テラスハウス・田辺莉咲子『恋愛で失敗しないために心がける3つのこと』－後悔するような恋愛はしたくない－

フィットネストレーナーやパルクールプレーヤーとして活躍しながら『テラスハウス TOKYO 2019-2020』にも出演中の田辺莉咲子さん。自身のスタイルを確立したファッションやメイクのみならず、自らの気持ちに真っ直ぐな性格、明るく前向きな恋愛スタイルは、多くの女性から支持を受けている。

そこで莉咲子さんの生き方、考え方を深堀りすべく、あらゆる角度からインタビュー！今回は、莉咲子さんが「恋愛で失敗しないために心がけていること」について聞いてみました。

1.「友達 or 恋愛対象」で分けて考える

迷いが消えて、色んな判断がしやすくなるから

こんにちは。田辺莉咲子です。
今回は「恋愛で失敗しないために心がけていること」について考えてみたいと思います。どんな人も「今度こそはいい恋愛をしよう！」って意気込むものだけど、それでもなぜか失敗しちゃうんだよね。私もそうなので、世の女性の気持ちが痛いほどよくわかります（笑）。

よく「友達から恋愛関係に発展すると上手くいかない」って聞くけど、私もそう思う。前回の連載では「常にオープンマインドで人と接する」と話したけど、ある程度相手のことを知ったら、次は「友達 or 恋愛対象」という感じで分けて考えるようにしているの。

というのも、私の中には「0か100しかない」って考えが根底にあるから。たとえば今の私は「仕事100」モードだから、正直恋愛したいという気持ちにはなってない。でもその一方で、もちろん「恋愛100」モードの時もあった。

それと一緒で、男性も「友達 or 恋愛対象」で考えれば、変な迷いが消えて、色んな判断がしやすくなると思うの。それに相手に勘違いさせてしまう可能性も減ると思うから。友達から恋愛に発展すると、お互いに気持ちを入れ替えて付き合わなくちゃいけないから、それが負担できっと上手くいきにくいと思うんだよね。その上、今まで友達だった人と手を繋いだりキスしたりするのって、やっぱり心のどこかで違和感が生まれちゃうと思うの。

それでも私の場合、テラスハウスだけは例外だった。普通は、その人が友達と一緒にいるところとか、働いているところを見て知り合うと思うんだけど、テラスハウスの場合は全く知らない人と「はじめまして」だったから、その順序通りにはいかなかった。だからメンズ3人とはまず友達になろうと思ってたの。というか、なっちゃったの！（笑）でも途中から「この人、男らしいんだな」って意識するシーンがあったりしたんだけどね。

でも、基本的には友達から恋人に発展することはほとんどない。あくまで私の考えだけど、ちゃんと分けて考えて男性と接した方が、変な失敗はしないと思うから。

2.「愛が大きいか」というものさしを見つける

行動や言動に愛がある人こそ、信頼できる人だと思う

恋愛で失敗してしまう時って、大体「相手から愛を感じられない」時だと私は思うの。もちろん、同時に自分も「相手に愛を与えられていない」って実感するよね。だから私は好きな男性のタイプを聞かれたら、「愛が大きい人」って答える！

とはいえ「愛の大きさ」って、測るのはすごく難しいと思う。私の中では、会っていない時でも不安にならない相手は愛が大きいと思ってる。たとえば数ヶ月会えないような遠距離恋愛になっても不安にならず、ちゃんと信頼できるような人。そういう人って、一緒にいる時に必ず愛情表現してくれたり、何かしらの「大きな愛」を感じさせてくれたりする。だから会っていない間でも不安にならずに済むと思う。こまめに連絡をくれるからといって、それが「大きな愛」だとは決して思わない。行動や言動の一つひとつに「大きな愛」が感じられるかどうかだと思っている。そこに愛が感じられさえすればそれでいい。

だから、いつも恋愛で失敗してしまうって人は、まず「自分にどれくらいの愛をくれているか」という視点で男性と接するといいかも！結局お互いに大きな愛を与え合えないと、いい恋愛関係は続けられないから。

3. ダメ男と付き合ったなら、一緒に成長すればいい

そのためにはまず自分が成長すること

ダメ男と付き合ってしまった結果、失敗してしまうパターンは本当によくあるよね。わかるわー、その感じ！（笑）なんと言っても、私も友達からよく「ダメ男ばっかり選んでる」って言われちゃうから。

でも、私自身はそうは思ってないの！失礼かもしれないけど、そのダメ男と呼ばれている彼とその彼を選んでいる自分って、人としてのレベルが同じだと思ってる。恋人だけじゃなくて、周りにいる友達とかって、結局は自分のレベルと同じくらいの人が集まっているんだよね。

だから私は「ダメ男とは付き合わない！」って考えるのではなく、「好きになっちゃったもんはしょうがない！」って考えるようにしているの。選んだ男の人が「ダメ男」って言われたら、自分もそんな風に見られているのかもしれないと思うようにしている。

そうなったら、私は「だったら、一緒に成長していこう！」というスタイルに切り替える！まずは、自分自身のダメだと思うところをひとつ直す。そうして初めて相手に何か言える権利があると思うの。一方的に相手に「変わって」っていうのは自分勝手だけど、「私はこうしたらよくなったから、あなたもやってみなよ」って言うのはアリだと思うんだよね。

「本当にダメ男」だったなら、あなたが成長したってこと

それに好きになった人を「ダメ男」って言われるの、悔しくない？だから友達から「ダメ男」って言われたとしても、「私からしたら、めちゃくちゃかっこいいからね！」って言い返すようにしてるの。もちろん、後から冷静に振り返ってみると本当にダメ男だったこともあるけど（笑）。

でも「本当にダメ男だ」と思ったってことは、それはつまり自分が成長したってことじゃない？きっと次のステージに上がった瞬間なんだと思う。

だから簡単に好きになった人をダメ男なんて思わないで、まずは一緒に成長してみようよ。それでもダメだったら、それはあなたが成長したってことだから、次の恋愛にいけばいい。そういうことじゃないかなって思うの。

田辺莉咲子

たなべりさこ／1998年生まれ、21歳。フィットネストレーナーやパルクールプレーヤーとして活躍しながら『テラスハウス TOKYO 2019-2020』にも出演中。

【Instagram】https://www.instagram.com/risako_tanabe/
【Twitter】https://twitter.com/pikorisako/

撮影／井手野下貴弘 スタイリスト／藤井エヴィ ヘア&メイク／ken nagasaka 取材・文／平井莉生

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