1. トップ
  2. スキンケア
  3. エステティシャンが教える。目もと・口もとのシワ・たるみに効果的なスキンケア法

エステティシャンが教える。目もと・口もとのシワ・たるみに効果的なスキンケア法

  • 2019.9.12
  • 10357 views
パーツ別スキンケア法のイメージ

シワに効果的なスキンケア法

寒川さんの目もと・口もとのシワ画像

鏡を見たときに、目もとや口もとに薄く細い線が入っていると感じたことはありませんか? また、以下のようなことで悩んでいませんか?

【目もと&口もとのお悩み】
・笑ったときに入る目もとのシワが戻りにくい
・目頭から涙??袋にかけて細かな線が複数ある
・うっすらとほうれい線にシワが入っている
・笑ったときに入るシワの戻りが悪い
・唇の上に縦ジワが入っている

シワができてしまうのは、肌表面の乾燥と年齢と共にコラーゲンが減少していることが主な原因。シワを作らないよう日ごろからスキンケアで保湿を徹底しましょう。
では早速、目もと・口もとのシワに効果的なスキンケア法をご紹介していきます。

右 寒川さん口もとにコットンパックの画像 左 寒川さん目もとにコットンパックの画像

(1)クレンジング、洗顔後、化粧水をたっぷりつける
目もとの皮膚は薄いのでやさしくコットンをのせるように肌表面になじませます。数回くり返して重ねづけをしたり、コットンパックをするなど十分に化粧水を浸透させます。

右 寒川さん口もとの皮膚を持ち上げている画像 左 寒川さん目もとの皮膚を持ち上げている画像

(2)ヒアルロン酸やコラーゲンなど保湿力の高い美容液が含まれたパックで集中ケア
目もとの乾燥や角質層の水分量を最大限に高めるためには保湿力の高い美容成分を選ぶことがポイントです。
目尻のシワは皮膚を持ち上げて目もとのシワの間に埋めるように美容液を浸透させます。
気になるほうれい線の部分は皮膚を広げてシワの間に埋めるように浸透させます。

寒川さんのツボ押し画像

(3)シワに効果的なツボ押し
乳液をなじませたあと、薄くクリームを伸ばします。クリームは数回に分けて重ねてつけます。
目の周りのデリケートな部分のツボ押しは、やさしくプッシュするようにしましょう(みたなこといれたい)

1.目尻から人さし指1本分の外側にあるツボ、瞳子髎(どうしりょう)を押しましょう。ツボを押すことで水分代謝を促し、目の疲れやかすみ、充血を解消する働きや目もとの血行がよくなることでくま、乾燥やシワにも効果的と言われています。

寒川さんのツボ押し画像2

2.目尻から中指1本分の場所にあるツボ、球後(きゅうご)を押しましょう。目もとのむくみやたるみ、まぶたの腫れを緩和したり、疲れ目に効果的です。

寒川さんのツボ押し画像3

3.黒目の下と小鼻の外側が交わるところにあるツボ、巨梁(こりょう)を押しましょう。肌のくすみやたるみに効果的です。ほかにも胃腸の活性や栄養吸収に効果的なツボです。刺激することで肌に必要な栄養の吸収を促進させる働きがあります。

寒川さんのツボ押し画像4

4.口角の外側にあるツボ、地倉(ちそう)を押しましょう。ほおの表情筋をゆるめ、口の周りのシワやたるみを引き上げる効果があります。

次のページでは「たるみに効果的なスキンケア」をご紹介します。

 

 

たるみに効果的なスキンケア法

寒川さんの目もと・口もとのたるみ画像

皮膚が以前に比べてもたついてきた気がする、目もとや口もと、顔全体に引き締まりがなくドレープのようになっていると感じたことはありませんか? また、以下のようなことで悩んでいませんか?

【目もと&口もとのお悩み】
・まぶたが下がってきたり、目尻が下がってきた気がする
・目頭から涙?袋にかけて影っぽくなっている、ぷっくりと脂肪が出ている気がする
・ほうれい線やマリオネットライン(口の両端から下に伸びる2本のシワ)のシワがくっきり深く入っている
・横からみたときに小鼻が埋もれていたり、口もとにたるみがある

たるみは、年齢と共にコラーゲンが減少することで肌のハリ感がなくなり、土台となる筋肉が衰え、皮膚がたるむことが原因です。たるみを予防するには肌のハリ感を高め、筋肉を引き締めること、マッサージなどで流れをよくして皮膚を引き締めておくことが大切です。

では次に、目もと・口もとのたるみに効果的なスキンケア法をご紹介していきます。

右 寒川さん口もとにコットンパックの画像 左 寒川さん目もとにコットンパックの画像

(1)クレンジング、洗顔後、コットンに化粧水をたっぷりつける
肌表面にコットンをのせるようになじませ、十分に化粧水を浸透させます。

寒川さん眉毛の筋肉を持ち上げている画像

(2)マッサージで老廃物を流す
目もとの場合は筋力の低下によって、まぶたや目尻の下がりが目立つ、目頭から目袋にかけて影っぽくたるみが現れます。

1.眉頭の下にあるくぼみから眉毛の筋肉を持ち上げるように眉尻に向かってゆっくり約30秒くり返し流します。

寒川さん眉毛の筋肉を持ち上げておでこに向かって流している画像

2.眉頭の下のくぼみに薬指、眉中に中指、眉尻に人さし指を当て、ゆっくりとおでこ、こめかみに向かって持ち上げながら5秒キープ×5回くり返します。

寒川さんが目頭から目尻に指で流している画像

3.目頭の下から目尻に向かってやさしく5回流します。

寒川さんが指先でこめかみを押さえて生え際に流している画像

4.こめかみを5秒プッシュし、髪の生え際に向かって5回流しましょう。
ほおや口周りの筋肉が低下することで皮膚がたるみ、ほうれい線やマリオネットラインが深くくっきりと見えます。

あご〜フェイスラインの筋肉をほぐしている画像

1.指の関節を使いながらあご~フェイスライン、口角~かみ合わせ、小鼻~こめかみに向かってかたくなっている筋肉を約1分ほどほぐしましょう。

口角を上げてほおを持ち上げている画像

2.口角をキュッとあげながら「イー」の口をしたまま、人さし指の側面でほうれい線やマリオネットラインのシワを伸ばすように持ち上げましょう。

目もとや口もとのシワやたるみがなぜできてしまうのかを知ること、ただスキンケアを行うだけではなく、シワやたるみにしっかりアプローチしながらスキンケアを行うことでより効果が高まりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

元記事で読む
の記事をもっとみる