新時代のデカ目！「今っぽグラデーション」講座　byヘアメイクpaku☆chan

■教えてくれるのは……

ヘア＆メイクアップアーティスト【paku☆chanさん】
「秋に新調するなら、絶対にアイシャドウ！色のバランスや質感が明らかに変化。これまでのアイメイクの定番を進化させましょう」

「まぶた全体ではなく、グラデをつくるのは目尻を中心に。色の差を感じさせないように、じんわりとぼかすのがポイント」

Ｑ．タテ割りグラデって？
Ａ．目尻から目頭に向けて明るくなるグラデ

キレイな目に見せられる王道ブラウンパレット
オフホワイトのハイライトカラーからパールベージュ、そして温もりのあるブラウンまで５色がセットになった王道グラデパレット。質感の微妙な差で、今っぽさを演出できる。

１．明るめのブラウンをベースに
bとcを混ぜて黒目の上から左右に広げる。タテ幅はアイホールよりやや広めまでのせて。

２．目尻側１/ ３程度に締め色を
dをチップでトントンとのせる。締め色はライン状ではなく、狭い面にするのがコツ！

３．下まぶた全体は軽さを意識して
bを涙袋より細めにチップでオン。粘膜にのせてキラキラのインラインにしてもオッケー。

４．目頭をいちばん明るくする
aを指にとって目頭にオン。目頭をいちばん明るくすることで、あか抜けた雰囲気に！

「目尻を囲むことで、切れ長印象の目元に。ライン状に入れた黒をふんわりぼかして２種類のグラデを共存させて

Ｑ．囲みグラデって?
Ａ．単色グラデに目尻の囲みを加えたグラデアイ

透き通る赤と煙るような黒で洗練された目元に
aはクリーム状、bはさらりとしたパウダー。どちらも絶妙に透ける発色で、重ねると色っぽいバーガンディーに。重ねづけするだけでなく、自由にアレンジできるのも楽しい。

１．上まぶた全体に赤を広げる
aを指で目のキワにのせアイホールに向けてぼかしながらグラデに。下まぶたにも細く。

２．まつげの隙間を黒で埋める
細めのブラシにbをとってまつげの隙間を埋める。ラインが残らないようにそっとぼかす。

３．目尻側１/３はライン状に
bで目尻にシャドウラインを。目の形に沿ってすっと細めに、目幅から少しはみ出すまで。

４．下まぶた全体を黒で締める
まつげの根元をなぞるように、ごく細くbを入れる。目頭から目尻まで全体に入れて。

撮影／竹内裕二（BALLPARK）、伊藤泰寛（静物）ヘアメイク／paku☆chan（Three PEACE）スタイリング／程野祐子モデル／上西星来、メドウズ舞良取材・文／丸岡彩子構成／河津美咲