のんびり時間が過ごせる軽井沢でカフェ＆レストラン巡り

国内有数のリゾート地、軽井沢。都心から新幹線でわずか１時間の距離にありますが、自然が豊かで都会とは違った空気が流れ、日常生活をリセットするにはぴったりの場所です。おしゃれなリゾートだけあって、おいしいカフェやレストランが点在し、さまざまなグルメを楽しめるのも軽井沢の魅力のひとつ。秋のはじめに出かけてみませんか。

森の中でいただく「キャボットコーヴ」の朝ごはん

ホテルや別荘からわざわざ出かけて行って、ゆったりとした気分で朝食を食べる。そんな贅沢な朝の過ごし方を今から10年以上前に提案したのが「キャボットコーヴ」の出口清人さんです。
出口さんは40年ほど前に、アメリカ北東部のニューイングランドで食べた朝食が忘れられず、今から11年前に追分の静かな別荘地の一角に、森の中のコテージを思わせる朝食専門店「キャボットコーヴ」をオープンしました。

テラス席から木々を眺めながらとる朝食は、リゾート地の朝にピッタリの気持ちのいい時間ですね。

別荘地でのどかな風景を満喫「御影用水温水路」

ゆっくり朝食を食べたあとは、すぐ近くの「御影用水温水路」に立ち寄ってみましょう。
この地方は水温が低く稲作に適さなかったため、水温を上げる温水ため池として作られたのが温水路です。以前は森林や畑に囲まれていましたが、現在では開発が進み、別荘が並んでいて、住民が犬を散歩させたりジョギングしたりと、憩いの場となっています。

別荘地を流れる温水路の周辺は、水のせせらぎと小鳥のさえずりが交りあい、なんとものどかな風景。『ふるさと信州風景100選』に、軽井沢で唯一選ばれているのも納得です。

センスが光る「NATUR Home & RATTA RATTARR」

「NATUR Home & RATTA RATTARR（ナチュールホーム・アンド・ラッタラッタル）」は、北欧のヴィンテージ家具や工芸品を扱うおしゃれなショップ。
敷地内には、障がい者施設「ひゅーまにあ軽井沢」が運営するアトリエ「ラッタラッタル」があり、ここで制作するハンカチーフや日傘、クッションカバーなども並びます。そのクオリティの高さには目を見張るものがあり、店の人気商品になっています。

軽井沢時間が過ごせる「カフェ・アルス」

「NATUR Home & RATTA RATTARR」を覗いたあとは、敷地内にあるgalleryのようなカフェ「Café Ars（カフェ・アルス）」で、浅間山を眺めながらランチをするのもおすすめです。
「Café Ars」は、料理を担当するシェフの植木さんと、内装やテーブルウェアのセレクトを担当する「NATUR（ナチュール）」の須長さんのコラボレーションから生まれたカフェ。
浅間山を眺めながら、ステキな家具と食器に囲まれた特別な時間を過ごせます。

「タルタニアン」でフレンチデリ＆スイーツをテイクアウト

軽井沢駅から中軽井沢駅方向に進んだ線路沿いの道にある「タルタニアン」。フランス食品ブティックで、フランスのお惣菜を扱うデリと、ケーキ、シュークリーム専門店の3つの部門がある人気店です。
4種類のお惣菜を盛り合わせた「おまかせ4種セット」（1000円）などをテイクアウトして近くの「湯川ふるさと公園」で食べるのもいいですね。

「丸山珈琲軽井沢本店」でおいしいコーヒーを一杯

新幹線が停車する軽井沢駅から車で5分、「丸山珈琲軽井沢本店」に立ち寄ってみましょう。ショップでは常時約30種類のコーヒー豆が並び、楽しくおみやげ選びができます。本店のみの限定品もありますよ。

隣接するカフェで、フレンチプレスで淹れたコーヒーをゆっくり飲んで、軽井沢の旅を思い返すのも楽しい時間です。