【わざわざ行きたい！】絶景MUSEUM★5選

ロケーションや建築、こだわりのカフェなど、空間そのものを楽しめる個性派美術館が全国で増えています。

【広島県】神勝寺 禅と庭のミュージアム

禅寺の境内に降り立った木造の宇宙船！？

広島の山あいにある「神勝寺 禅と庭のミュージアム」。約7万坪の境内に点在する伽藍や日本庭園を散策しながら、禅の広大な世界を体験できます。中でも、圧倒的な存在感を放つ全長46mの巨大なアートパビリオン「洸庭（こうてい）」は必見！

まるで宇宙船のようなアートパビリオン「洸庭」では、波に反射する光を体験するインスタレーションを実施

Photo : Nobutada OMOTE | SANDWICH

庭園を見ながら、煎茶や湯豆腐などを楽しめる茶房「含空院」

禅寺では修行の場でもある「浴室」は、一般利用も可（800円、タオル付き）

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☆紅葉ライトアップ特別拝観

11/2（土）～11/30（土）

土・日曜限定で境内の紅葉のライトアップと特別拝観を行います。18:00～21:00（最終受け付け20:30）

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■DATA 広島県福山市沼隈町大字上山南91／TEL 084-988-1111（寺務所）／土・日曜、祝日＝JR福山駅から鞆鉄バス直行便「神勝寺」停下車すぐ。平日＝JR福山駅から無料シャトルバス／9:00～17:00（最終受け付け16:30）／拝観料1200円

https://szmg.jp/

【富山県】富山市ガラス美術館

木のぬくもりとガラスが調和する吹き抜け空間

建築家・隈研吾さんが手がけた複合施設「TOYAMAキラリ」内にある美術館。館内には、数多くの現代グラスアート作品が展示されています。富山県産の木材を使用したダイナミックな吹き抜け空間で、作品を堪能して。併設のカフェや市立図書館で、のんびり過ごすのも◎。

屋上から光がふり注ぐ、温かみのある空間にうっとり

“ガラスの街”と言われる富山市。立山連峰をイメージした「TOYAMAキラリ」の外観がすでにアート！

老舗「加賀麩 不室屋」が手がける「FUMUROYA CAFE」では、「ふやき御汁弁当」（1566円）を

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☆リノ・タリアピエトラ

ライフ・イン・グラス

10/12（土）～2020年2/9（日）

卓越したヴェネチアン・グラスの技を誇る作家の作品を紹介。観覧料1000円（常設展も観覧可）

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■DATA 富山県富山市西町5-1／TEL 076-461-3100／JR富山駅から富山市内電車に乗り換え、グランドプラザ前駅歩2分／9:30～18:00（カフェは19:00。金・土曜は美術館・カフェ20:00）／観覧料200円（常設展のみ）

http://toyama-glass-art-museum.jp/

【愛知県】豊田市美術館

水面に浮かぶ夕暮れの美術館は必見

豊田市中心部を見下ろす丘にある同美術館は、建築家・谷口吉生さんの代表作。直線と矩形を基調とした、シンプルでモダンな建物が特徴的です。訪れたら、池の対岸から美術館を眺めてみて。冬の夕暮れ時には乳白色の展示室が光を放ち、水面に浮かんでいるかのよう。

直線的な建物が水面に浮かびあがる様子は、かなり幻想的

「童子苑」内にある「一歩亭」は、広間を備えた茶室。予約をすれば利用OK

庭園を眺めながら、テーブル席でお茶がいただける「童子苑」。一服350円（お菓子付き）

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☆クリムト展 ウィーンと日本1900

10/14（祝・月）まで

19世紀末から20世紀にかけて活躍したグスタフ・クリムトの、国内過去最大25点以上の油彩画を展示。観覧料1600円（常設展も観覧可）

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■DATA 愛知県豊田市小坂本町8-5-1／TEL 0565-34-6610／JR名古屋駅から名鉄に乗り換え、豊田市駅歩15分／10:00～17:30（最終受け付け17:00）、童子苑は11:00～16:00／観覧料300円（常設展のみ）

https://www.museum.toyota.aichi.jp/

【東京都】東京都現代美術館

アートとの触れ合いを楽しんじゃおう

アート、カルチャー、アニメ、ファッションなど、国内外モダンアートの最先端が集結。今年3月のリニューアルで誕生したファミリーレストラン「100本のスプーン」には、アートと触れ合える仕掛けがいっぱい。“映える”写真もバッチリ撮影できます。

「100本のスプーン」には、自身が額縁の中の絵になれる“絵になる席”が！

公園のように“普段使い”してもらえる美術館がコンセプト

Photo: Kenta Hasegawa

ミュージアムショップで購入できる「まめぐい」に包まれた組み飴（1188円）や写真右のロゴ入りマグネット（648円）は、お土産にしても喜ばれそう

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☆あそびのじかん

10/20（日）まで

ゲームをしたり、巨大な作品の中に入り込んだり…。童心に戻って楽しめる、6組の作家による作品を展示。観覧料1200円（コレクション展も観覧可）

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■DATA 東京都江東区三好4-1-1／TEL 03-5777-8600／JR東京駅から東京メトロに乗り換え清澄白河駅歩9分／10:00-18:00（展示室入場は17:30まで）／観覧料500円（コレクション展のみ）

https://www.mot-art-museum.jp/

【静岡県】MOA美術館

相模灘を一望する大パノラマに感動

東洋美術を中心に絵画、書跡、工芸など国宝3点、重要文化財67点を含む約3500点を収蔵。相模灘を見渡す高台に建ち、ロビーからは海に浮かぶ伊豆大島や初島を一望できます。美術鑑賞の後は、自家焙煎のオーガニックコーヒーにこだわったカフェでほっこり。

ヘンリー・ムーアの「王と王妃」が設置された広場から眺める、本館もスタイリッシュ

日本の伝統芸能を紹介するために作られた能楽堂で、能を楽しむのもイキ

カフェ「the café」では、自家焙煎コーヒーや素材にこだわったソフトクリームも

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☆名品展 第2部

桃山・江戸の華とわび

9/27（金）～10/28（月）

重要文化財「湯女図」など近世初期の風俗画、「雪月花図」など浮世絵の名品、安土桃山・江戸時代の美術品を展示。特別観覧料なし

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ヘンリー・ムーアの「王と王妃」が設置された広場から眺める、本館もスタイリッシュ

■DATA 静岡県熱海市桃山町26-2／TEL 0557-84-2511／JR熱海駅から東海バス「MOA美術館」停すぐ／9:30～16:30（最終入館16:00）／観覧料（1600円）

http://www.moaart.or.jp/

SNS映え間違いなし!?

秋こそ楽しみたいアートな島旅

山口啓介「歩く方舟」／Photo:Kimito Takahashi（男木島で展示）

☆瀬戸内国際芸術祭2019☆

9/28（土）～11/4（月）「ひろがる秋」

瀬戸内海の島々でアート鑑賞ができる「瀬戸内国際芸術祭2019」。今年で4回目となる現代アートの祭典で、期間中、直島・豊島・女木島・男木島・小豆島など、瀬戸内海の島々のいたるところに作品が展示されます。観光列車やフェリー、レンタサイクルを使って、海と島々が織りなす大パノラマを楽しみながら、アート作品を鑑賞するのがおすすめ。期間中は、ワークショップや、演劇、ブックフェアなど、さまざまなイベントが開催されます。イベントへの参加方法、アクセスなどはWebで確認を。

https://setouchi-artfest.jp/

■写真の男木島へのアクセス JR岡山駅から快速に乗り換え高松駅へ。高松港からフェリーで約40分。