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手足の皮がベリベリとむけていく…手足口病というトレンドをバッチリ押さえた夏休み【笑いあり涙あり 男子3人育児 第48話】

  • 2019.8.29
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ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。

やっと(?)終わる怒涛の夏休み…どう過ごされましたか?
わが家はというと、大きな旅行に行ったわけでも夏らしいレジャーを楽しんだわけでもなく、夏休み前半でものすごく疲れ、初めてお盆に帰省もせず…ただただ家族でぼーっと過ごしてしまいました…。

前半でほとんどのライフゲージを使い切った理由はといと
それはこの夏大流行していた「手足口病」!!

当初のわが家のお休みの予定はというと…



長男と次男は、夏休みが始まってすぐワタシの実家近くで開催されるイベントに連れて行ってもらうため、子どもだけでお泊りに行くことになっていました。

兄さえいればなんとかなる次男、昨年も2人で2泊ほどできたので泊まること自体は心配していなかったのですが、なんとなく嫌な予感がしていて、保険証やお薬手帳を持たせて送り出しました。

少しの間三男は一人っ子生活だねぇ、せっかくだから普段は兄たちに合わせてる生活を三男メインにして、赤ちゃんが楽しめるようなところにお出かけしようか~なんて言っていたところ…

ニイチャンズ出発の翌朝から三男が発熱

タイミング悪いなぁ、と思っていたら、その日の夕方からポツリ、ポツリと足の裏や手のひらに赤い発疹が…
翌朝には口の周り、肘下、膝下まで広がっていました。

平日だったのですぐに受診するとやはり手足口病でした…。


それでも、まだ兄たちがいない時でよかったかもとホッとしていたのもつかの間、ニイチャンズがイベントで楽しそうに過ごしている写真が送られてきた翌日…実家からの連絡でがっくりと肩を落とすことになりました。



「次男が39度台の高熱、長男も喉が痛くて微熱が出ている」

やっぱり…ね。

手足口病の潜伏期間は1週間ほど。仲良くベタベタしている三兄弟が移しあっていないわけがないですよねぇ、ええ。

最初は咳などの風邪っぽい症状で、ちょっと昨日無理して疲れが出たかな?という様子でしたが、特に何かと重症化しやすい傾向のある次男はどんどん熱が上がっていき、離れているだけに心配でしたが、とはいえこちらも夫は平日仕事、発疹の出ている三男を連れて駆けつけるわけにもいかず、いても立ってもいられませんでした。



結局次男も発疹が現れ手足口病が確定。
長男は小学生ということもあり、幸いなことに喉の痛みと微熱だけで発疹は出ずに済みました。

このタイミングでようやく週末を迎えたので夫に三男を託し、新幹線に飛び乗ってニイチャンズの元へ。

予定を2日オーバーして5日ぶりにようやく再会できた時、ワタシが来ることを知って2人がずっと窓に貼り付いて待っていたと聞いて涙があふれました。

慣れない環境で母不在の中の高熱。どれほど不安で寂しかっただろうと思うと申し訳ない気持ちいっぱいでしたが、祖父母の熱心な看護や通院のおかげでなんとか乗り切れました。

次男は発疹も一番ひどく口内炎にも苦しめられたものの、元々食への意欲が高いので痛くてもお腹が空けばなんとかがんばって食べていたようです。

年齢が上がるほど発症しにくくなるという手足口病ですが、わが家の傾向はこんな感じでした。



感染は潜伏期間から発熱中が一番強いということなので、発疹が出てから隔離してもあまり意味がないそうですが、体力が落ちている中無理をさせるのも怖いし、見た目的に周りに不安を与えそうだったので、前々から楽しみにしていたお友達家族との旅行は泣く泣くキャンセルに。(マジ泣きした)

それでも、手足口病にかかって「これぞ怪我の功名!?」と言うべき良いこともありました!

実は次男、数年前に長男が一度だけなった水イボを移されて以来何度治療しても増える一方で毎週皮膚科通いが続いていて困っていたんです。
それが、手足口病にかかった後、発疹が治ると同時に、あんなに悩んでいた水いぼが跡形もなくつるんと消えていたんです…!!



大人がかかると最終的に爪や手足の皮がズルむける…という恐ろしい噂は耳にしていました。
実際次男も、発疹が治っていく中で、手足の皮がベリベリとむけてきていました。
よく足の角質取りで薬液に浸けると剥けてくるアレ、まさにあんな感じ!

表皮が再生して水いぼもいっしょに剥がれていったのでしょうか、それとも水いぼの菌より手足口病の菌が強かったのでしょうか…

真相はわかりませんが、地味に延々と苦しめられていた水いぼの完治はありがたかったですね。


そんなわけで…物理的に離れていたので心配したのと、楽しみにしていた旅行が中止となり消耗しまくった夏休みでしたが、去年の今頃は無理に帰省して三男を入院させてしまったことを思い返すと、とにかく大きなイベントはなくとも家族が無事にのんびりとお休みを過ごせてよかった、とつくづく思います。

次男、三男はまだまだ流行性の病気にかかりやすい年齢がしばらく続きます。
今回次男はクループ持ちということもあり、帰省先の病院でも発作に備えたお薬の処方もしてもらえたりして助かりました。
長男だけの時には出先で大きな病気や怪我に遭ったこともなかったので重要性を意識していなかった(持たずに出ることもしばしば)のですが、今更ながら帰省や旅行には、何はなくとも保険証とお薬手帳だけは必携!!と改めて胸に刻んだワタシでした。

(tomekko)

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