戻金が増える点が大きな特徴とも言えます。なお、主な概要は以下の通りです。

  • 契約年齢範囲:3歳~80歳
  • 保険期間:13歳~90歳
  • 保険料払込期間:保険期間と同一
  • 保険料払込方法:年一括払・半年一括払・月払
  • 保険金額:最低保険金額300万円、最高保険金額7億円
  • 診 査:診査扱・告知書扱
  • 配当方式:毎年配当
  • 保険料例:20歳 10,750円、30歳 14,630円、40歳 22,440円、50歳 45,720円
  • 契約内容の変更:保険期間の変更、保険金額の減額、契約者貸付制度、払済保険への変更が可能
第2位:かんぽ生命保険「新フリープラン」

かんぽ生命の「新フリープラン」の主な特徴として、保険金の倍額支払があり、不慮の事故や感染症で死亡した場合で所定の条件を満たしている場合、当初の死亡保険金の倍額が支払われる特徴があります。

なお、保険期間は10年から最長50年の間で、1歳きざみに設定できる特徴もあります。

  • 契約年齢範囲:0歳~80歳(契約種類により異なる)
  • 保険期間:10年~50年(ただし、被保険者の年齢により異なる)
  • 保険料払込期間:保険期間と同一
  • 保険料払込方法:月掛
  • 保険金額:最低保険金額100万円、最高保険金額1,000万円(ただし、被保険者の年齢により異なる)
  • 診 査:告知書扱
  • 配当方式:毎年配当
  • 保険料例:30歳 48,563円、35歳 63,679円、40歳 93,725円
  • 契約内容の変更:保険金額の減額、契約者貸付制度、払済保険への変更が可能
第1位:ソニー生命保険「5年ごと利差配当付養老保険」

ソニー生命の「5年ごと利差配当付養老保険」は、責任準備金などの運用成果に応じて、契約後6年目から5年ごとに契約者配当金が支払われるほか、被保険者が不慮の事故により180日以内に所定の身体障害の状態になったときは、以後の保険料の払込が免除されます。

また、保険金額が500万円以上の場合、高額割引制度が適用される特徴もあります。

  • 契約年齢範囲:0~78歳
  • 保険期間:20年~30年(5年きざみ)、60・65・70・77・88歳で選択
  • 保険料払込期間:年満期:保険期間と同一、歳満期:保険期間と同一
  • 保険料払込方法:年払・半年払・月払
  • 保険金額:最低保険金額100万円、最高保険金額7億円
  • 診 査:診査扱・告知書扱等(契約年齢および保険金額により異なる)
  • 配当方式:5年ごと利差配当
  • 保険料例:25歳24,220円、30歳28,750円、35歳35,120円、40歳44,690円、45歳 60,580円
  • 契約内容の変更:保険期間の変更、保険金額の減額、契約者貸付制度、払済保険への変更が可能

養老保険のおすすめ人気ランキングに関するまとめ

現状では、個人が生命保険の加入や見直しにあたり、養老保険を活用することは、一昔前とは異なり不利になってしまう点が多くあるため、あまりおすすめできる生命保険とは言えません。

実際のところ、養老保険を販売している保険会社もさほど多くなく、さらに比較情報サイトを基に比較検討や情報を集めることができない現状も踏まえますと、いかに養老保険の需要が無いのかご理解いただけるのではないでしょうか。

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