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「もっと会いたい!」仕事が忙しくて会えない彼を動かす効果的な伝え方

  • 2019.9.3
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「最近彼の仕事が忙しくなかなか時間を作ってもらえない」


そんな時、あなただったらその不満や不安をどのようにして伝えますか?


「もっと会いたいのに!どうして時間を作ってくれないの!?」
「仕事が忙しいんだからしょうがないだろ!!」


そんな喧嘩になることだけは避けたい。でもこのモヤモヤは解消したい。そのジレンマに悩まされている人も多いのではないでしょうか。


仕事で忙しいことを理由に、会う時間をなかなか作ってくれない彼に、ちょっとでも自分との時間を作ってもらうためには、きちんと自分の本音を伝えることが重要です。


では、その「本音」はどうやって伝えればいいのでしょう?

「本音で話すこと」っていいこと?悪いこと?

「本音で話す」と聞くと、相手のことを信頼してど直球に自分の考えを打ち明けられること、とプラスにとらえる人もいる一方で、自分の抱えているダークな感情まで全部伝えなきゃいけないとマイナスにとらえる人もいるでしょう。


そこで本記事では、「本音で話すこと」=「伝えるべきことを、伝わるように話すこと」と定義したいと思います。


この定義であれば、マイナスな印象を持つ人はいないのではないかと思います。


本音で話すことは、イコール自分の考えを洗いざらい全てぶちまけることではありません。それはハッキリ言って迷惑行為です。


問題は「伝えるべきこと」がなんなのかという選択眼を持つことと、どうしたら「伝わるように伝えられる」のかという手段を持つことです。

伝えるべき内容と言わなくてもいいことの違いって?

では伝えるべき内容と言わなくてもいいことはどうやって見極めたらよいのでしょうか?


ほとんどのシチュエーションに適用できる「伝えるべき内容」は、「事実と、その事実によって自分に起こった感情」に集約されます。


そして言わなくてもいいことは「相手の行動を強制するようなリクエスト、文句、命令」などが該当します。

伝えるべきは「事実と感情」まででSTOP!!

まず伝えるべき内容を考えてみましょう。伝えるべき内容は「事実と、その事実によって自分に起こった感情」でしたね。


実は「仕事が忙しくなかなか時間を作ってもらえないこと」はあなたの解釈であり、事実ではありません。


なぜかといえば彼は「忙しい中でも時間を作ろうとしている」と思っているかもしれないから。


二人の間で認識の異なる可能性があることは事実とは言えないので注意しましょう。


ここでの事実は、「以前よりも出会う頻度が減っている」ということです。これは数えればすぐにわかる事実なので反論のしようがありません。


次に「その事実によってあなたに起こった感情」を伝えます。


「もっと一緒にいる時間を増やしたい」「会えなくて寂しい」「大事にされていないんじゃないかと不安になる」など、が考えられるでしょうか。


まとめると、「ねぇねぇ、最近さ、付き合いたての頃よりも月に会える頻度が減ってるじゃない?だからちょっと寂しいんだ。もっと〇〇くんと一緒にいたいな。」となります。


はい、ここでストップ!この後、「だからデートの回数増やそうよ」と言うのは我慢です!

人はリクエストでは動かない前提でいよう

繰り返しになりますが、「相手の行動を強制するようなリクエスト、文句、命令」などは伝えるべき内容ではなく、むしろ「言わないほうがいいこと」に該当します。


これをしてしまうとコミュニケーションが一方通行になってしまい、相手を動かすことができません。


上の例の場合、「だからデートの回数増やそうよ」と言ってしまうと、「俺だって忙しいんだよ」とか「疲れてるんだよ」とかわされてしまうのです。


仮に「だからどうしろってこと?」と聞かれても「ううん、ただそう思ったの。どうして欲しいとかではなくて、そう感じてるよって、伝えたかったの」とあくまで「感情」を伝えるところまででSTOPしましょう。


そこで止めることによって、今度は「その事実に対して彼がどう思っているのか」その意見を引き出すことができます。


そこで素直に「そんなに寂しい思いをしてたんだ。気づかなくてごめん」となる場合もあるし、「気持ちはわかるけど、本当に忙しくて全然時間作れないんだ」となる場合もあります。


もしかしたら「俺は今の頻度でも全然満足だった」と言ってくるかもしれません。


いろんな反応があると思いますが、大事なことは自分の伝えた感情に対して、彼がどう反応するのか、その意見をきちんと聞くことなのです。


ある事実に対して「私はこう感じた。あなたはどう?」というキャッチボールをすることで初めて会話が成立します。


「こーしてあーして」は会話のキャッチボールではなく、ドッヂボールなので注意しましょう。

それでも彼が要望に応じてくれないときは?

とはいえ、「恋愛よりも仕事に一生懸命になりたい」彼と、「それもそうだけど一緒にいる時間も作りたい」彼女で、話が平行線を辿ることになることもあります。


ですからこの記事の通りにやっても解決に至らないカップルもいるはずです。


そんな時は、こんなことを考えてみてください。


「お互いの大事にしていること、お互いの価値観、お互いの主張を出し合ってもなお、妥協点を作ることができない私たちは、本当に一緒にいるべき間柄なのか?」と。


長く付き合っていける関係なら、そこで何かしらの代替案が出るはずです。


でもそれが出ない、ということはどちらかが(あるいは両方とも)自分のことしか考えていない可能性があるのです。

現在の二人の関係性をしっかりと見極めよう

それはいい悪いではなく「今は、そういう関係である」と気づくことが大事なんです。


そこから考えを改めて関係をより良いものにしていくか、「分かり合えない」と判断しお別れするか、そこは自分で決めなくてはいけません。


ただ心配しなくてもそこまで面と向かって話し合えるなら、別れることにはならないはずです。


別れてしまうカップルのほとんどは、「言いたいことが言えない」が原因ですからね。(川口 美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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