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今シーズン、きっと欲しくなる「レザー小物」最旬トピック15

  • 2019.8.31
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各ブランドから続々とリリースされる話題の小物。共通点は、今シーズンあらためて見直された「レザー素材」。上品な質感で目新しいデザインでも奇抜にならない。くすんだ色みやひとクセある形の新しさは、レザーをベースに手を伸ばして。
※( )内の数字は、バッグは縦×横×マチ、靴はヒールの高さで単位はcmです(編集部調べ)。

COMING 1
ブラウン系で「紳士と淑女」
ローファーや端正なバッグなど、フォーマルなメンズ・レディ小物が1周回って新しい。今季のキーワード「回帰」にならい、ブラウン×レザーのクラシックなものほど感度が上昇。


1.ストラップつきスクエアキャメルバッグ(19.5×22×10) 24,000円+税/CUOIERIA FIORENTINA(プラステ) 中面は濃いブルーで、さりげなく個性的に。2.ローファー(1.5) 8,700円+税/カージュ(カージュ ルミネエスト新宿店) 味わいよく引き締まる黒に近いブラウン。3.ショルダーバッグ(16×24×6) 7,900円+税/ROSE BUD ストラップをはずせばクラッチバッグとしても活躍。4.バレエシューズ(1) 8,400円+税/マミアン(マミアン カスタマーサポート) つま先にあしらった深いブラウンが、バレエシューズの甘さを抑制。5.スエードパンプス(5) 25,000円+税/TSURU by Mariko Oikawa 赤みの強いブラウンでセンシュアルなムードもメイク。6.ベルト 17,500円+税/ザストアバイシー(ザストアバイシー代官山店) ”細身”ならどんな形のボトムとでももたつかない。


チョコブラウン×スクエアバッグで、小物もエレガントなムードを追求したエルメス。長めの持ち手がラフさをON。


COMING 2
「ほっこり」は角ばった形で
秋冬らしいファーやコーデュロイのほっこりとした素材も、レザーとドッキングさせれば大人のかわいげに着地。コンサバな服ともマッチする、角のあるきちんとした形が賢明。


1.ミュール(5) 7,990円+税/ZARA(ザラ・ジャパン) 中敷にあしらったちらりと見せるファーで、暑苦しさなく秋を演出。2.ストラップバッグ(17.5×24×7.5) 22,000円+税/マラン(ル タロン プリュ 有楽町マルイ店) オフ白のムートンが、抜けづくりの一役に。3.ベルト 23,000円+税(参考価格)/アトリエ アンボワーズ(アマン) ウエストにボリュームができ、腰まわりのきゃしゃ見せに貢献。4.ストラップつきバッグ(18×30×12.5) 45,000円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) マスタードのハラコが地味な効かせ役。5.リュック(38×34×12) 33,000円+税/IO PELLE(ROSE BUD) ファーをほどこし、レザーリュックのメンズっぽさをセーブ。6.コーデュロイバッグ(38.5×46×18) 57,000円+税/アヴァケーション(アダム エ ロペ) 旅にも使えるビッグサイズ。


アクセントとなるストライプ柄バッグも、白&ブラウンやファー素材のリラクシーなディテールで気張って見えない。


COMING 3
カラーレザーは「なつかしい色」
色はもう一歩踏み込んで、「色み」がオシャレのカギとなる今。服も小物も、少しあせたようなヴィンテージカラーに視線集中。レザー素材でさらに深みも足せる、品よく見違えに効くものをピックアップ。


1.くすみブルーシューズ(2) 15,000円+税/JM(ROSE BUD) デニムと合わせれば簡単にグラデルックが成立。2.チェーンバッグ(14×21×6.5) 6,500円+税/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) グレーがかった緊張せず持てるピンク。3.ボルドーパンプス(5) 16,000円+税/ダニエラアンドジェマ ゴールドのヒールで重たい色を軽快に。4.ボルドーバッグ(22.5×20×5) 34,000円+税/マロウ(シップス 有楽町店) ニュアンスをつくるきゃしゃなレザーひも。5.マスタードパンプス(7) 14,500円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) スエード×エナメルで、コクのある色ものっぺりしない。


ブルーで統一した攻めたルックスも、バッグのダークな色みとなら、まとまりよくキツさを和らげることが可能。


COMING 4
重たいブーツには「幅広な四角いトゥ」を
引き続き人気のスクエアトゥも、横幅が広いよりエッジィな形にアップデート。足元がどっしりとしがちな、太ヒールのショートブーツで採用し、歩きやすさとシャープさを同時に確保。


1.ブーツ(5)[オンライン限定] 17,800円+税/レメ(ジャーナル スタンダード) ハリのあるレザーでキレイめな印象に。2.黒ブーツ(6) 36,000円+税/カルチェグラム(デュプレックス) はき口が少しだけ山型になったことで、パンツをINしてもすそが出にくい。3.ブラウンブーツ(5.5) 26,000円+税/コルソローマノーべ(フレームワーク ルミネ新宿店) ブラウンボトムとでも、四角いトゥがあれば単調さもなし。


COMING 5
「ぜんぶ黒」で男の子
ハードな素材と気楽な形。1つにギャップをつくれば、おなじみのボーイッシュな小物も新鮮味のあるルックスに。なかでも「ラクしてカッコいい」を貫ける、黒の総レザーがねらい目。


1.スニーカー 25,000円+税/YOAK(UTS PR) タフな素材だからワークブーツ感覚で使える。2.キャップ 8,000円+税/CA4LA(CA4LA ショールーム) 小さな穴を全体に開けて蒸れを防止。3.リュック(42.5×29.5×11.5) 23,900円+税/ティーエスオージー(ティーエスオージージャパン) シックな質感でスーツともマッチ。4.ウエストポーチ(17×25) 12,000円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ ウィメンズ新宿店) おなかにあたる部分はクッション性のあるメッシュ地。


ウエストポーチ×縦じまトップスのメンズライクな合わせも、黒レザーの強気な面持ちならカジュアルに偏らない。


COMING 6
ベルトは「細く長い」か「太くてエッジィ」
上着に重ねたり、幅広ボトムをしぼったり。「ベルトでアレンジ」のブームが到来。その流れから、ベルトも服の一部と見なす、細長い・太く変型のデザイン性ある形が次々登場。


1.白ステッチベルト 26,300円+税/メゾン ボワネ(シップス 有楽町店) ひものとめ具ならジャケットの上につけても自由に調整できる。2.太ベルト 5,990円+税/SLY(バロックジャパンリミテッド) 大きなスクエアバックルで辛口顔に。3.黒ハラコベルト 16,000円+税/プントビイータ(エーピー ストゥディオ グランフロント オオサカ) 腰位置でしぼってもたれる長さ。4.ダブルバックルベルト 28,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) 二重で巻けて、ゆるいボトムもキリッとした表情に。


〈右〉ベルトが長いことで、服と同系色でもリズムをつけつつ縦のラインを引き立てることに成功。〈左〉グレンチェックの太ベルトが、マニッシュなロングコートのクラス感を助長。


COMING 7
「顔まわりもレザーで品よく」が新定番
秋でも暑さが続くこのごろ、服の涼しげな印象をじゃませず、重みと気品を加えられる、顔まわりのレザーアクセに注目。バッグや靴と同様、素材の強さで顔や首元も締まって見える。


1.レザーベレー帽 10,800円+税/CA4LA(CA4LA ショールーム) しなやかな質感でストリートに寄らない。2.ハット 24,000円+税/STETSON(STETSON JAPAN) レザーのリボンがウールハットを切れ味よく。


1.チョーカー 7,500円+税/ル・ベルニ(キャセリーニ) 首のラインに沿う、曲線的なシルバープレート。2.ネックレス 4,000円+税/LAGUNAMOON ルミネ新宿 ウッドモチーフで抜け感も演出。3.チョーカー 10,000円+税/THE Dallas(ザ ダラス ラボ.) 肉厚なレザーチューブが薄手トップスにメリハリを。


1.&3.ヘアピン 各700円+税、2.リボン 1,200円+税/以上アネモネ(サンポークリエイト) 光沢の少ないマットなレザーのおかげで、ヘアピンも幼さとは無縁に。髪を結んでもほどけづらい形状記憶できるワイヤー入りのリボン。


1.イヤリング 16,000円+税/THE Dallas(ザ ダラス ラボ.) 今どきな大きめのサイジング。2.ピアス 1,800円+税/アネモネ(サンポークリエイト) スエードのフリンジでエスニック調に。ゆれ感があり女っぽさも獲得。


COMING 8
シンプルな黒を高める「+ゴールドの飾り」
ゴールドのアクセサリーをつけたような、アンティーク調のシューズがさまざまなブランドでお目見え。定番の黒い靴でとり入れると、日常でドレスアップできる1足に出会える。


1.スエードブーツ(8) 74,000円+税/PELLICO(アマン) 細身を選べば、大きなゴールドプレートがついてもスレンダーなまま。2.スタッズローファー(4) 93,000円+税/ロシャス(アダム エ ロペ) やや高めのヒールでどこか女性的。3.リングつきシューズ(2) 12,500円+税/ダニエラアンドジェマ 防水加工をほどこしたため、雨の日も気にせずはける。4.黒ミュール(4.5) 6,990円(税込み)/ZARA (ザラ・ジャパン) ゴールドのチェーンでぐっとゴージャスに。


COMING 9
ONにもなじむ「立つ巾着型」
カジュアル好きにとって欠かせない巾着バッグ。厚手のレザー地でマチが広い、かしこまった形となり新勢力に浮上。ベルトも含め、「しぼる」ことがポイントとなるこの秋、靴にもデザインをとり入れた、進化系ブーツも見のがせない。


1.ブラウンバッグ(29×26×25) 70,000円+税/シャーク チェイサー(ジャーナル スタンダード 表参道) かためのレザーで形くずれしにくい。2.ショルダーバッグ(20×15×10) 22,000円+税/オルセット(オルサ) 上部のナイロン地が渋いイエローのやぼったさを払拭。3.ブーツ(6.5) 68,000円+税/ネブローニ(フラッパーズ) しぼったことでボリュームが生まれ、タイトなパンツをほっそり映す効果あり。4.バッグ(21×20×13) 37,000円+税/VASIC(コード) 淡色の服ともなじむあいまいなブルー。


はき口に加えたドロストデザインで、足首がキュッと見える。黒ブーツの重たさも、緩急のある形だからどこか軽やか。


COMING 10
「アニマル柄は部分づかい」で新たな関係に
辛口ルックの相棒的なアニマル柄も、部分づかい&定番色で「ひかえめ」にとり入れるのが気分。レザー地の落ち着いた雰囲気があと押しして、かしこまった格好にも合うスパイス役に。


1.リュック(23.5×17.5×11) 17,000円+税/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) アクの強い白黒ゼブラをブラウンレザーでマイルドに。2.ゼブラバッグ(23×22×11)[8月上旬展開予定] 17,800円+税/ル・ベルニ(キャセリーニ) 知性も漂わせる四角いフォルムをセレクト。3.ストラップつき牛柄バッグ(13.5×16×10) 30,000円+税/レフィエ(フラッパーズ) 小ぶりなサイズ感だからかわいげも維持。4.パッチワークブーツ(6) 25,000円+税/STUDIO UNO(ROSE BUD) ゼブラ×レオパード柄を組み合わせて、ウエスタンブーツをモードへと昇華。5.シューズ(3.5) 47,000円+税/チエ ミハラ(ジャーナル スタンダード 表参道) 白とのコンビなら暗色ボトムとでもさわやか。


少量のレオパード柄をあしらった、表情のある黒パンプス。ダークトーンのスタイリングの抑揚づけに作用。


COMING 11
ハードな素材が夏小物をシーズンレスに
即戦力となる、ウッド素材やつっかけなどの涼しげな小物は、レザーのコクのある質感とでシーズンをまたげるものに。この先ぬくもりのある服との季節をMIXした合わせ方も、また鮮度を上げる1つの手段。


1.ミニかごバッグ(12.5×18×5.5) 44,000円+税/ウィッカー ウィング(ジャーナル スタンダード 表参道) 編み目のつまった頑丈なラタン素材。2.バッグ(18×18×7) 58,000円+税/BUILDING BLOCK(エスケーパーズ) ウッドの持ち手がニュアンスづくりに貢献。3.白ミュール(6) 17,000円+税/ピシェ ビアン(ピシェ アバハウス ルミネ有楽町店) ブーツを途中で切ったような斬新なシルエット。4.レザー×PVC ウエストポーチ(三角10×11、四角11×16.5、丸11.5×12) 21,000円+税/UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ 新丸ビル店) 透過性のある生地も黒だから浮かれない。5.スリッパ (0.5) 34,000円+税/PIPPICHIC(ベイジュ) スリッパに安定感をもたらすはき口のギャザー。6.ストラップつきキャンバスバッグ(29×24×13) 45,000円+税/OAD(ロンハーマン) スマホや小銭入れをつけたユニークなデザイン。


〈右〉ネイビーの厚手コートにキャンバスバッグを合わせたちぐはぐな素材感。バッグにほどこした黒のレザーがつなぎ役となり全体がうまく整う。〈左〉ウエスタン調のつっかけシューズ。甲が深いことで素足なのに引き締まる。


COMING 12
「構築的な形」でベーシックの一歩先に
服がシンプルなほど、飾りとなる小物がありきたりだともの足りなさもある。ならば、なじみのある色・素材にオーバーな立体感などをほどこした、形でひとクセある「主張をおさえたモード」に目を向けて。


1.キャメルショルダーバッグ(15.5×20×5) 11,800円+税/YAHKI、2.オフ白ショルダーバッグ(16×16×14) 47,000円+税/MODERN WEAVING(ともにショールーム セッション) 裏面は平らで前だけふくらみがあり、前後で違う顔を楽しめる。下に向けて丸みがかった愛らしい形に、オフ白なら清潔感も上乗せ。3.ベージュシューズ(2) 33,000円+税/nagonstans ソールの前部分だけ誇張され、モダンな印象へ。4.黒シューズ(2.5) 19,908円+税/COS(COS 銀座店) 広めに作られた、先鋭的なスクエアヒール。5.黒バッグ(27.5×29×11.5) 87,000円+税/FILL THE BILL(4K) 中央だけ立体的に丸みがかったフォルムが珍しい。6.黒バッグ(17×25×14.5) 39,000円+税/LEFIJE(フラッパーズ) 奥行きも横幅もたっぷりとあるBOX型。開け口のベルトデザインがさりげない遊び心に。


〈右〉転がりそうな丸みのある形が新鮮。ブラウンのおとなしい色みなら、がんばった感なくとり入れられる。〈左〉ポインテッドトゥの先にスクエア型のソールをドッキング。重みが加算されたから、派手なパンツも一気にトーンダウン。


COMING 13
小さいのにハイスペック
コレクションやストリートでも所持率の高いミニマムサイズの小物。お財布になったり、カード&スマホが入ったり。小さくてもあらゆるシーンで活躍する、高機能なものだけをコレクト。


1.コインパース(9×9×1.5) 29,000円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越) お札やカードも入り、ストラップをはずせばお財布としても活用できる。2.黒折り財布(11×9) 19,000円+税/MARROW(4K) かたくて乾いたレザー地が、洗練さを増長。3.ピンクスマホケース(17×11) 10,000円+税/アディナ ミューズ(ADINA MUSE SHIBUYA) サイドジップの中にはキーチェーンを完備。


COMING 14
「丸いフォルム」はデイリーなサイジング
HIT中のラウンドバッグは、ヘビーな風合いながら優雅な雰囲気もかもし出せて優秀。新たなフォルムを、見た目も使用感もデイリー仕様に寄せてくれる、ビッグサイズにしぼってお届け。


1.オフ白バッグ(34×39.5×20) 27,778円+税/COS(COS 銀座店) かぶせ部分も曲線的でアーティスティック。2.半円バッグ(29.5×31×9) 9,900円+税/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) 内側は高発色な赤。3.ジップブラウンバッグ(35×42×13) 37,000+税/ELK(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ハンドバッグ型で手元もすっきり。両サイドの下からジッパーで開き、出し入れ簡単。


〈左〉ゆりかごのような、ゆれ感のある形がエレガントさを加速。おかげでグレーチェックのマニッシュなコーディネートもやさしげ。〈右〉ヴィトンのオーセンティックなモノグラムバッグを、角を丸めてバージョンアップ。


COMING 15
短丈ブーツが「伸縮性」のある黒に進化
レザーでも窮屈にならずIラインを強調できる、「ストレッチブーツ」がこれからのメインストリームに。黒でとり入れると、ロングスカートやワイドパンツなど重たいボトムからのぞかせるだけでも細見えできて好都合。


1.ブーツ(6) 15,000円+税/Mollini(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ジッパーつきで、ストレスフリーに脱ぎはき可能。2.トゥレザー切り替えブーツ(6) 15,000円+税/ル タロン グリーズ(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店) アッパーはニット素材だから長時間着用しても疲れない。3.ブーツ(3.5) 30,000円+税/ファビオ ルスコーニ(ジャーナル スタンダード 表参道) センターラインのような布のつなぎ目が、脚をより細く。


柄ワンピースのインパクトをそぎ落とすように、タイトな黒ブーツをIN。ゆるい1枚系と足元をつなげて、きゃしゃな体のラインを想像させて。

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