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人に好かれる魔法のテクニック!「赤みメイク」でめぐりのいい女に

  • 2019.8.21
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「MAQUIA」10月号では、メイクで好印象を与えるカギ、“赤み”にクローズアップ! メイクに上手に取り入れるためのコツを犬木 愛さんに教えていただきました。


人に好かれる魔法のしのばせ色
めぐりのいい女をつくる「赤みメイク」

人は、会った数秒で相手の印象を決めているという。もしもメイクの力で、好印象を与えることが出来たなら……。その理想を叶えるカギは、“赤み”。この魔法のテクニックは、必見です。


赤みと印象の相関性とは?

お話を伺ったのは…

資生堂 グローバル
イノベーションセンター 研究員
新井智大さん

2019年4月にOPENした、誰でも自由に訪れることができる美の複合体験施設にて、化粧心理に関する基礎研究を担当する。


「顔の赤みが増すと他者に与える魅力も比例して増す、という学術的な発表は多くあります。その理由として有力なのは、肌の赤みはその人が“健康的である”ことをアピールするからというもの。

世界各国でも研究されているのですが、フランスの研究結果では、赤い口紅をつけている女性は魅力がアップし、ピンクやブラウンのときと比べて、バーで声をかけられる率が上がったそうです。

またイギリスのジョーンズ博士は、他者から最もよく視認できる頬の赤みが大切であると主張しています。私たち資生堂の素肌の顔印象調査でも、特に目の下から頬の血色感で、人は相手が健康であるかを判断していると考えています。結果、血行の悪い肌よりも、陽気で元気な印象を与えることも分かっているんです。さらにイギリスでは、ワイン1杯分のアルコールを摂取すると血色がよくなり魅力が高まるという報告も。“ほろ酔いメイク”というものがありますが、まさにこの現象を上手に活用したものだと言えますよね」


ヘア&メイクアップアーティスト

犬木 愛さんに聞く

赤みを上手に取り入れる

3つのルール


Rule 1

大人をめぐらせる赤は、
くすみ系をにじませて

「パッと鮮やかな血色カラーの方が、好印象に見えそう!』というイメージがあるかもしれませんが、ややあからさますぎて逆効果に。よりナチュラルでリアルな印象に見えるのは、馴染みの良いくすみトーンなんです」


Rule 2

肌も血色めぐる印象に
土台にピンク

「肌の面積の広い部分に血色感を持たせると、よりめぐりの良い印象に。チークはもちろんですが、おすすめしたいのがピンクのコントロールカラーや下地。顔の中央をメインに忍ばせるだけで赤みメイクとの一体感もUP」

A 淡く柔らかピンク。フーミー コントロールカラーべース ピンク 15g SPF21・PA++¥1800/Clue B 青み発色で透明感もアップ。コフレドール カラースキンプライマーUV 05 25g SPF15・PA+¥2800(編集部調べ)/カネボウ化粧品 C 潤い感触でさりげなく温かみをプラス。アンジェリックコンプレクションプライマー 01 30g SPF22・PA++ ¥4200/THREE


Rule 3

眉にもほんのり
仕込むと、上級者

「顔全体に赤みを感じる……という印象を狙うのなら、実は眉毛もポイントに。目や頬、唇だけでなく眉にも赤みを忍ばせると、血色トーンでまとまりが出て、“メイク感”ではなく“めぐりの良い印象”に感じさせやすいんです」

D ブラウン寄りの赤で色眉初心者も使いやすい。アイブロースタイリング 3D 60 ¥1800、同 ケース¥700(ともに編集部調べ)/マキアージュ E 美発色でしっかり眉色をチェンジ! アイブロウ カラー コンパクト 01 ¥2800/アナスイ コスメティックス F くすみ系ピンクで目元印象も優しく。ヴィセ リシェ アイブロウパウダー BR-3 ¥1100(編集部調べ)/コーセー



MAQUIA10月号

撮影/田上浩一(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/犬木 愛〈agee〉 スタイリスト/後藤仁子 モデル/森 絵梨佳 取材・文/森山和子 構成/火箱奈央(MAQUIA)

【MAQUIA10月号は8月22日(木)発売】

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