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チェンマイで、ランナー文化を体感できる4スポット。

  • 2019.8.23
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タイ北部の古都チェンマイでは、旧市街をぶらりと散歩するのもいいし、ショッピングも楽しみ。タイ北部は、ミャンマーやラオス、中国の雲南とも近く、モン族やタイヤイ族、シャン族など、さまざまな民族が交流するなか、多彩な文化的影響を受けて、「ランナー文化」と呼ばれる独自の文化・伝統が育まれました。

お土産物的なクラフトは、ナイトマーケットでも売られていますが、ちょっと変わったものを手に入れたり、食べたりしてみたいなら、訪れたいのは、こんなところ。

モン族などの山岳民族は、伝統的に銀細工を身に着けるのがならわし。タイ北部では、伝統的に銀細工が盛んです。「ウアラーイ・シンラパ」は、創業60年を数える、老舗の銀細工店。アクセサリーや食器類、雑貨小物など、銀で作られたさまざまなアイテムが売られていて、伝統の装飾がいままた新鮮。

ウアラーイ・シンラパ108-110 Wualai Rd. Chiangmaitel:+66-53-275-171

欧米系タイ人のケント・グレゴリー氏が主催する「ソップモエアーツ」は、ランナー伝統の染めや織りの技術はそのままに、現代的なオリジナルデザインに仕上げているテキスタイルショップ。タイ北部のソップ・モエイという地域に暮らすカレン族の人々と密接に繋がり、手工芸を守りながら、生活の自立を支援しています。テキスタイルや竹製のカゴは、エスニックでありながらとてもモダン。

ソップモエアーツ150/10 Charoenraj Rd. Chiangmaitel:+66-53-306-123http://sopmoeiarts.com

時間をかけて、宝探しをしてみたいのが「モン族市場」。チェンマイ最大のワローロット市場の南西にあるモン族市場には、幾何学的な模様や花柄など、モン族が手作りしたさまざまな服や小物がぎっしり!民族衣装に縫い付けて用いる、装飾パーツなども多く売られています。最近では少なくなりましたが、繊細な刺繍を施したアンティーク的な価値ある布パーツも見つかるかも。

モン族市場Off Kuang Men Rd, Chiangmai

タイ北部に約700年前から伝わるのが、青磁釉を施したセラドン焼き。旧市街のターペー通りにある「サイアム・セラドン」は、100年以上前に建築された美しいランナー・コロニアル建築の店舗に、さまざまなセラドン焼きの製品が売られています。

ここでは、奥にある「ラミン・ティーハウス」で、セラドン焼きの器に盛られたタイ風アフタヌーンティーを楽しむのもおすすめ。自家農園で生産したオーガニック紅茶やコーヒーを味わいながら、野菜の生春巻や果物、スコーンがついたアフタヌーンティーで、ゆったりとくつろいで。

サイアム・セラドン158 Thapar Rd. Chiangmaitel:+66-53-234-518www.siamceladon.com

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