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【今週の☆☆☆】呪いの人形が大暴れする『アナベル』や盲目の主人公が難事件に挑む『見えない目撃者』など週末観るならこの3本!

  • 2019.9.19
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Movie Walkerスタッフが、週末に観てほしい映像作品3本を(独断と偏見で)紹介する連載企画。今回は、9月20日から今週末の公開作品をピックアップ。呪いの人形“アナベル”が少女に恐怖をもたらす人気ホラーの最新作や、視力を失った元女性警察官のノンストップ・スリラー、イケてない思春期女子の奮闘を描くヒューマンドラマなど、バラエティあふれる作品ばかり!

【写真を見る】神出鬼没のアナベル…ひとりでにリビングに出現!?(『アナベル 死霊博物館』)

週末に観てほしい映像作品3本を、MovieWalkerに携わる映画ライター陣が(独断と偏見で)紹介します!
KADOKAWA

人形たちの封じられた呪いが少女の好奇心により解き放たれる!『アナベル 死霊博物館』(9月20日公開)

封印からアナベルが目覚める!『アナベル 死霊博物館』
[c] 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

『死霊館』ユニバースの幹として人気を博してきた『アナベル』シリーズの最新作。呪われた人形アナベルが、『死霊館』シリーズでおなじみの心霊研究家ウォーレン夫妻の倉庫に保管されたことで一件落着かと思いきや、ある少女の思慮の浅い行為によって大暴れ。夫妻の屋敷は、たちまち恐怖の館と化す。サバイバルを強いられるのは夫妻の愛娘とベビーシッターの女子大生、そしてアナベルを解き放ってしまったその友人。この3人を共感の抱けるキャラクターに作り上げたことで、見る側の気持ちは彼女たちにシンクロ。彼女たちの危機がスリルを醸し出す一方で、『死霊館』シリーズに通じる家族の絆の逸話には感動も宿る。今後のユニバース展開が楽しみになる快作! (映画ライター・有馬楽)

女子高生連続猟奇殺人事件に盲目の女性が挑む!?『見えない目撃者』(9月20日公開)

なつめ(吉岡里帆)は盲導犬パルや春馬(高杉真宙)の力を借りて事件の真相を追う
[c]2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ [c]MoonWatcher and N.E.W.

韓国映画『ブラインド』(11)のリメイク。中国リメイク版『見えない目撃者』(15)も日本公開されたが、本作は日本独自の“今”とキャストの魅力をそなえ、前2作に負けない見応えのある“ノンストップ・スリラー”の力作になっている。

警察学校を優秀な成績で卒業しながら、事故で盲目となったなつめ(吉岡里帆)が、車の接触事故に遭遇。車中から助けを呼ぶ少女の声を耳にするが、警察は相手にしてくれない。なつめは、もう一人の目撃者・高校生の春馬(高杉真宙)を探し出し、独自捜査に協力してもらう――。吉岡の盲目である表現が自然で上手く、それがより緊迫感を醸す。行き着く“女子高生連続猟奇殺人事件”、その猟奇描写も日本映画では珍しく踏み込み、戦々恐々とさせ、最後までハラハラの連続で手に汗握らせる! (映画ライター・折田千鶴子)

"こじらせ女子"のリアルが凝縮…『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』(9月20日公開)

大人には衝撃な姿も!?それでも周囲に支えられるケイラ(『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』)
[c] 2018 A24 DISTRIBUTION, LLC

『レディ・バード』(17)、『スウィート17モンスター』(16)など、近年話題を呼んだ“こじらせ女子”映画の系譜に連なる本作は、中学校生活最後の一週間を過ごす少女ケイラの物語だ。彼氏も親友もいないケイラは、不器用でイケてない自分を何とか変えようと奮闘するが、すべてが空回りの連続。そんなケイラがスマホを手放せず、SNSでのやりとりに縛られ、自己承認欲求に囚われた日常描写は、大人たちを驚かせる一方、同世代の観客の痛みを伴う共感を誘うに違いない。そしてローティーンの“今”の肖像をこのうえなくリアルに切り取った本作は、ニキビ顔でふっくら体型のケイラに優しく寄り添い、彼女の迷走する自分探しにエールを送る。真摯で胸に刺さる新世代の青春映画の誕生だ。(映画ライター・高橋諭治)

週末に映画を観たいけれど、どの作品を選べばいいかわからない…という人は、ぜひこのレビューを参考にお気に入りの1本を見つけてみて!(Movie Walker・構成/トライワークス)

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