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断食のやり方をプロが解説!進め方や注意点をチェックしよう

  • 2019.8.30
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断食は、やり方を間違えるとトラブルにもつながりかねないものです。そこで、断食の具体的なやり方や、断食をするときに気を付けるべきこと、断食前後の食事をどうすればいいのかといったことについて、お話を伺いました。

断食の効果

消化器官が休まる

断食では食事をしないため、日頃フル稼働している消化器官を休めることができます。消化に使っていたエネルギーの消費がなくなるため、消化以外の代謝やデトックスにエネルギーを回すことも可能になるでしょう。また、消化器官を休めることで、体の機能をリセットする効果も期待できます。

デトックスによる腸内環境改善や美肌効果

宿便を出すことで腸内環境が改善されるため、お腹のハリやガスを解消する効果が期待できます。骨盤まわりの血流も良くなれば、冷え性の改善にも役立つでしょう。また、免疫細胞の7割は腸で作られていると言われていますから、免疫力アップも期待できます。

さらに、デトックスが積極的に行われるため、肌の新陳代謝が高まって肌が綺麗になったり、むくみがとれたりといったメリットを感じられる場合もあります。

断食のやり方

段階を踏むことが大切

いきなり食事をやめるのではなく、徐々に減らしていくようにしましょう。また、断食をやめる際も、すぐに通常食に戻すのではなく、「回復食」と呼ばれる、消化器官に負担の少ない食事を挟んで元のメニューに戻していきます。

プチ断食の進め方

1~2日のプチ断食の場合は、次のようなステップで進めます。

・断食の前日 食事の量を普段の5割程度に減らし、夜寝る前の3時間は何も食べないようにします。アルコールやサプリメント、その他刺激が強い食品も厳禁です。

・断食当日 常温の軟水2リットルを飲むようにして、物足りないようであれば塩を少量なめます。固形物を摂らない断食であれば、酵素ドリンクや野菜ジュースを摂取します。

・断食終了後 回復食をゆっくりとよく噛んで食べ、少しずつ量を増やして元の食事に戻します。

断食後の回復食

回復食は断食中以上に注意が必要

断食をした後、いきなり消化しにくいものを食べたり、食欲や解放感に任せてたくさん食べたりすると、リバウンドを引き起こすだけでなく、体を壊す危険性もあります。断食中は消化活動を休止することになりますから、突然普段通りの食事を再開すると、内臓に大きな負担をかけてしまうからです。

そのため、回復食は通常食よりもよりも柔らかく、薄味に調理し、腹八分目を意識して、ゆっくりよく噛んで食べるようにしてください。

回復食で避けるべき食材

動物性タンパク質(肉類、卵、乳製品)や脂質(揚げ物)、カフェイン、炭酸など刺激の強いものは避けましょう。

また、血糖値を急激に上げてしまうため、糖度の高いフルーツやお菓子も避ける必要があります。血糖値の急上昇は、眠気などの原因になりますし、血管にも負担をかけてしまいます。

断食する際の注意点

「避けた方がいい人」がいる

断食は、一時的にカロリーや栄養素の供給を止めるため、次の条件に当てはまる人は行わないようにしてください。

・中学生以下の子ども ・生理中の女性 ・妊娠中の人

また、元々体重が少ない人も注意が必要です。脱水になりやすいだけでなく、栄養不足になることで、肌荒れや貧血、低血糖の危険性が高まるからです。

脱水や低血糖に注意

断食中は、健康な人でも脱水や低血糖になりやすいため、スポーツは避け、お風呂にも長く入らないようにしてください。

また、断食中、「好転反応」と呼ばれる眠気や倦怠感、吐き気、悪寒、頭痛などの症状が出ることがあります。これは断食がうまくいっていることの表れなので、過度に心配する必要はありません。症状がつらい場合は、しばらく安静にして体をあたため、水分を積極的に摂りましょう。

断食は前後にも気を付けて慎重に行おう

断食にはさまざまなメリットがありますが、普段通りのカロリーや栄養を摂らないことでトラブルが起こる危険性もはらんでいます。断食前の準備と、断食後の回復食、断食中の注意点を理解した上で、体調に気をつけながら行いましょう。

この記事の監修者

E.K

《修得資格》
◆ フードコーディネーター
◆ 食生活アドバイザー
◆ 調理師
◆ 認定心理士・健康心理士

心と身体を中心に、健康的な食生活の研究をしています!

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