1. トップ
  2. テイラー・スウィフト、ファンとの交流イベントでは「お尻」をがっつり監視

テイラー・スウィフト、ファンとの交流イベントでは「お尻」をがっつり監視

  • 2019.8.27
  • 5000 views

テイラー・スウィフトが、ある事件以来、ファンとの交流イベント会場に必ず設置しているという「防犯装置」って? (フロントロウ編集部)

お尻にフォーカスした監視カメラを設置

2013年に行ったコンサートの舞台裏で、記念撮影の最に隣に並んだ元ラジオDJのデヴィッド・ミューラーからスカートの中に手を入れられ、お尻を掴まれるという痴漢行為を受けたシンガーのテイラー・スウィフト

ミューラー氏を相手取りセクハラ訴訟を起こした彼女は、2016年、法廷で自ら証言台に立ち毅然とした態度ででミューラー氏を糾弾し、勝訴した。

画像: 法廷で証言するテイラーの様子を描いたスケッチ。
法廷で証言するテイラーの様子を描いたスケッチ。

「Me Too」や「Time’s Up」といったセクハラ撲滅運動が活性化する少し以前に起きたこの苦い出来事を教訓に、以降、テイラーがファンとのミート&グリートなどにやむなく導入した設備がある。

それが、記念撮影中のテイラーのお尻のエリアに焦点を当てた監視カメラの設置。

英The Guardianとのインタビューで、「あれは本当にトラウマになったわ。あんな事が起こり得るなんて考えもしなかった。だって、あの人は恥知らずなことに、7人もの人の面前であんな行動に出たのよ」とミューラー氏によるセクハラについて振り返ったテイラーは、下半身専用監視カメラの設置を徹底する理由についてこう説明。

「もし、また同じ様なことが起きたとしても、全角度から撮影した監視カメラの映像があれば、証明できるでしょ」。

アルバムをリリースする度に、発売日前に厳選したファンたちを自宅などに招いてリスニング・パーティーと称した交流イベントを行なうなど、自分を支えてくれるファンたちとふれあう時間をとても大切にしていることで知られているテイラー。ファンを疑うのは心許ないものの、やはり、万が一の場合に備えて、徹底したセクハラ再発防止策を講じているということのよう。

画像: お尻にフォーカスした監視カメラを設置

余談ではあるが、自宅や実家に現れるなどストーカー化した男性ファンが、フォルダ別に分けられるほどいるということもあり、ここ数年、さらに警備を強化して万全を期しているというテイラー。

しかし、それでも彼女をまるで神のように崇拝し、執拗に押しかけて来るファンは後を絶たず、最近でもリュックサックに金属バットやピッキングに使うと見られる道具などをいっぱいに詰めた“自称・友人”と名乗る男がテイラーが米ロードアイランド州に所有する邸宅の周囲をうろついていたとして逮捕されるという事件があったばかり。

この時、幸いテイラーは不在だったため、被害は無かったが、そんな恐ろしい出来事が日常茶飯事のように起こるとなると疑心暗鬼になってしまうのも無理はない。(フロントロウ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる