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「タピオカドリンク」飲み過ぎ注意!歯科医が実践する飲み方の工夫で虫歯や口臭が予防できる!

  • 2019.9.12
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タピオカなど甘い飲み物を飲む時はちょっとの注意でお口美人に

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タピオカブームが来てからタピオカやジュースなどシロップや糖の入った甘い飲み物を飲むこと増えましたよね。甘い飲み物は美味しい反面、カロリーが気になる!

タピオカ入りも含め、甘い飲み物を飲む時に、心配すべきはカロリーだけではなく虫歯や口臭の原因になっちゃうということなんです! 今回は歯科医のわたしもやっている、健康な歯を保つためのちょっとした工夫を紹介していきます。

飲む時はご飯の時間と一緒に。

お昼ご飯を12時に食べて、15時にジュースを飲んで、と時間を分けて飲みがちですが、それはNG。
お昼ご飯を食べたすぐ後に飲むほうがおくちにとっては好条件。もしくは食べている最中に飲むことで虫歯リスクを少しでも減らせるのです。

それはどういうことかと言うと、お口の中にいる虫歯菌に絶え間なく栄養を与え続けると、歯を溶かして虫歯にしようと休むことなく働き続けてしまうので、栄養を与えない時間を作って欲しいのです。

時間を、かけてちびちび飲むのもNGです。

友達としゃべりながら、ショッピングしながら、ずっと手にもったままちびちび飲みしていませんか??

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さきほどの時間をずらしてほしいという理由もありますが、小学生の頃、理科で習った酸性や中性、アルカリ性の話を覚えていますか?
乳酸飲料やジュースのpHは5.5より低く、お口が酸性に傾きます。ちびちび飲みはずっとお口の中を酸性に保ってしまいます。なんと酸性に傾くと歯の表面が少しずつ溶けていっちゃうんです!!

飲む時はちびちび飲まず、短い時間で飲むように気をつけましょう! また、砂糖がいる所に菌は繁殖しやすいため口臭も出やすいです。乳製品も菌が分解して嫌な臭いに変えてしまいます。

飲んだ後は、お水やお茶を飲むことでお口の中を中性に戻し、かつなるべく洗い流してしまいましょう。



一緒に食べるおやつはよく噛んで食べる

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よく噛んでたべることで、唾液を沢山出しましょう!
唾液にはお口の中を中性に戻そうとする作用、抗菌作用、お口の中を洗い流す作用、1度溶けだした歯をまた固めようとする作用、、
など、良い作用が沢山あります。

柔らかいパンケーキより何か固くてよく噛むメニューがあればそちらを頼むのもオススメです。

普段の気遣いでカフェタイムも美人に

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いかがでしたか? 普段、簡単に実践出来ることを紹介しました!
本当は何か飲んだり食べたりしたあとは、歯磨きやマウスウォッシュが出来たら良いのですが、毎回なかなかできないですよね。そんな時にもこれを実践するだけで、虫歯リスクを下げ、口臭対策も出来ますよ。是非試してみてください。

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