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子どもに「性」をどう伝える? 率直に伝えた、我が家の場合【今日もゆる育児日和 Vol.5】

  • 2019.8.30
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ウーマンエキサイトをご覧の皆様こんにちは。
今回は初めて特集に参加しました!

「子どもの性の目覚め」…このワードを見ただけでちょっと動揺しますよね!
私たち親自身がどう接したらいいか、というような踏み込んだことを習う機会はありません。

子どもたちに率直に話していった、我が家の場合をまとめました。



■「性」の話、子どもにどう伝えたらいい?
個人的に、以前から「子どもにどう伝えたらベターなのかな?」と興味があり、海外で性教育がどう行われてるかの情報をときどき集めていました。

日本と欧米の性教育は方向性が全然違います。

カンタンに例えると…、


※「性」を牛で表現。

これくらい違う。(欧米とひとくくりにするのもどうかなと思いつつ)


日本人である私はこの違いを知ってかえって「性について話すべきか」迷いが湧きました。ですが、最近では日本人にとっても「性教育にはメリットしかない」と言い切る本も出ていますよね。


勇気づけられた結果、体については率直に話そうと決めていました。


■幼稚園頃から徐々に関心がでてくる!?
娘が年長になったころ…



「ついに来た…」

これ以降、機会があるごとに少しずつ体の話をするようになりました。


「水着で隠れる部分は触らない&触らせない」「NOは言っていい」や、子どもから「赤ちゃんはどこから出てくるの?」といった質問があったら、素直に答えるようにしてみました。

具体的に説明した結果、子どもなりに「人に見せたり触らせない場所」のことや「自分の体は自分だけのもの」と理解したようです。

お着替えを覗かれるような時ははっきり「やめて!」と言えるようになりました。体という見える部分についてなので、本人が言っている「NO」を周囲がどれくらい尊重しているかも明確にわかります。

このことを通じて、家族の中でもよりお互いを尊重する意識が育まれたと感じます。(4歳の息子は配慮が見え隠れしつつ…時折ふざけてしまうことがありますが…!まだ成長過程と捉えています)

私が手にとった本にも「性教育の効果」として似たような話が書かれていたので、本当だー!と感心しました。


■お風呂でママの「生理」に気づいたら…
お風呂に入ろうとしていたとき、子どもたちが経血に気付いて騒いだときには生理のことも話しました。


「赤ちゃんが来たときのためにママの体が準備してるけど、古くなったら新しいベッドに替えるから体からでるんだよ」

「おなかが痛かったり、ちょっと気持ちがイライラになりやすいけど、死んだりするようなことはないよ」と説明。




娘は「ふーん」という感じでしたが。

息子は話よりとにかく「血がーー!」と泣いていたので、「おなかが痛いけど、ママは死なないし、そばにいられるよ~~」と説明。内心「説明するのが早すぎたかな?」とドキドキしました…。

でも心配したほどではなく、意外にも泣いたりしたのはその時だけで、あとは「あーはいはい」という反応に。

子どもにしてみたら「生理」はとてもショッキングなものかもしれません。現代では、子どもからできるだけショックになることを遠ざけようとする流れもあります。

しかしいつまでも親が子どものことを管理できるわけではありません。側でサポートできるうちに色々な体験をしたほうが、心の受け身がとりやすいのではと、私は考えています。

そしてその後、生理のときに子どもたちが気遣ってくれるという感動の体験が…!



生理を知ることで、思いやる気持ちも育まれているようです。

■「生理」の知識は、男の子にこそ知ってほしい
ある日、私の下着についた経血の跡を見て「ママのパンツにうんちついてるー!!」と大喜びで騒いだ息子…。



生理のことを話していたせいか、説明した途端、配慮のできる男っぽく話題を変えてきました。

単なる偶然かもしれませんが…、ちょっとカッコよかった!


女子は成長すれば、いずれ体験するから生理についてはあまり言わなくてもいいかもしれません。

生理を体験することのない男子こそよく知っておいたほうがいいだろうな、と思います。

社会に出てから男性に「生理で休むなんて甘え」とか「これだから女は」と言われたという話、時々聞きますが胸が痛い。

息子には彼女や奥さんになる人をいたわれる知識を持っていてほしいな。


ということで、これはいい傾向!と思っていたつい先日。

私「お腹が痛い…今日はママひとりでお風呂入るわ…」

息子「えーなんでー?」

私「赤ちゃんのベッドバイバイの日だから…」




忘れとる!!!

毎回それなりに間が空くもんねーーー!!! だよねーーーー!!


という、我が家の話でした。

それではまた!

(中川マナ)

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