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捨てたいのに捨て方がわからない!処分しづらく溜めがちなモノ3つ&捨て方

  • 2019.9.4
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家の中のモノを整理して減らそうとしたときに、困ってしまうのが“捨て方がわからないモノ”です。

使わなくなったスマホや家電など、ひとつひとつはそれほどかさばらないため「まぁいいか」となりがちですが、塵も積もればそれなりの量になりますよね。

そこで今回は整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんに、捨て方がわからずつい溜めてしまいがちなモノと、それぞれの捨て方について教えてもらいました。

捨て方がわからないモノその1:携帯電話

捨てたいけど捨て方がわからないモノの1つ目は、携帯電話です。

整理収納アドバイザーとしてお客様宅にお伺いした際にもよくお見かけしますが、筆者宅でもかき集めてみたら夫の分を中心になんと計9台も出てきました。

携帯電話の処分方法は、主に3パターン。

1.キャリアショップで粉砕処理

2.自治体、家電量販店で回収

3.買取専門店で売却

その中でもとくにハードルが低いのは“キャリアショップで粉砕処理”だと思います。

携帯電話を処分するときはデータの消去が面倒だと思いますが、この方法であれば、希望すれば目の前で粉砕処理機で穴を開けて、起動しなくなったことを一緒に確認してくれるのでデータ問題も安心です。

キャリアが違っても回収してくれるので、近くになんらかのキャリアショップがあれば持ち込んで処理してもらうのが一番ラクな方法だと思います(ショップにより対応が異なる場合もあるため、詳しくは各キャリアのHPや最寄りのショップにお問い合わせください)。

また、キャリアショップがどうしても近くにない場合には、自治体や家電量販店でも回収している場合があります。

こちらは回収ボックスでの回収となるため、データの処理面ではキャリアショップよりやや不安な面もあるかもしれませんが、データが自分で消去できる場合などはこちらも活用できそうです。

また、iPhoneなどの値がつきやすいスマートフォンの場合には、買取専門店で売る方法もあります。

多くの買取専門店のHPでは買取価格の目安も検索して調べることができるため、手持ちのiPhoneの買取価格を調べてみたところ、かなり古いものでも100円程度は値段がつくようでした。また、iPodなども同じように買い取ってもらえるようです。

データ消去を自分でする手間はありますが、比較的きれいでそのまま捨てるにはもったいない場合には、買取を考えてもよさそうです。

捨て方がわからないモノその2:パソコンや小型家電

続いての捨て方がわからないモノは、パソコンや小型家電です。

パソコンも携帯電話同様データ消去が面倒なものですが、キャリアショップなどで粉砕処理もしてもらえないので処分が面倒ですよね。

パソコンの処分では、国が認定している『リネットジャパン』というサービスが無料で回収してくれます。

データ消去のためのソフトも無料で提供してくれているそうですが、オプションサービスを申し込めば+3,000円で消去証明書を発行して回収後に消去してもらうこともできるそうです。古すぎて自分でデータ消去をするのはちょっと難しいという方にも安心ですね。

またパソコン以外でも、古くて使わなくなったデジカメやタブレットなど、捨て方がわからない小型家電が結構ありますよね。

こちらは先程ご紹介した『リネットジャパン』などでもパソコンと一緒に回収してもらえるほか、携帯電話の回収と同様に各自治体や家電量販店の回収ボックスで回収してもらえるそうです。

自宅の近くの回収ボックスの場所を調べておくと、不要な小型家電が出たときに持っていくハードルが下がるのでチェックしておきたいですね。

捨て方がわからないモノその3:スプレー缶

そして最後の捨て方がわからないモノは、スプレー缶です。

こちらはお客様宅でも捨て方がわからないと、時々ご相談いただきますが、筆者宅にも何本か捨てそびれて残ってしまっているものがありました。

使い切ったものであればそれほど困らないのですが、とくに悩ましいのがまだ中身が残ってしまっているものです。

使わなくなったヘアスプレーなどが缶の半分程度残ってしまっていたので、実際に筆者宅のベランダで中身がなくなるまで出し切ってみたところ、出し切るまでに6〜7分程度かかりました(※ 写真のヘアスプレーの場合)。

面倒であることには変わりないですが、だいたいどのくらい時間がかかるか目安がわかったので、次からは中身が残ったものも頑張ってベランダで出し切ろうと思います。

今回処分したヘアスプレーは、キャップを使って最後まで中身のガスを出し切ることもできる仕様でした。

ある程度使い切った後になりますが、スプレーキャップを外して缶のフタに押し付けるとさらに中身を最後まで出し切ることができました。

使い切った後の缶は“自治体の指定する方法で処分する”と書いてあることが多いようですが、筆者の住まいの自治体では、普通に空き缶として出せるようでした。

地域により方法は異なりますが、一度方法がわかれば2回目以降のハードルもだいぶ下がるのではないかと思います。

いずれも多少の手間はかかりますが、後回しにして溜めてしまうと、気が付くとどんどん数が増えてしまうものですよね。

今回ご紹介したようなアイテムが溜まってしまっている方は、まず簡単にできそうなことから試してみて、少しずつでも減らしてみてはいかがでしょうか?

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