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独身貴族は羨ましい?結婚しない男性・女性の特徴&現実をFPが徹底解説!

  • 2019.8.27
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こんにちは、婚活FP山本です。既婚者からすると、時に未婚の方が独身貴族に見えて羨ましいと感じることもあるでしょう。そんな視線を受けた結果、余計に「結婚なんかしない」と考える独身男性・女性もいるのが実情です。

しかし……実際に結婚しない、していない独身男性・女性は、そんな羨ましい存在なのでしょうか?そこで今回は、結婚しない独身男性・女性の特徴や現実をたっぷりお伝えします。既婚・未婚や性別を問わず、ご参考にどうぞ。

独身貴族の本来の意味は未婚なだけ?

まずは、根本的な独身貴族の意味に触れておきます。説明するまでもありませんが、独身貴族とは「経済的に裕福な独身者」です。また、結婚すると子供を筆頭に様々なことにお金が必要になるため、そういったお金が不要だから経済的に裕福という観点もあります。

合わせて「時間的に裕福」という意味もあるのが独身貴族です。結婚したら子供の相手もそうですし、時には夫婦間でもイヤイヤ相手をしなければならない時も出てきます。少なくとも、独身者ほどには時間を自由に使えません。お金も時間も裕福と見なされるのが基本です。

冷静に見れば、あくまで独身貴族の本来の意味は「未婚なだけ」と言えます。これを貴族というなら、学生結婚しなかった社会人一年目の方は、全員が独身貴族になるでしょうね。

まだまだ未婚を独身貴族と見る風潮はある

それほどまでに、結婚するとお金も時間も自由でなくなるからこそ……とも言えます。また一昔前は「結婚してこそ一人前」という風潮があったため、未婚者を軽視する頃もあったわけです。そんな未婚者を少しでも立てる意味合いを込めて、独身貴族と呼ぶようになったという説もあります。

羨ましいと見るか軽視するかは人によりますが、まだまだ未婚者を独身貴族と見る風潮は残っているのが現実です。少なくとも「単なる独身、未婚なだけ」とは見なされない点は事実でしょうね。

独身貴族の意味は元に戻ったのかも……?

次は、現代の独身者の現実についてお伝えします。以前の意味は、独身(貴族)は「お金も時間も裕福で自由」です。しかし現代の独身者は、むしろ既婚者よりお金も時間もありません。ないから、したくても結婚も婚活もできない人……というほうが現代の意味合いに即していると言えます。

また、最近の貴族は「昔は裕福だった」という没落系も多いのが現実です。実際にお金に困窮するようになった方もいますが、何より「お金や時間の快楽は一過性」と言えます。男性も女性も40歳頃には落ち着き、お金や時間があっても持て余してしまうのが現実です。

お金や時間があってもなくても、どちらにしても独り身を苦しんでいるのが現代の多くの独身者と言えます。総じて、元々の意味に戻ったのかもしれません。現在のあなたの立ち位置を問わず、ちょっと意外な現実かもしれませんね。

年収や貯金を無視した危険な独身が増加

女性の中には理解したくない方もいるかもですが、本来の結婚は「支え合い」です。最近では、全てにおいて対等に支え合う結婚が主流と言えます。特に「お金」について、経済的に困窮しているなら、本来は結婚して互いに支え合うのが自然なはずではないでしょうか?

……にも関わらず、実際には自分の年収や貯金を無視した危険な独身者が増加傾向です。余裕があるならあるで結婚を拒否する傾向にあります。何とも怖い兆候かもしれません。

結婚しない男性の特徴は「年収が低い」

ここからは、結婚しない男性の特徴をお伝えします。すでに少し触れましたが、やはり結婚しない男性は「年収が低い」という傾向です。年収が低いから結婚しても妻子を養えないと考え、婚活自体をしません。程度によっては、恋愛すら諦めている男性も多いのが現実です。

そこまで低くなくても、最近では「将来が不安だから」という理由で結婚しない男性も増えています。最近は仮に大手に勤めていても、簡単に倒産したりクビになったりする時代です。中堅以下の企業に勤めているなら尚更と言えます。そんな「年収への自信のなさ」が結婚を拒否するわけです。

いずれにしても、「結婚したら男性が妻子を養うもの」と強く考えすぎているのが原因とも言えます。世の中には、むしろ共働きを希望する女性もいることを知ってほしいところでしょうか……。

実際に女性も避けることが多いのが現実

あなたが女性なら、年収の低い男性は結婚相手になりえますか?少なくとも、進んで年収の低い男性を選ぶ女性は滅多にいません。年収の低い男性の多くは、大なり小なり恋愛や婚活に励み、失敗が続いた原因を年収だと考えて、結婚を諦めてしまったのが真の現実です。

なにせ現代の年収は、仕事をがんばっても簡単には上がりませんからね。それ以上のことができる男性は少数派ですし、何とも厳しいのが現代の現実といえるのかもしれません。

結婚しない男性の特徴は「モテない」

もう一つ、結婚しない男性はシンプルに「モテない」という傾向です。「モテたことがない」とも言えます。先ほどの年収も一因ですが、他にも容姿や性格が悪い、あるいは女性への応対下手が原因です。程度問題もありますが……そうでないことも多いのが現実かもしれません。

付け加えれば、「モテる努力をしない」とも言えますね。自分の欠点や短所を無視することもあれば、本気で何をすればいいか分かっていない男性も多いです。ヒドいと「男性に合わせるのが女性の役目」などと、現代で亭主関白を発揮している方もいるのが実情と言えます。

さらに言えば、男性も若ければ「将来性」を見てもらえるのですが、相応の年齢になれば見てもらえません。思い当たる男性は猛省し、今からでも努力に励んだほうが賢明かもしれませんよ。

たとえ公務員でも婚活でモテない人も……

男性の中には意外に思う方もいるかもですが、「年収さえ高ければ女性にモテる」というものではありません。たとえ経営者でも大手勤めでも公務員でも、婚活でモテない人はモテません。仮に結婚できても、旦那の年収が高いのに離婚する女性も極めて多いのが現実です。

稀に、容姿が良くて昔はモテたものの、加齢で容姿が衰えてモテなくなったから結婚できなくなった男性もいますね。今、モテないなら改めてモテる努力に励んではいかがでしょうか?

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結婚しない女性の特徴は「高望み」

ここからは、結婚しない女性の特徴をお伝えします。まずは、やはり「高望みしがち」という傾向です。今、声をかけてくる男性以上のレベルばかりを狙った結果、声をかけてこない男性を狙い続けた結果、とも言えます。その結果、完全に売れ残ってしまった女性も多いですね。

女性の場合は「過去のモテた記憶が忘れられない」ケースも多いと言えます。女性は若ければ、大なり小なりモテますからね。声をかけられたことがある、付き合ったことがある水準の男性になら、今でもイケると勘違いすることも多いです。年齢のわりには容姿を残している、努力を続けているなら尚更でしょうか。

どちらにしても、現在の現実を無視している、夢を見ているとさえ言えます。厳しいようですが、女性の魅力は加齢とともに確実に落ちるのが現実です。少し冷静に、今の自分を見てみましょう。

男性ばかり見て、自分を見てない女性は多い

高望みを続ける女性は、現在の自分の市場価値を理解していない傾向ですが、並行的に「男性の欠点や短所に敏感」という傾向にもあります。男性を下に見て、間接的に自分の価値を上げようとするわけです。「指摘してあげている」というナゾの上から目線なこともありますね。

このように、高望みが「性格の悪化」に繋がり、そのまま売れ残りに繋がってしまった女性も多いのが現実です。心当たりのある女性は、少しアタマを冷やしたほうが賢明かもしれませんよ。

結婚しない女性の特徴は「感情的」

もう一つ、結婚しない女性は「感情的」という特徴がありがちです。先ほどの高望みなども含むことも多いですが、他にも「女性の優位性を誇示する」「恋愛と婚活を混同している」なども含みます。究極、女性は男性にお姫様のように大切に扱われて当然……でしょうか。

また最近では「今どうしたいか?」で考える女性も多いです。今は結婚したくないだけと考え続け、気づいたら婚期を逃してしまったケースと言えます。結婚は、したくなったらいつでもできるものではないのですが……モテるのが当たり前の若い頃ほど、気づきにくい現実かもしれません。

総じて、感情的な女性は「未来を考えない」という傾向にあります。その状態を続けた未来がどうなりそうか、考えたことはありますか?そろそろ、白馬の王子様が迎えに来ない可能性も考えましょう。

「休日は一人でいたい」系も極めて多い

最近は女性でも平日は仕事が多忙ということも多く、休日は一人でゆっくりしたいという方も多いです。体力や気力を考えると仕方ないようにも思えますが、延々と事情が変わらず売れ残ったケースも極めて多いと言えます。これも、未来を考えなかったのが原因でしょう。

特に女性の場合、仕事への労力と男性にモテる努力が違うことも多いので、本当に大変ですよね。でも、だからといって男性は待っていてくれませんし、相応の年齢になればモテなくなるのが現実です。未来を考えて、今は少しだけムリしましょう。

結婚しない独身貴族は羨ましい……のか?

ここで少し、未婚者についてまとめておきます。あなたは結婚しない未婚の男性・女性について、どのように思えましたか?控えめに考えても、羨ましい独身貴族とは思えなかったのではないでしょうか?もちろん例外はありますが、これが未婚者の一つの現実です。

そもそも、「9割の未婚者は結婚願望アリ」という統計結果があります。独身を貴族のように謳歌しているのは1割にすぎず、9割の未婚者は「結婚したいのにできていない」のが現実です。今は苦しんでいなくても、いずれ独身でいることを苦しむのが独身者とも言えます。

もっとも、既婚者も3組に1組は離婚する時代なので、いつ独身に戻るか分かりません。明日は我が身と考えて、既婚者は独身者に寄り添い、独身者は結婚に向けて努力することをおすすめします。

「確かな独身貴族」も現実に存在する!

結婚は絶対的なものではなく、「確かな独身貴族」も現実に存在します。基本は「経営者」で、プライベートよりも熱中・充実できる仕事をしている方に多いです。相応の成功を前提にお金も時間も自由ですし、何より定年もありません。イヤな命令をしてくる上司もいませんね。

貴族ほどの自由は、相応の責任やリスクの対価とも言えます。現代の貴族は「自動的になるもの」ではなく「目指すもの」です。独身貴族になりたいなら、ただの未婚者で終わりたくないなら、相応の覚悟を元に挑みましょう。

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結婚の意味は「老後」にこそ分かる

最後に、結婚や独身貴族についての肝をお伝えします。結婚して時間やお金に苦労している方なら、独身者が貴族のように羨ましく見えることもあるでしょう。そんな既婚者を見て、結婚しなくて良かったと感じている独身者も多いのが現実です。これはこれで一つの確かな事実と言えます。

しかし……筆者から言わせれば残念ながら間違いであり、少なくとも正しくありません。結婚が成功か失敗かは誰にも分からず、それが分かるのは「老後の頃」です。また現代は、結婚しなければ老後を生き抜けない傾向にあるのも、また現実と言えます。

簡単に言えば、現在の気持ちや事情だけで結婚の成否を考えるのは無意味です。「最終的に自分はどんな老後を、人生の最後を迎えたいか」を考え、それに沿っているか否かで考えましょう。

「未来の落とし穴」を見据えて考えよう

今が幸せなら未来も幸せとは限らず、逆もまた同様です。むしろ未来を考えずに動いた、動かなかった方は、往々にして未来には落とし穴が待っています。「こんな風になるとは思わなかった」という後悔の声を聞いたことはありませんか?筆者は頻繁に聞いています。

結婚しなかった不幸もあれば、結婚したからこその不幸も確かに未来にあるのが現実です。未来の落とし穴を見据え、回避するにはどうしたらいいかを考えて行動を起こしていきましょう。

独身貴族と既婚者、どちらがいいかは……

男性と女性は惹かれ合うのが自然なものの、結婚すると幸不幸が分かれます。そして人間、隣の芝生は青く見える一方、自分のものは失わないと価値が分からないことも多いです。あなたの立ち位置に関わらず、ぜひ今ではなく未来を考え、現在の自分の立ち位置を再認識しましょう。

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