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ヘアカラーとヘアマニキュアは同じって本当? 真相を専門家に直撃!

  • 2019.9.19
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Q:ヘアカラーとヘアマニキュアは名前が違うだけではたらきは同じってホント?

髪色を変えるときに用いるヘアカラーとヘアマニキュア。何を基準に、どう選べばいいかと迷う人も多いのではないでしょうか。でも、このふたつって名前が違うだけではたらきが同じだというウワサも……。本当でしょうか。

さっそくこの疑問を田口暢彦さんにぶつけてみました。果たして答えは……。

≫正解はこちら!

A: それはまったくの嘘! ヘアカラーにはブリーチ作用があり染まりやすい

「ヘアカラーとヘアマニキュアのもっとも大きな違いは、ブリーチ作用があるかどうかです。ヘアカラーにはブリーチ作用 (毛髪内部のメラニンを脱色する作用) があり、染料が髪の内部に入ってしっかりと染まるので、明るい色にも黒っぽい色にも染めることができます。

色持ちは約2~3か月です。体質によってはかぶれが起きることがありますので、必ず毎回皮膚アレルギー試験 (パッチテスト) が必要です。

一方、ヘアマニキュアはブリーチ作用がないため、元の髪色より明るく染めることはできません。黒髪では発色がわかりづらく、光に透かして見た時にヘアマニキュアの色合いがほのかに感じられる程度です。

毛髪へのダメージはほとんどありませんが、色持ちは約3週間~1か月です。肌や頭皮に薬剤がつくとなかなか色が落ちませんが、汗や雨などで色落ちしやすいので注意が必要です」( 田口暢彦さん・以下「」内同)

へカラーリング剤は5種類。 髪の状態や用途に応じてチョイスして

「ヘアカラーリング剤には大きく分けて、ヘアカラー、ブリーチ、ヘアマニキュア、カラートリートメント類、一時着色料の5種類があり、それぞれ作用が異なります。

ヘアカラー( 永久染毛剤) は医薬部外品で、一度で髪全体を染め上げ、シャンプーしても色落ちしません。色持ちの目安は約2~3か月です。

ブリーチ( 脱色剤) も医薬部外品。毛髪内部のメラニン色素を分解することで髪の毛の色を明るくします。効果の持続性は永久( 髪が生え変わるまで) です。

ヘアマニキュア( 半永久染毛料) は『化粧品( 染毛料) 』の分類になり髪に色合いをプラスし、つやと潤いを与えます。効果の持続性は約3週間〜1か月。

カラートリートメント類( 徐染性染毛料) も化粧品( 染毛料) 。ヘアマニキュア同様、髪に色合いをプラスし、つやと潤いを与えます。効果の持続性は商品によって設定が異なりますが、おおよそ5回連用で約1週間です。

一時着色料も化粧品( 毛髪着色料) 。一時的に髪の表面に色素を付着させ、シャンプーで簡単に色を落とせるものです」

髪をカラーリングするときは、目的や仕上がりによって最適なものを選びましょう。

ホーユー株式会社総合研究所
田口暢彦( たぐちのぶひこ)
愛知医科大学大学院博士後期過程修了( 医学博士) 。2001年の入社以来、毛髪科学、皮膚科学、色素細胞生物学の研究に従事。薬学系大学では「化粧品学」の講義を担当。
https://www.hoyu.co.jp/

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