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ときには主張も大事。いい人止まりな“隠れ非モテ”の解決法

  • 2015.3.29
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初対面の後は必ずまた会いたいと言われるのにその後のデートが三回以上続かない…じつはこんな人が増えています。なぜ「会えば会うほど魅力が減ってしまう」のでしょうか?

■「いい人なのだけど…」といわれ続けていませんか

お見合いの席や知り合った直後は、深く突っ込んだ会話は敬遠され、仕事や趣味、休日の過ごし方など、軽い話題が好まれます。こうした自己紹介的な話がスムーズに出来て、相手の主張や意見を否定せず聞いていれば「好感度」は得やすいもの。

しかし、その後もそんな調子で当たり障りのない会話と、何をするのにもまず相手の意見を聞き、それに合わせることを続けていると、せっかくデートを重ねても最後は「いい人なのだけどこれから一緒に過ごすイメージが湧かない」「悪いところはないけれど恋愛には発展しそうにない」などと言われ終了してしまいます。

これって、言葉は柔らかいけれど、恋人へと進展したいと思わせる決定打がなくバッサリと振られているのです。本人としては何が悪いのかさっぱりわからず、「今回は相性が悪かったのかな」とまた別の相手を探しますが、相手が変わっても結局同じことの繰り返しです。

■「隠れ非モテ」のそのわけは?

最初の印象はいいのに、すぐに相手に飽きられてしまう「隠れ非モテ」の原因はなんでしょうか? それは「感動力」が低く「尊重力」が高すぎるから。

「感動力」とはすなわち感受性。感動力の低い人は心からあふれ出るような強い感情がありません。伝えたい、わかって欲しいという強い欲求がないのです。ですから、表面的な会話と、相手の主張に合わせた行動が心地よく、それが交流だと思っています。しかし、それではあなたの本質や魅力は永遠に伝わりません。

「でも、私は出かけるところも食事も何でもいいし、自己主張よりも相手を尊重する方が得意なんです」という人もいることでしょう。よくいえば「柔軟」「寛容」、しかし、残念ながらその姿は相手には「自分がない」と映ってしまいます。

一見相手を尊重し、心優しい人という印象ですが、「主張する・決める」ことのリスクを避けていませんか? 自分で何かを主張すれば、否定されたり批判を受けることもあるでしょう。また遂行しなければいけない責任も伴います。

しかし、相手はあなたが自分のしたいこと、好きなもの、好きな場所をおくせず伝え、そこで生き生きと楽しむ姿を見て、初めてあなたという人を知るのです。そして、それがあなたの「魅力」なのです。

自分のなかで湧き起こった感情や思いを押し込めず、きちんと自覚してみましょう。そしてときにはきちんと口に出してみましょう。自分に執着してもらうには、自分の感情をしっかりと認識し、ときには相手とぶつかってもおくせず伝えていく情熱が必要です。

出会いが恋へと発展するどうかは、あなたの感受性の豊かさと主張できる強さにかかっています。「いい人なんだけど…」からそろそろ卒業しませんか。

(水野真由美)

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