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子どもに必要な保険はどれ?パパ・ママは知っておくべき保険の種類

  • 2019.9.12
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「子どもが産まれたら保険の見直しが必要」なんてフレーズを耳にしたことはありませんか?子どもの保険には、これから必要な学費を積み立てて備える学資保険や、病気やケガに備える医療保険などさまざまな種類があります。

それぞれの特徴をチェックして、目的に合った無駄のない保険を選びたいですね。今回は子どもの保険選びの時に知っておくべき情報をまとめて紹介します。

そもそも子どもに保険って必要?

子どもの保険加入については賛否両論です。医療保険は、入院した場合の医療費以外にかかる食事代や差額ベッド代などの費用に充てることができるので、加入していると安心です。

しかし、子どもが入院する可能性が低いことや、子ども医療費助成制度が充実した地域に住んでいるなどの理由で必要がないケースもあります。

教育資金の準備を目的として加入する貯蓄型の学資保険は、将来の学費に備えるものです。必ずしも保険に入って蓄える必要はありません。しかし、子どもが小さいうちであれば返礼率も高くなるので、貯蓄方法のひとつとして検討するのはいいかもしれません。

子どもの保険には、みんなが入っているから「これが正解」というものはありません。それぞれの目的に合った保険を選ぶことが大切です。

子どもの保障を検討する前に知っておきたい公的制度

1.公的医療保険

通院や入院をした時に窓口で、国民健康保険などの保険証を提示すると、医療費の自己負担を軽減できるという制度です。小学校入学の年齢から70歳未満の人の自己負担は3割で、義務教育就学前の子どもの自己負担分は2割に抑えられています。

加入している健康保険組合によって、付加給付を設けている場合もあるので、一度確認しておくと良いでしょう。

2.こども医療費助成制度

お住まいの地域によって異なりますが、子どもの入院や通院費の全額または一部を自治体で助成してくれる制度があります。子育て世帯への負担を軽減し、子どもが安心して必要な治療を受けられることを目的とした制度です。

ただし、各自治体ごとに対象年齢や一部負担金の有無、親の所得制限の有無などの条件が異なります。こちらもお住まいの自治体に確認しておきましょう。

【子どもの年齢別】検討すべき保険とは?

0歳~小学校入学まで

学資保険は子どもの学費に備えるための保険で、設定できる期間は4年制大学を卒業する22歳までです。希望する満期金額を設定して、毎月保険料を支払います。

この保険は加入期間が長いほど月々の保険料の負担は少なくなる上に、満期時の返戻率が高くなります。学資保険で学費を貯めると決めたら、なるべく早いうちに加入しましょう。

次に医療保険について。

子どもが保育園や幼稚園に通うようになると、病気にかかることやケガをすることもあります。治療が長引くと、治療費以外に交通費などもかかります。家計への負担も大きくなるので、加入する場合は目的に沿った内容かどうか確認しましょう。

また、傷害保険や医療保険の他にも、広くカバーできるような子ども用の保険・共済があります。目的に合わせて保障内容をしっかり確認して選びましょう。

ケガをさせてしまったり物を壊してしまった時に備えておくと安心なのが個人賠償責任保険。火災保険や自動車保険の「特約」として加入している方も多いので、加入前の確認はお忘れなく。

小学校~大学卒業まで

小学校入学後は、傷害保険や子ども用の共済に加入しておくのもオススメです。特に、スポーツをしている場合は加入していると安心でしょう。

また、学資保険とは別に、積み立てながら入院や万が一の際に備えられる養老保険というものもあります。この保険に加入していると、就職や結婚のような、まとまったお金が必要な時に備えておけますよ。

終身タイプの医療保険やがん保険は、加入時の年齢が若いほうが毎月の保険料が安くなります。子ども自身が保険料を支払うようになった時に、少ない負担で続けられるので、早いうちから加入するのも良いですよ。

目的にあった保険選びを

なんとなく難しく感じてしまう保険選び。見れば見るほど「この保障もあった方がいいかも……」と思ってしまいます。子どものためとなると、尚更迷ってしまいますよね。

保険選びのポイントは、保障か貯蓄か?など保険に加入しようと思った最初の目的を忘れないようにすること。また、最適な保険を選ぶためにも、自治体の助成制度などを詳しく知っておくことはとても大切です。しっかりチェックして最適な保険を選びましょう。

photo/PIXTA

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