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好きな人に会えないときは、潔く友達と遊んでみては?

  • 2019.9.22
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次あの人と会えるまであと何日だろう・・・・・・。
こう考えているときほど、時間が進むのが遅い瞬間は人生で他にありません。


「なんて日だ!」


そう吐き捨てたくなる一人の日には、お部屋にこもってカレンダーとにらめっこをするのより、きっぱりと諦めて、仲良しの友達に会いに行ってみましょう。


なんか月並みで面白くないタイトルですが、「好きな人と会えない日に、友達と遊んでみることの大切さ」について改めて考えてみようと思います。

■こんなにもメリットが

こんなとき、友達と遊ぶことのメリットって「ただ楽しい」ことだけじゃありません。
まず、友達と遊ぶために家を飛び出す。これがまずすごくいいこと。


感情というものは、心の中だけじゃなくて「環境」にもこびりついてしまっているものです。例えば、自分の部屋。好きな人が何度か訪れたその部屋は、きっとその人との思い出で充満しています。ベッドに寝転がっていれば、その人と一緒に横になったときの思い出がフラッシュバックするし、テレビを見てても、横並びに座って一緒に映画なんかを観たときのことが蘇ってきます。好きな人と会えないとき、「好きな人がいるかもしない空間」で、一人で過ごすということはすごく苦しいことなんです。


だから、まずはそのお家を飛び出して外に行くことで、その人との思い出に余計にとらわれて、なんだか悲しい気持ちになってしまうことを防げるはずです。


また、仲が良い人と一緒に時間を過ごして、お話をするということもすごく素敵なことです。


だいいち、楽しいおかげで時間がとても早く過ぎる。これだけでも、寂しい時間を紛らわすきっかけになりますよね。


また、自分の恋愛の客観視にも繋がってきます。この前会ったとき、こんなことがあって、彼から悪く思われちゃってたらどうしようとか、今後その人とどうしていったらいいだろうみたいな悩みが一つや二つはあるはずです。


そうした気持ちを友達に打ち明けると、たいてい「そんなの大丈夫だって!」と笑って流されてしまうものですが、それは決して、その友達が本気で「ハッ、どうでもいいわ」と思っているわけじゃなくて、主観じゃなくて、客観で見れば「そんなに気にしすぎることないよ」ということなんですよね。恋をしてると、ましてや好きな人と会えなくて悲しいネガティブな気持ちの中に沈んでいたりすると、とにかく人は思いつめてしまいがちで、思考がどんどんマイナスに動いていきがち。


こういうときに、友達から「気にしすぎ」と声をかけてもらうことで「そうか、私が単に気にしすぎが」と自分を少し引いた目でとらえることができるようになって、煮詰まりすぎず、バランスよく恋愛を楽しむためのヒントになるはずです。


また逆に「今度はこうしてみたら?」なんて自分では考えもしなかったような方向からのアドバイスをもらうこともできて、恋戦の最中に頂戴する友人の助言というのは、本当に得るものばかりなんですね。

■恋愛でこそ、「友達」の真価発揮

皮肉なことに、友達の大切さ、いわゆる「持つべきものは友達」という言葉の意味は、恋愛をしていなくて、友達といつも一緒にいることが当たり前のようになってしまっているときには感じられず、逆に、恋をして、その中で辛い気持ちや悲しい気持ちになって沈んでいるときになって初めて、友達という存在の温かみを感じることができます。


結婚式では、多くの新郎新婦がこれまで支えてくれた友人に感謝の気持ちを伝えます。大事なスピーチだって、やっぱり一番の友人が喋ります。恋愛は究極的には自分と相手のふたりの問題なんだけど、その過程で、友達の助けを借りることは不可欠です。


普段はひとりで頑張ってください。でも、好きな人に会えなくて寂しいときや、辛いことがあったとき、ひとりで思い悩まず、LINEを開いたときに一番上にある彼とのトークルームの、そのちょうど一個下くらいにある大切な友達に、ポンっと一通メッセージを送ってみてはいかがでしょう。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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