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妊娠してもスグ言わない!会社に言うべきタイミングと、今後の希望の伝え方

  • 2019.9.6
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仕事をしている場合は妊娠したとき、職場への報告はいつするべきなのか悩みますよね。いったいどのタイミングがベストなのでしょうか?

そもそも、職場への報告は必要?

妊娠という喜ばしい出来事であっても、仕事が忙しい時期に申し訳ない気持ちになったり、同僚に嫌な顔をされないかと不安になったり…報告しなければと思いつつ、なんとなく言い出しづらいことってありますよね。

まずそもそも、妊娠したことをなぜ職場に報告しなければならないのでしょうか。いくつか理由を見ていきましょう。

一番大きな理由のひとつは、母体と赤ちゃんへの負担をかけすぎないようにするためです。産休に入るまで何事もなく毎日元気に仕事ができるに越したことはありません。でも、実際は出産に向けて母体には日々変化が起こっていますから、急な体調不良も珍しいことではありません。

周囲が妊娠を分かってくれていれば、業務内容や勤務時間に配慮してくれることも。周りの理解によって身体に無理な負荷をかけずに済むことがたくさんありますよ。

労働基準法では、産前6週間から産休を取得することができ、産後8週間は必ず休まなければならないと定められています。産休が明けて職場復帰することが決まっていても、数か月間はどうしても職場を離れなければなりません。

業務内容によっては引き継ぎが必要なこともあります。自分が職場を離れても滞りなく業務を進行してもらえるよう、責任のある仕事をしている人こそ職場への報告はしっかりしておくべきなのです。

安定期に入ったら報告するのがベスト

では、職場への報告はいつがベストタイミングなのでしょうか。中には妊娠したことが嬉しくて「すぐに報告したい!」という人もいるかもしれませんね。そうであっても、妊娠発覚後あまりにもすぐに報告するより少し待ってみることをおすすめします。

妊娠初期は体調も不安定になりやすく、流産のリスクも高いもの。いつ何が起こるか分からない状態が続きます。体調のことについて話しておいたほうがいい場合にはもちろん話すべきですが、一般的には、経過が順調であれば妊娠12~16週目あたりの安定期に入ってから報告する人が多いようですよ。

すぐに報告したほうが良い人も

安定期まで職場への報告は待ったほうが賢明なことが多い一方、妊娠初期でもすぐに職場への報告をしたほうが良い場合も。妊娠初期の悪阻がひどくて出勤が困難だったり、医師から安静が必要と診断されたら職場に早めの報告をして、理解を得ることが大切です。

また、重い荷物を運ぶ仕事や夜勤、長時間に渡る車の運転は母体と赤ちゃんに大きな負担となります。身体的負担をかけないようにするのはもちろん、大きなストレスがかからないように配慮することが必要です。

妊娠報告で気を付けることは?

職場へ妊娠の報告をするときは、まず直属の上司に話しましょう。仲の良い同僚に先に伝えたい気持ちは山々でしょうが、やはり先に上司へ報告するのがマナーです。

妊娠したということのほか、報告段階での体調や出産予定日、検診スケジュールなども報告しておきましょう。産休後、職場復帰を希望する人はその旨も伝えます。喜ばしい報告ではありますが、ある程度冷静に伝えた方が男性や上司にも理解を得やすいでしょう。

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