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独身男性はなぜ結婚しないのか?性格の特徴&将来に対する不安をFPが調査!

  • 2019.8.30
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こんにちは、婚活FP山本です。未婚者が増えてきた現代ですが、特に男性の場合、未だに親から「跡継ぎ」として見なされ、いくつになっても結婚と子供を期待されることも多いでしょう。似たような境遇のはずの周囲の独身男性はどうなのか……気になりませんか?

そこで今回は、結婚しない独身男性を取り巻く基本について様々な角度でお伝えします。独身男性はそのまま、結婚したい独身女性も男性研究の一環として、ぜひお役立て下さいませ。

未婚者の割合は女性より男性が高い!

まずは、統計を通して独身男性の立ち位置をお伝えします。国立社会保障・人口問題研究所の2019年「50歳時の未婚割合」によると、2015年では男性で23.37%、女性で14.06%が未婚者です。また同調査によると、2035年頃には男性で29%、女性で19.2%が50歳でも未婚という結果でした。

ざっくり現時点でも男性の4人に1人、女性の6人に1人が50歳になっても独身です。少なく見ても、男性のほうが女性より結婚せずに独身で残っているのが現状と言えます。女性なら、40代になっても50~60代男性と結婚することもありますが、逆は中々ないですからね。

逆に見れば、それほど現代は結婚しない独身男性が増えてきたとも言えます。あなたと似たような境遇の男性は、本当に多いと言えるでしょう。まずは、あなた一人ではないという点を知っておいて下さいね。

結婚を希望する割合はほぼ同じ

先ほどの統計での別の調査結果によると、男性の85.7%、女性の89.3%が「いずれ結婚するつもり」と回答しています。さらに男性の55.2%、女性の59.3%は「ある程度の年齢までには結婚するつもり」との回答です。結婚を希望する割合は、高い水準で男女ほぼ同じと言えます。

簡単に言えば、多くの人が結婚を望むものの、実際には結婚できていないのが現実です。少なくとも、結婚したいのにできていなくて苦しんでいる方は非常に多いと言えるでしょう。

結婚しない独身男性は年収が低い特徴・傾向アリ

ここからは、なぜ独身男性は結婚しない、できないのかをお伝えします。まず、結婚しない独身男性は「年収が低い」という特徴・傾向です。国立社会保障・人口問題研究所の2019年「出生動向基本調査」を見ても、正社員として雇用が安定し、年収が高いほどに結婚している男性割合が高いのが現実と言えます。

ご存知の通り、現代はがんばっても簡単には年収が上がらない時代です。そして男性は、「結婚したら男性が妻子を養うもの」と考えます。養えると思えるほどの年収になるまでは結婚を考えられず、かといって年収が上がる兆しも感じられないのが、独身男性を取り巻く環境です。

もっとも、上がらないから仕方ないとは考えてくれないのが女性と言えます。女性が結婚相手に年収を求めるのは本能とも言えますからね。何とも厳しい時代なのかもしれませんが、女性が考えるように結婚後は沢山のお金が必要です。何とか年収アップに励んだほうが賢明かもしれません。

結婚はおろか、恋愛すら厳しいことも……

現代の日本は、低年収の程度も様々です。結婚を考えられないばかりか、必死に働いているのに貧困と呼ばれることも多々あります。食べるのに必死では、当然のように恋愛どころではないでしょう。そこまでではなくても、デート代がキツいと感じる男性も本当に多いです。

そういった状況では、仮に結婚できても奥さんの存在が負担にしか感じられなさそうですよね。もちろん奥さんにも多大な苦労をかけるでしょうし、結婚できても離婚になるかもしれません。結婚は、必ずしなければならないものではないので、柔軟に考えていきましょう。

結婚しない独身男性は性格に問題アリ?

次に、結婚しない、できない独身男性は「女性に不慣れ」という特徴・傾向があります。そもそも女性と関わった経験が少なく、女性を相手にすると何をどうしていいか分からないわけです。「女性を知らない」といってもいいかもしれません。ドラマやAVの女性が全てです。

ハタから見ていると性格に問題があるように思えることも多いですが、意外とそんなことはありません。真面目で優しく、穏やかで努力家な多くの男性が結婚できていないのが現実です。ただ、一般的な女性が求める程度には女性に慣れていないのが原因と言えます。

女性に接することができないから経験値が上がらず、ますます女性から遠ざけられてしまった……そんな悪循環に陥った男性も多いですね。結婚できない独身男性は「女性に消極的な性格」とも言えるかもしれません。

変わり者扱いされるほど女性に不慣れ

不慣れというのは、けして何もできないばかりではありません。何が喜ばれるのかが分からず、どこかで見たまま、思いついたままに行動してしまうことも多いです。気になる女性と相対すると、ドラマのワンシーンのような言動ばかりを取る男性もいますが、典型例ですね。

そんな言動を続けたあまり、周囲から変わり者扱いされる男性も本当によく見聞きします。女性が嫌いになる前に、何とか女性への不慣れを少しずつでも解消して頂きたいところです。

将来に不安を感じる独身男性は少数派?

今度は、独身男性が考える将来についてお伝えします。実のところ、結婚しない独身男性でも、特に将来に不安を感じたりすることはあまりないのが実情です。現在において、周囲が結婚している中で自分ができていない点に劣等感を感じることはありますけどね。

もっとも、これはむしろ男女を問いません。将来に不安を感じる方なら、ヤバいと感じて必死に婚活に励みますからね。つまり、独身男性も「さほど未来を考えていないからこそ」特に不安を感じないわけです。考えると怖くなるので、むしろ考えることを拒絶します。

これも一種の自己防衛本能です。ただし、あくまで防衛できるのは「未来を迎えるまで」ですが……。一般的に、老後が見えるようになる50代前半頃、過去を後悔する方も多いのが実情です。

今までも、これからも一人暮らしが当たり前

相応の年齢になっても結婚していない一般的な独身男性は、あまり過去に交際経験がない傾向にあります。このため、そもそも今までずっと一人暮らしで、これからも同じ状況がずっと続くだけ……。たとえ実家暮らしでも、似たような感覚ということが多いです。

あまりに独り身期間が長すぎて、結婚する自分の姿をイメージできないとも言えます。一度も交際経験がない男性なら、尚更です。もしかしたら、あなたも同じではありませんか?

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独身男性は「なぜ?どうしたら?」の追求を!

今度は、結婚したい独身男性へのアドバイスをお伝えします。結論から言えば、「なぜ結婚できないのか?どうしたら結婚できるのか?」を考えることが第一歩です。婚活は就活に例えられることも多いですが、言わばこれは就活での「自己分析」に相当する行為になります。

合わせて、同じく就活の業界・企業分析に相当する「女性研究」が大切です。そもそも女性とはどういう生き物で、自分のレベルならどの程度の女性が狙えるのか……。就活同様、多くの場合で「少し高望み」してしまうことも多いですが、ともかく存分に学びましょう。

その上で「女性と交際、結婚するメリット」を知れば、大きな原動力になります。記事や本を読んだり、幸せそうな既婚の友人に話を聞いたりして、たっぷり夢を膨らませましょう。

結婚できない理由が言い訳になっていないか?

結婚しない、できない男性は、どうにも「結婚できない理由が言い訳になっている」フシがあります。例えば、年収が低い理由で結婚できないなら、「自分は年収が低いし、がんばっても上がらないから結婚できなくても仕方ない」などです。年収を上げる方法を考えたことはありますか?

一度も交際経験がない男性は、モテる努力をしたことがないことも多いですね。体型、ファッション、トーク……何がダメですか?言い訳しているヒマがあったら、時間を改善のために使いましょう。

独身では男性でも老後・生涯を生き抜けない!

最後に、肝心なことをお伝えします。ピンとこない方も多いのですが、実は「現代は結婚しないと男性でも老後を生き抜けない時代」です。あなたは定年後、老後を考えたことはあるでしょうか?会社に勤められる現役時代は、定年で確実に終わります。その後、どうやって生活しますか?

平均的な男性でも年金は月々15万円程度です。年収が低くて結婚できないのなら、さらに年金も低くなります。仮に働けても基本的に60代のうちだけ、そして年収は現役時の半額以下が基本です。年収が低ければ貯金も厳しく、親からの相続が期待できないなら打つ手がありません。

でも、もし結婚して共働きできたなら、現役中の収入も年金も2倍になります。支出は2倍にはなりませんから、貯金する余裕も作れるでしょう。本当にこのまま独身で大丈夫ですか?

男性も共存共栄のための結婚を目指そう!

抵抗のある方も多いのですが、男性だって生きるため、女性と支え合うために共存共栄の結婚を目指してもいいんです。少なくとも、あなたが支える側としての結婚は目指さなくて問題ありません。女性も様々で、実際に元働きを前提に婚活している方も沢山います。

たとえあなたの年収が300~400万円でも、どこかに結婚してくれる女性は必ずいるのが現実です。ひとまず結婚できない自分は忘れ、結婚している自分の姿を楽しくイメージしてみましょう。

女性だって結婚したい!独身なら人前に出よう!

最近では例外もありますが、基本的に女性は男性としか結婚できません。日本は一夫多妻ではないので、良質な男性だけで全ての女性を結婚へと導くこともできません。独身女性には、同じく独身のあなたが必要なのです。もしカケラでも結婚願望が残っているなら、ぜひ今日から人前に、女性の前に出て自分をアピールしていきましょう。

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