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【シンガポール発着フライ&クルーズ】Vol.3 出入国審査や移動がスムーズ! シンガポール&ペナン&プーケットの観光スポット巡り

  • 2019.9.13
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(C)Chalong Bay

アジア初のプレミアムクルーズブランド「ドリームクルーズ」の3泊4日のシンガポール発着クルーズ「ゲンティン ドリーム」を体験。第1弾では船の客室とレストラン第2弾では船の施設やアクティビティ、ラストとなる第3弾では発着地のシンガポール、寄港地のペナンとプーケットのエクスカーション(寄港地ツアー)をご紹介します。

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問合せ先:03-6403-5188

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■定番から新名所まで! 歴史とモダンが融合するシンガポールを散策

人気の旅行先として、またそのフライトのコネクションの便利さからアジア旅行の拠点としても有名なシンガポール。深夜に羽田国際空港を出発すれば、早朝にシンガポール・チャンギ国際空港に到着するので、到着したその日も充分遊べるのがうれしい。「ゲンティン ドリーム」の出航時間まで約7時間あったので、歴史とモダンが融合するシンガポール市内を観光しました。

第1弾の記事で触れた、チャンギ空港内に今年4月にオープンした複合施設「ジュエル」。そのジュエルの観光スポットとなっているのが、人工滝“ジュエルの滝”。どの角度からも自然光が差し込む構造で、昼ももちろん美しいのですが、夜は30分~1時間おきに約5分間のプロジェクションマッピング・ショーが行われていて、とても幻想的です。

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また、6月には「ジュエル」4階に最新のデジタル体験アトラクション「チャンギ・エクスペリエンス・スタジオ」がオープンしました。入場料金は大人25シンガポールドル(SGD)、6歳から12歳の子供や60歳以上のシニアは17SGD、6歳未満の子供は無料です。

約3,000平米の敷地面積のここには、20以上のタッチポイントと10のゾーンがあります。飛行機と車で競争する滑走路レースやプロジェクション・ストーリーテリング、ギャラリー展示など最新のデジタルアトラクションを体験することができます。

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またジュエルには、かわいいお土産ショップがたくさんありました。こちらは、世界的に有名なパティシエ、ダニエル・テイ氏が監修したクッキー。フォトジェニックなクッキー缶はお土産に喜ばれること間違いなしです。

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私事ですが、ゲームアプリ「ポケモンGO」に3年前から今もずっとハマっておりまして……。日本国外では最初の常設ポケモン専門店「ポケモンセンター」が4月に「ジュエル」内にオープンしたということで、行ってみました。店頭ではラプラスに乗ったピカチュウがお出迎え。ここでしか購入できないパイロットとCAピカチュウがあるのですが、パイロットの方は売り切れていました。

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空港を出てシンガポール市内へ。シンガポールのランドマークといえば、やっぱり「マーライオン」とホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」ですよね。いつ来ても、ここは観光客でいっぱい。また4月に公開した最新映画『名探偵コナン』の舞台がシンガポールということで、市内には同映画のラッピングバスも走っていました。

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続いて、こちらも観光名所の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。総面積が110万平米という巨大な敷地内に、展示施設に入る有料エリア(大人28SGD、子供15SGD)と無料エリアがあります。今回はさくっと無料エリアを散策。以前、夜にここを訪れたことがあって、イルミネーションがとても美しかったのを覚えています。昼と夜でまったく違う景色を楽しむことができます!

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美しい歴史的ホテル「ザ・フラートン・ホテル・シンガポール」を横目に、シンガポール川に沿ってお散歩。

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ランチは、老舗中華レストラン「ヒルマン レストラン」へ。ここには、現地で暮らす日本人に人気という名物のペーパーチキンがあるそうです。

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右奥にある料理がペーパーチキン。タレに長時間漬け込んだ骨なし鶏肉をパラフィン紙で包んで油で揚げた料理。価格は5ピース11SGD〜です。ジューシーなお肉に特製タレがしっかりしみこみ、クセになりそうです。その他空芯菜など定番料理も美味しかったです。

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「ゲンティン ドリーム」の乗船前や乗船後に、発着地のシンガポール市内をぜひ観光してみて!

■ハリウッド大ヒット映画の撮影舞台にも! ペナンでユネスコ世界⽂化遺産登録された街並みを堪能

「ゲンティン ドリーム」は、シンガポールで乗船客のパスポートを預かり、他国の寄港地の入国&出国手続きをまとめて代行してくれます。なので、寄港地に到着すると、重い荷物は船内の部屋に置いたままで、身軽に上陸・移動できるメリットがあります。これは効率的でうれしい!

シンガポールを出港し、最初の寄港地はマレーシアのペナン島です。カメの形をしたペナン島には見どころがいっぱい。中心部地区ジョージタウンではユネスコ世界⽂化遺産に登録されている数々の建築様式や街並みが楽しめます。今回は、日本語ガイド付きペナン寄港地ツアーを特別に手配してもらいました。今回の内容に近い通常販売しているツアーでは「ジョージタウン⾒どころツアー」(所要約7時間 90SGD)があります。

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下船すると地元の方々が歓迎してくれました。
まず訪れたのは、アンティーク博物館「ペナン・プラナカン・マンション」。ここはその名の通りプラナカン建築(ネオ・ゴシックやバロックなどの西洋の建築様式を取り入れた建築)で、19世紀末のペナンの有力者ハイキー・チャン氏によって建てられた邸宅です。

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風水に基づいた造りで、とても心地いい吹き抜け空間。1階はダイニングや中庭が、2階はカラフルな寝室や陶器・装飾品の展示がありました。当時の富裕層の華麗なライフスタイルが垣間見られます。訪れた日には、結婚式の写真を撮影しているカップルがいました。確かに画になる素敵な建物でした。

続いて、インディゴ・ブルーの壁が鮮やかな邸宅が⽂化的博物館「チョン・ファツ・ツィー・マンション」へ。通称「ブルーマンション」と呼ばれるこちらは、19世紀末に“東洋のロックフェラー”と呼ばれた商人チョン・ファツ・ツィー氏の住居として建てられた邸宅。優雅なゴシック様式のルーバー窓と陶器の装飾が特徴的で、2000年にユネスコ文化遺産建築保存賞を受賞。現在はホテル経営もしています。

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ここは2018年にハリウッドで大ヒットした映画『クレイジー・リッチ』のロケ地でもあります。同作に出演した女優ミシェル・ヨーが麻雀を打つシーンはここのダイニングで撮影したとか。1階にあるお土産ショップのラインナップもナイス!

続いて、トライショー(人力三輪車)に乗って「クーコンシ-寺院」へ。壁、柱、屋根等の細密な彫刻、彫像、絵画や色付き瓦が美しい中国式寺院です。

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ジョージタウンは、アートの街としても注目を集めていて、街は若いアーティストによるユニークで美しいストリートアートや壁画で溢れていました。クーコンシー寺院の周りをちょっと散策するだけで、こんなにたくさん発見しました。

この本物の自転車を配置したストリートアート「チャイルド サイクリング(自転車に乗る子供)」は、2012年にリトアニア人アーティストのアーネスト・ザハレヴィック氏が描いたもの。アルメニアストリートにあるこのアートは彼の代表作で、多くの観光客が記念撮影するために行列を作っていました。

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ディナーは、ジョージタウンで人気のニョニャ料理(中華料理とマレーシア料理が融合した料理)レストラン「ペルッルマ・ニョニャ・キュイジーヌ」へ。

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店内は天井が高く開放的な空間で、個室もひとつありました。かわいいインテリアです。

魚のすり身にココナッツやスパイスを加えて、バナナの葉に包んで蒸したニョニャ伝統料理「オタオタ」他、ちょっとスパイシーな揚げ物や煮物が続々と登場。暑い地域ならではの独特な味付けを堪能しました。

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帰路にて。ペナン島の港で「ゲンティン ドリーム」のイルミネーションが目立っていました。これは各客室のバルコニーに設置されているLEDライトを使用していて、船内バルコニー率が70%だからこそできるパフォーマンスです。ちなみに1時間約40万円で23文字まで、要相談で個人でもメッセージを流すことができるそうです。これでプロポーズした乗客もいたとか。

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■プーケットでパワースポット&人気ラム酒醸造所巡り!

2つ目の寄港地はタイのプーケット島です。32の小島からなるタイ最大の島で、有数の人気ビーチがあります。今回は大型船では入港できないということで、テンダーボートに乗り換えて、プーケット島に入ります。

ペナン同様、こちらも日本語ガイド付きプーケット寄港地ツアーを特別に手配してもらいました。今回の内容に近い通常販売しているツアーでは「ラム酒醸造所と市内の見どころツアー」(所要約6時間 75SGD)があります。

まずはプーケットで最も有名で神聖な寺院「シャロン寺院」へ。ここは、1876年の中国労働者の反乱の際に⼈々を助けた権威ある僧侶のルアン・ポー・チャム氏、ルアン・ポー・チュアン氏、アン・ポー・グルアム氏の3僧が祀られています。健康、商売、学業などが叶うパワースポットとして有名です。

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こちらが3僧が祀られている本堂。3僧の像に金箔を貼って、参拝します。

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参拝中にこれから僧となる高貴な方も参拝にいらっしゃいました。その方のお隣で参拝。いいことがありそうな予感です。

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続いて、プーケット島最南端の岬「プロムテップ岬」へ。アンダマン海の素晴らしい風景を一望できます。

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中央の広場には、ヒンズー教の神様である四面顔のプラ・プロムが祀つられています。プラ・プロムにお願いごとをして願いが叶ったら、ここにプラ・プロムの乗り物である象の置物を持ってくるという習わしがあるそうです。パワースポットというだけあって、とても気がいい場所でした。

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続いて、プーケットでただひとつの醸造所「シャロンベイ ラム醸造所」へ。こちらでは、サトウキビの搾り汁をそのまま原料に使用したラム酒のモヒートや自家製シロップ、さとうきびジュースなどさまざまなスタイルのラム酒がテイスティングできます。ガイド付きツアーでは、工場の施設を巡りながら、国際的な賞の受賞歴のあるラム酒の製造過程を解説してくれます。

こちらが工場です。が、工場の中は撮影禁止。

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こちらは併設されているレストラン&バー。ラム酒や軽食をいただける他、週に数回ワークショップが開催されていたり、ここで製造されたラム酒や自家製シロップなどのお土産も販売していました。

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美味しいラム酒を飲み学びにここを訪れてみてはいかがですか。

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ランチは、アンダマン海でとれた新鮮なシーフード料理を提供するレストラン「カン・エン@ピアー」へ。シャロン湾が一望できるロケーション、テラス席の雰囲気は最高です!

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タイガープラウンと海藻のかき揚げやココナッツミルクのグリーンカレーなど、海風を感じながら美味しくいただきました。また絶対訪れたいと思うレストランでした。

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「ゲンティン ドリーム」の発着地&寄港地ツアーはいかがでしたか? 「ゲンティン ドリーム」自体だけでももちろん楽しいのですが、予算や好みにあった現地ツアーに参加するともっと素晴らしい体験ができると思います。次回、私は両親を連れて、香港発着クルーズ「ワールド ドリーム」に参加しようと思います。皆さんもいつか行きたいと夢見るクルーズ旅行ではなく、気軽に参加できる「ドリームクルーズ」でクルーズデビュー&洋上ライフを満喫してみては!

※1シンガポールドル=約79円(2019年5月)


■ゲンティンクルーズライン
問合せ先:03-6403-5188

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期間:2019年9月~2020年3月出発(東京・名古屋・大阪発着)
価格:99,800円~184,800円(燃油サーチャージ込)

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