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消費税増税前に知るべき3つの鉄則 商品の引き渡し時期も関係する⁉

  • 2019.9.10
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今さら聞けないマネーについての話を、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子さんがやさしく解説。脱マネーアレルギーをめざして!


マネーのプロが伝授! 9月中にするべきこと、 しなくていいこと

ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。消費税率は10月から10%に引き上げられる予定です。

現在の8%から2%引き上げられるとどれくらいインパクトがあるのでしょうか。10万円以上の商品だと、2,000円以上の差が出てきます。

消費増税まであと少しの今、駆け込み買いの際に気をつけるべきことが3つあります。

注意したいこと その1 気をつけたい「引き渡し時期」

注意すべきことは商品の「引き渡し時期」です。引き渡しが2019年9月30日(月)までに完了すれば、消費税は8%となります。引き渡しが2019年10月1日(火)以降の場合は消費税が10%ということです。つまり、住宅などは今からだとかなり物件は限られるということになります。

住宅に限らず、自動車や家電も在庫がないと引き渡し時期が遅れる可能性があります。そのため9月30日ギリギリに駆け込むよりも、少しスケジュールにゆとりを持たせたいものです。

注意したいこと その2 キャンペーン時期を見極める

消費税10%増税に伴い、消費者に最大5%が還元される「ポイント還元制度」が始まる予定です。

キャッシュレスの支払いであることが前提で、還元率は5%、2%、還元なしの3種類が混在しています。

中小企業や個人が経営する小売、飲食、宿泊などは5%還元になります。コンビニ、外食、ガソリンスタンドなどのフランチャイズチェーンは2%、大手スーパーや百貨店などは還元なしです。

つまり、大手スーパーや百貨店などで定価で購入する商品以外は、駆け込み買いを意識する必要はないと言い換えることができます。例えば、百貨店で購入する化粧品やブランド品などは急いだほうがよいでしょう。

ネットショップなどでも、個人事業主が出店している場合は還元を受けられる可能性が高いのです。どのお店が対象になるのかはポスターなどでパッと見て分かるようになる予定です。また、経済産業省のウェブサイトにも登録加盟店のリストが発表されています。

ポイント還元対象となるキャッシュレス決済は、指定のクレジットカードや電子マネー、QRコードになります。また、金券、自動車、住宅などの一部の商品はポイント還元の対象外となります。

注意したいこと その3 消費税がかからない取引もある

なかには消費税がかからない取引もあるので、そうしたものは急いで購入する必要もありません。

例えば、住宅や自動車も中古だと基本的に消費税はかかりません。また、メルカリなどの個人間売買も基本的に消費税はかかりません。

海外での消費についても日本の消費税はかかりません。例えば、国際線の航空券代金なども基本的に消費税の対象外です。

ただし、消費税の対象外となる取引の場合も、国内で発生する代理店への手数料などは課税される場合もあるので注意が必要です。

以上の3つを考慮しながら買うべき物を見極める必要がありそうです。特に今回は軽減税率制度もあるので、一つ一つの買い物について軽減税率の対象にならないかということも見極めていく必要がありそうです。

花輪陽子(はなわようこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP認定者。1978年三重県生まれ。外資系投資銀行を経てFPとして独立。2015年からシンガポールに移住する。『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』(講談社+α新書)など著書多数。
花輪陽子オフィシャルサイト https://yokohanawa.com/
海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトを運営
https://100mylifeplan.com/

文=花輪陽子

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